概要
どんな依頼でもこなす凄腕スイーパー、「シティーハンター」冴羽獠は、コンサートのため来日した西ガリエラ共和国の天才ピアニストであるニーナ・シュテンベルグから、生き別れた父親の捜索を依頼される。
これがきっかけで、西ガリエラ共和国と対立する東ガリエラ国の工作員を巡る事件に、冴羽獠達は巻き込まれていく。
登場人物・キャラクター
冴羽 獠 (さえば りょう)
新宿に住む凄腕スイーパー。通称シティーハンター。銃を持たせたら裏社会ナンバーワンと噂される男。美女の誘惑にはめっぽう弱く、それが原因でいつも槇村香の怒りを買っている。
槇村 香 (まきむら かおる)
犯罪組織に殺された兄・槇村秀幸の後を継いで、冴羽獠のアシスタントをしている。依頼人に色目を使う冴羽獠が気になって仕方がない。
ニーナ・シュテンベルグ (にーなしゅてんべるぐ)
西ガリエラ共和国のピアニスト。かつて海坊主が世話になった氷室真樹の音楽を通じての親友。コンサートとともに日本にいるらしい父親を捜しに来日する。
クラウス
ニーナ・シュテンベルグの祖父で彼女のマネージャーを務めている。
ヨハン・フリードリッヒ・フォン・ヘルゼン (よはんふりーどりっひふぉんへるぜん)
東ガリエラ国の「赤い死神」と恐れられる工作員。日本で活動している。ニーナ・シュテンベルグの父親。
ギュンター
東ガリエラ国の工作員。クラウスが持っているらしい情報を奪うため、クラウスと槇村香を拉致する。
海坊主 (うみぼうず)
本名は伊集院隼人。元傭兵で冴羽獠のライバルのスイーパー。傭兵時代は「ファルコン」のコードネームで恐れられていた。傭兵時代に仲間だった美樹と喫茶店「キャッツアイ」のマスターをしている。
美樹 (みき)
美人店主で評判の「キャッツアイ」という喫茶店の店主。海坊主のかつての傭兵仲間でパートナー。