概要・あらすじ
北極の僻地、北極中立区上空で軍用機が自爆。軍用機のパイロットアンソロニーは、現場を確認しに来た北極警備隊隊員に発見される。紆余曲折をへて北極警備隊の一員にされてしまったアンソロニーは、一癖も二癖もある隊員達と北極警備隊本部で暮らし始める。
登場人物・キャラクター
アンソロニー
見た目は人間だが、実はアンソロニー型量産機プロトタイプソフト使用「アンソロニー号」というアンドロイド。持ち主は軍事マニアの資産家。搭載されたソフトが軍のテスト用ソフトであることと、持ち主が軍事マニアのせいで、自分は人間、であり、空軍最高司令官の父親に無理矢理空軍に入隊させられたと思い込んでいる。
隊長 (たいちょう)
北極警備隊隊長。本来の外見は20~30代の女性だが、何の前触れもなく性別も頭身も違うものに変身する。変身するキャラクターはおやっさん、ナットくん、まゆ子、デビル隊長、おぼっちゃま、不思議ちゃん、白くまの7パターン。
おやっさん
隊長が変身するキャラクターのひとつ。外見は無精髭を生やした中年男性。四六時中酔っぱらっている。
ナットくん
隊長が変身するキャラクターのひとつ。外見は小太りであばた面のオタク青年。趣味は北極2号を改造すること。
まゆ子 (まゆこ)
隊長が変身するキャラクターのひとつ。白くま部隊のアイドル。外見は背丈の小さい、瞳の大きな女性。パフスリーブで裾がフレアになったワンピースを着ているように見えるが、実は衣装ではなく彼女自身の皮膚で形成されている。
デビル隊長 (でびるたいちょう)
隊長が変身するキャラクターのひとつ。ホワイト軍の隊長。外見は背丈が大きく、鍛えられた肉体、瞳が赤く長い舌を持った男性。
おぼっちゃま
隊長が変身するキャラクターのひとつ。外見は気難しそうな顔をした男児。高飛車な言葉使いをする。迷子になりがち。
不思議ちゃん (ふしぎちゃん)
隊長が変身するキャラクターのひとつ。外見は色気のある20代女性。天性の魔性で人を振り回すのが得意。
白くま (しろくま)
隊長が変身するキャラクターのひとつ。外見も中身も白くま部隊の白くま。ゴリからは「ゴンゾー」と名付けられ、北極2号からは「コロキチ」と名付けられた。
キャサリン
北極警備隊副隊長。元特殊部隊所属の軍人。外見は短髪でボーイッシュな20代女性。部隊からはぐれてしまい、現在は北極警備隊に身を寄せている。不思議ちゃんに好意を寄せており、過去にデートもしている。アンソロニーを敵視してる。
野田 (のだ)
北極警備隊隊員。外見は10代後半の少年。いい年をしておねしょをしている。
ゴリ
北極警備隊料理長。外見はモヒカンで大柄。外見に反して心根が優しい。割烹着を着こなす。
北極2号 (ほっきょくにごう)
北極警備隊所属のロボット。
アンソロニー型量産機改良ソフトBタイプ使用ソフトナンバー36205号
アンソロニーと同じ外見のアンドロイド。アンソロニーを探してノースシティに来た。
集団・組織
北極警備隊 (ほっきょくけいびたい)
『北極警備隊』に登場する組織。北極の僻地北極中立区に本部を置き、北極の平和を守っている。
ホワイト軍 (ほわいとぐん)
『北極警備隊』に登場する北極で活動するテロ組織。白くま部隊、ベルーガ部隊等で構成されている。
白くま部隊 (しろくまぶたい)
『北極警備隊』に登場する組織。白くまで構成された部隊で、ホワイト軍に所属している。白くまに衝撃を与えると、可愛いぬいぐるみのような白くまに変身するが、中身は凶暴である。
ベルーガ部隊 (べるーがぶたい)
『北極警備隊』に登場する組織。ベルーガで構成された部隊で、ホワイト軍に所属している。ベルーガに衝撃を与えるとイッカクに変身し、イッカク部隊になる。