概要
飛行機事故によって恋人のハルとケンカ別れのまま死別したくるみは、ショックで押入れの中に引きこもり生きる気力を失っていた。くるみの祖父が経営する工場で働く人型ロボットのキューイチは、そんなくるみを元気づけるためハルそっくりのロボハルに変身してくるみと暮らし始める。
登場人物・キャラクター
くるみ
飛行機事故で恋人のハルを失い、何も食べず眠らず押入れの中で暮らしている。思い出がつまった小物を集めるのが趣味。
荒波 (あらなみ)
キューイチをロボハルとしてくるみのもとへ送り出した医者。町の人からは、やぶ医者と呼ばれることもある。
キューイチ
くるみの祖父時夫が営む工場で働く人型ロボット。
リュウ
ハルの昔の友だち。幼い頃にハルと一緒に不法労働現場で働いていた。飛行機事故の真相に気づく。
時夫 (ときお)
染物職人として工場を営むくるみの祖父。生きる気力を失ったくるみを救うために作業ロボットのキューイチをロボハルとして派遣することを決意する。
ロボハル
キューイチがハルに姿を変えたロボット。くるみを救うためケアセンターから派遣される。ルービックキューブを手がかりにくるみを喜ばせようとする。
ハル
飛行機事故で亡くなったくるみの恋人。
その他キーワード
ルービックキューブ
『ハル』に登場する玩具。くるみとハルが、自分のやってみたいことや願いごとを各面に書き込んでいる。色を揃えると書かれた文字が読めるようになっている。
クレジット
- 監督
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牧原亮太郎
- 脚本
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木皿泉 , 総作画監督
- 音楽
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大島ミチル
- アニメーション制作
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WIT STUDIO