概要・あらすじ
舞台は「バスケットボールによって世界が創造された」という神話が信じられている、惑星アースダッシュ。大型二足歩行マシンビッグフットにより行われるバスケットボールBFBが流行するこの世界で、BFBを憎むダンは、試合を潰そうと乱入する。
しかしこの事件がもとで、新スポーツバスカッシュを産み出したダンは生きる伝説となり、プレイヤーとして活躍していく。
登場人物・キャラクター
ダン・JD
妹のココがビッグフットによる事故により、バスケットボール選手生命を絶たれたことから、BFBを激しく憎むようになる。そして試合を潰すために、公式試合に乱入。このとき、ジグザグの軌道を描くシュートを放ったことから、観衆を魅了。 自身は逮捕され懲役1年の刑に処されるが、そのプレイスタイルは世界中で模倣され、新スポーツバスカッシュを産み出し、生きる伝説と呼ばれる。出所後はセラとアイスマンとチームバスカッシュを結成し、選手として活躍。 各地を転戦するうちに、世界の深遠なる秘密に迫っていく。ヘッドギアやマスクに変身するペットアクセ、スパンキーを連れている。
セラ・D・ミランダ
「プラチナの疾風」の異名を持つ、勝ち気な美少女バスカッシュプレイヤー。強い異性と付き合い、強い遺伝子を残すことを信条としており、強敵との勝負を常に望んでいる。グローブに変身するペットアクセ、クローリーを連れている。 ダンやアイスマンとの勝負を経て、チームを組んでいる。
アイスマン・ホッティ (あいすまんほってぃ)
「燃える氷結地獄」とあだ名されるバスカッシュ選手。クールな性格の青年だが、試合では自分を見失い、ラフプレイに走る癖がある。眼鏡に変身する双子のペットアクセ、レフティとライティを連れている。 ダンの乱入により、試合をぶち壊された選手の1人だが、その後意気投合してダンとセラとチームを組む。
ミユキ・アユカワ (みゆきあゆかわ)
チームバスカッシュのメカニックマンを務める少女。ダンとは幼なじみで、相思相愛であったが、長い間離ればなれであった。ダンとの再会後は祖父とともにビッグフットのダンガン号を造り上げ、ダンに託す。
ココ・JD
ダンの妹。実力のあるバスケットボールプレイヤーだったが、ビッグフットによる事故が元で足を怪我し、一生車椅子での生活を余儀なくされる。怪我を治そうと奔走する兄に対しては冷ややかな目で見ているが、その一方で、陰ではダンたちの活躍ぶりを、ネットニュース記者として匿名で寄稿している。
ルージュ
3人組の女性アイドルユニットにしてバスカッシュチーム、エクリップスのリーダー。試合ではダンスを取り入れたトリッキーなプレイを得意とするプレイヤー。利用するつもりでダンに接近するも、試合を通じて彼に惹かれていき、想いを寄せるようになる。
ジェームス・ローン (じぇーむすろーん)
伝説的な殿堂入りバスケットボール選手で、その功績からスポーツ文化発展委員会終身会長に就任。バスカッシュを独自のルールで公式スポーツ化し、管理しようと目論むが、ダンたちの妨害を受ける。
ビッグフット
『バスカッシュ!』に登場するロボット。車を原型に発展していった二足歩行マシンで、車に手足が生えたような形をしている。作業機械やパトカーとして運用される生活必需品となっているが、競技用に改造され、娯楽の分野でも活躍している。
BFB (びーえふびー)
『バスカッシュ!』に登場する架空のスポーツおよびプロリーグの名称。「ビッグ・フット・バスケ」の略。端的に言えば、競技者がビッグフットに乗り込んで行うバスケットボールであり、基本的にはバスケットボールのルールに則り、5対5で行われる。 元々は競技場で催されていたが、ダンの乱入試合で競技場が粉砕されたことをきっかけに、町中で自由にプレイするバスカッシュへ進化した。
ペットアクセ
『バスカッシュ!』に登場する架空の生物の総称。その生態系は謎に包まれており、その姿は齧歯類のようなものもあり、爬虫類のようなものもあり、昆虫のようなものもありと、多種多様な個体が存在する。人語を解するほか、飼い主の装身具に変身するなどの特殊能力を持つ。 特異な性格を持つ個体が多く、飼いならすのは至難の業とされる。