ザ・ウルトラマン

ザ・ウルトラマン

円谷プロ製作の特撮ドラマ作品『ウルトラシリーズ』のコミカライズ作品。1975年の『ウルトラマンレオ』放映直後から連載された。宇宙の平和を守るため、宇宙警備隊を組織するウルトラマン一族と、他星を侵略する異星人・怪獣たちとの戦いを描く連作作品。また、2巻~3巻には「ウルトラ傑作選」として学習誌で連載されたウルトラマンエース、ウルトラマンタロウ、ウルトラマンレオの地球派遣時のエピソードが収録されている。いずれも原作の特撮作品とは異なる設定や展開となっている。

正式名称
ザ・ウルトラマン
作者
ジャンル
その他SF・ファンタジー
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概要・あらすじ

宇宙警備隊の一員・ウルトラマンが、パトロール中に彼の天敵ともいえる怪獣ゼットンに襲われ死亡するという事件が起きた。次いで新マンウルトラマンタロウウルトラマンエースたちが同様に、彼らが過去苦戦した敵に襲われ死亡した。捜索を続ける宇宙警備隊隊長ゾフィーウルトラマンレオたちの前に、宇宙大魔王ジャッカルが現れる。

かつて暴虐の限りを尽くしていたところをウルトラマンキングによって捕えられ、ブラックホールに閉じ込められていた彼は、ウルトラ一族への復讐と宇宙征服の野望のため、変身能力を使ってウルトラマンたちをひとりひとり抹殺していたのだった。圧倒的なジャッカルの攻撃力に宇宙警備隊は壊滅。

生き残ったゾフィーたち28人のウルトラ戦士は、地球侵略を開始したジャッカル軍団を倒すため地球に向かう。しかしジャッカル軍団の卑怯なやりくちに突破口を見出せずにいたとき、鎧をまとった謎の戦士が現れる。彼こそは宇宙警備隊アンドロメダ星雲支部隊長メロスだった。

登場人物・キャラクター

ゾフィー

宇宙警備隊の隊長。冷静で的確な判断力を持ち、隊員たちを率いる。必殺技はM87光線。ウルトラ兄弟たちの力を集めることによって、さらに高威力のビッグM87光線を放つことができる。

メロス

宇宙警備隊アンドロメダ星雲支部隊長。身長45メートル、体重4万5千トン。全身に鎧をつけて戦う。必殺技は両腕から発射するレーザーショット・アンドロメロス。また鎧の肩についている装飾部分を展開することで、第二の光線アンドロレーザーN75を発射することができる。また鎧の腹部についているブーメラン型の武器アンドランは、ウルトラセブンのアイスラッガーに勝るとも劣らない威力を持つといわれている。 直情的な性格から、当初はゾフィーと協力してジャッカルを倒すことを拒否したが、宇宙警備隊隊員たちの身を挺しての説得に心動かされ、共闘を決意する。

ウルトラマン

宇宙警備隊の隊員。宇宙パトロールの最中に、宿敵である怪獣ゼットンに変身したジャッカルによって殺害されてしまう。ジャッカルとゾフィーの最後の決戦に際し、ウルトラの神ウルトラマンキングから新たな命を授かり復活する。

ウルトラセブン

宇宙警備隊の隊員。人間に変身しているときの名前はモロボシダンで、ウルトラマンレオ地球滞在時に防衛隊マックの隊長を務めていた。この時、マグマ星人の操る怪獣のブラックギラス、レッドギラスとの戦いで負傷し、変身能力を失ってしまう。だが円盤生物シルバーブルーメの来襲に際し、最後の力で変身。 ウルトラマンレオに愛用の武器アイスラッガーを託して死亡する。その後、ジャッカルとゾフィーの最後の決戦に際し、ウルトラの神ウルトラマンキングから新たな命を授かり復活する。宇宙警備隊では道場の師範代を務めており、ファイタスからの挑戦を受けることとなる。

新マン (しんまん)

宇宙警備隊の隊員。『帰ってきたウルトラマン』の主人公であったウルトラマン。現在はウルトラマンジャックと呼ばれていることが多いが、本作の発表された時点ではまだジャックという名はつけられておらず、初代ウルトラマンとの区別から「新マン」と呼ばれている。身長40メートル、体重3万5千トン。 ウルトラマン殺害の犯人探しの途中で怪獣ブラックキングとナックル星人に襲われ、殺害されてしまう。ジャッカルとゾフィーの最後の決戦に際し、ウルトラの神ウルトラマンキングから新たな命を授かり復活する。

ウルトラマンエース

宇宙警備隊の隊員。身長40メートル、体重4万5千トン。地球滞在時は、防衛隊タックの隊員である北斗星司と南夕子がウルトラタッチを行うことでウルトラマンエースに変身していた。南夕子が月に帰ってからは、北斗星司一人で変身することになる。ウルトラマン殺害の犯人探しの途中でゴルゴタ星に立ち寄った際、エースキラーに襲われ、殺害されてしまう。 ジャッカルとゾフィーの最後の決戦に際し、ウルトラの神ウルトラマンキングから新たな命を授かり復活する。

ウルトラマンタロウ

宇宙警備隊の隊員。身長53メートル、体重5万5千トン。地球滞在時は、防衛隊ザットの隊員である東光太郎がウルトラマンタロウに変身していた。ウルトラマン殺害の犯人探しの途中で、大怪獣バードンに襲われ、殺害されてしまう。ジャッカルとゾフィーの最後の決戦に際し、ウルトラの神ウルトラマンキングから新たな命を授かり復活する。 その後、バルタン星人たちの王として地球侵略をたくらむ幼馴染エルフを止めるため、単身バルタン帝国へと乗り込む。

ウルトラマンレオ

宇宙警備隊の隊員。獅子座L77星の出身。身長52メートル、体重4万8千トン。怪獣のブラックギラスとレッドギラスを操るマグマ星人によって故郷を滅ぼされ、仇を討つために地球へやってきた。そこで人間モロボシダンに姿を変え防衛隊マックの隊長を務めていたウルトラセブンに出会い、負傷して変身できなくなってしまった彼の代わりに地球を守ることを約束する。 弟であるアストラとは生き別れになっていた。地球で人間の姿をしている時は、おおとりゲンと名乗っている。

アストラ

宇宙警備隊の隊員。獅子座L77星の出身。身長50メートル、体重4万9千トン。ウルトラマンレオの弟。怪獣のブラックギラスとレッドギラスを操るマグマ星人によって故郷を滅ぼされて以来、兄とは生き別れになっていた。地球で再会した後は、行動をともにするようになる。

ジャッカル

「宇宙大魔王」の異名を持つ異星人。身長60メートル、体重6万5千トン。かつて宇宙を荒らしまわり、暴虐の限りを尽くしていたところをウルトラマンキングによって捕えられ、ブラックホールに閉じ込められる。しかしブラックホールのエネルギーを吸収し、さらに強い力を身につけて脱出。25万人もの部下からなる軍団を結成し、宇宙警備隊のウルトラ戦士への復讐と宇宙征服に乗り出す。

ファイタス

メロスの弟。メロスとともに、ジャッカル軍団の生き残りを捜索する命令を受けていた。一時的にジャッカル軍団の生き残りに協力すると見せかけて、一味を一網打尽にすることに成功。しかしウルトラ戦士ナンバーワンの座にこだわり、ウルトラセブンに決闘を申し出る。

エルフ

ウルトラマンタロウの幼馴染のウルトラ戦士。やさぐれて流れ者となっていた時にバルタン星人の王子を助けたことをきっかけに、バルタン星人の王となる。冷たいウルトラ戦士たちよりも優しくしてくれたバルタン星人たちのためにと、地球侵略に手を貸すことを決意。宇宙警備隊より討伐隊が差し向けられることが決定するが、ウルトラマンタロウがそれを止め、ひとり説得に来ることとなる。

ウルトラマンキング

ウルトラ戦士たちの神とも言われる存在。死んだウルトラマン、ウルトラセブン、新マン、ウルトラマンエース、ウルトラマンタロウたちに再び命を与えるなど、数々の奇跡を起こす。また、かつて宇宙を恐怖に陥れた大魔王ジャッカルをブラックホールに閉じ込めるなど、戦士としての力も絶大。

集団・組織

宇宙警備隊 (うちゅうけいびたい)

『ザ・ウルトラマン』に登場する組織。ウルトラ戦士たちによって、宇宙の平和を守るために作られた組織。ウルトラの国に本部をはじめ、専用と思われる道場、病院など様々な施設がある。アンドロメダ星雲や宇宙の端の大要塞など、支部も多く存在している。

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