ブロッケンブラッド

ドイツ系日本人の高校生守流津健一が、男でありながら変身魔女っ子ヒロインとして錬金術師たちと戦う姿を、きわどいパロディネタも交えてコミカルに描いた作品。

正式名称
ブロッケンブラッド
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
レーベル
YK コミックス(少年画報社)
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概要・あらすじ

17世紀ドイツの錬金術師ヨーハン・シュルツは人工的に魔女を創り出すことに成功し、自らの血液にその力を注入した。ヨーハン・シュルツの子孫であるドイツ系三世の高校生男子守流津健一は「ブロッケンの血族」としてその力を受け継いでいた。従姉の四方田礼奈によって無理やり変身させられた健一は、人工魔女理論を悪用する錬金術師たちとの戦いに、魔女っ子ヒロインとして身を投じるのだった。

登場人物・キャラクター

守流津 健一 (しゅるつ けんいち)

ドイツ系三世、15歳の高校一年生男子。錬金術師ヨハン・シュルツの直系の子孫で、「ブロッケンの血族」の力を持つ。従姉の四方田礼奈の手によって無理やり魔女っ子ヒロインに変身させられ、「ブロッケンの血族」の力を悪用する錬金術師たちとの戦いに駆り出されている。魔法少女でありながら魔法を使うことはなく、戦闘時には礼奈から手渡された魔法のステッキを使って相手を殴り倒す。 金髪碧眼の端正な顔立ちをしており、潜入捜査の際には礼奈によって女装をさせられているが、男であることを見破られることは少ない。女子中学生「クリスチーネ幸田」、現役女子中学生アイドル「ノイシュヴァンシュタイン桜子」、美少女気象予報師「ホーエンツォレルン楓」などの偽名を持ち、潜入先によって使い分けている。 普段は学校で吹奏楽部に所属し、トロンボーンを担当している。考証のしっかりした時代劇を好むなど、年齢に見合わず渋い趣味を持つ。「ノイシュヴァンシュタイン桜子」がクラスで人気になり、話題に上がることに日々苦悩を覚えている。

四方田 礼奈 (よもだれな)

守流津健一の従姉で、健一を魔女っ子ヒロインにしたてあげた張本人。三十代で子持ち。「ブロッケンの血族」の力を悪用する錬金術師たちと戦いを続けているが、金にがめつい一面があり、捜査の一貫といいながら健一に女装をさせて「ノイシュヴァンシュタイン桜子」としてアイドルデビューさせ、映画の撮影やコンサートの開催などを行ってお金を稼いでいる。 若いころには変身魔法少女「魔法のポケベルエンジェル・ホワイティ・レナ」として活躍していたが、現在はその過去を非常に恥ずかしがっている。

四方田 明日香 (よもだ あすか)

四方田礼奈の娘で、14歳の中学二年生女子。守流津健一と共に魔女っ子ヒロインとして錬金術師たちと戦いを繰り広げている。戦闘時には「アンブレラ・イージス」という、傘を使った防御技を使い、健一とは違って魔法を使う様子を見せる。健一には好意を抱いており、健一が露出度の高いデザインの服装に変身すると、興奮のあまり鼻血を吹き出して失神することが多々ある。 後に修行によって、興奮をエネルギーに変え、防御や攻撃を行う技術を身につける。また健一が変装しているアイドル「ノイシュヴァンシュタイン桜子」の歌は、明日香によって録音されている。

羽生 源太郎 (はにゅう げんたろう)

24歳の大学院生。京都の陰陽師の末裔だったが、現代社会ではその力を活かせないことを悩んでいた13歳の頃に四方田礼奈と出会い、口車に乗せられて魔女っ子ヒロインとして活動を始める。しかし、15歳になって背が伸びたことで「コスチュームが似合わない」という理由から魔女っ子ヒロイン役を解雇され、当時の恥ずかしい衣装に嫌気がさしていたこともあいまって礼奈に復讐心を抱いている。 しかし「クリスチーネ幸田」として変装していた守流津健一と出会い、健一たちと共闘するようになって礼奈との関係も修復する。その後は「翔子」と名乗り女装してアイドルデビューを果たし、健一、深野としおと共にアイドルグループ「カッシュマッシュ」を結成する。 長年の女装の経験から、普段から女装が板についている。健一のことは女の子だと思っており、好意を抱いている。

深野 としお (ふかの としお)

15歳の高校生男子。女怪盗団「不可能姉妹(インポッシブルシスターズ)」の次女「インポッシブル・シャーク」の息子。母親が第二期「不可能姉妹(インポッシブルシスターズ)」として活動を再開したことで、自身も女装し、女怪盗「しおん」と名乗って活動を手伝っていた。しかし、女装には嫌気がさしており、守流津健一と出会ったことで改心。 健一と共闘することになる。だが女装癖は治らず、その後も「しおん」としてアイドルデビューを果たし、健一、羽生源太郎と共にアイドルグループ「カッシュマッシュ」を結成する。源太郎と同じく、健一のことは最初に出会った際に名乗っていた「クリスチーネ幸田」という女の子だと思い込んでおり、好意を抱いている。 そのため源太郎とはライバル関係にある。

海江田 たまみ (かいえだ)

代々変身の術を継承してきた忍者の末裔の女の子。忍術と「ブロッケンの血族」の力を組み合わせた技術で日本を影から操る黒幕たちの依頼で活動を続けていた。とあるテレビ局の社長に雇われて「ノイシュヴァンシュタイン桜子」の偽者としてニセスキャンダル事件を引き起こすが、守流津健一たちによって阻止される。 その後、四方田礼奈に雇われて、「ノイシュバンシュタイン桜子」と「ホーエンツォレルン楓」がダブルブッキングした際に、どちらかの替え玉として出演することになる。時には男装して健一の替え玉役をこなすことも。

守流津 愛 (しゅるつ あい)

守流津健一の妹で年齢は9歳。健一と同じくヨハン・シュルツの直系の子孫であり、「ブロッケンの血族」の力を持つ。物語の冒頭で、四方田礼奈によって健一と共に魔女っ子ヒロインに変身させられるが、それ以降で表立って活動することは少ない。

守流津 美加子 (しゅるつ みかこ)

守流津健一の母。世界を股にかけて活躍する工業デザイナー。若いころには四方田礼奈と共には変身魔法少女「魔法のポケベルエンジェル・ゴールディ・ミカ」として活動しており、「ゴールディ・ホワイティ」の一員として第一期「不可能姉妹」と戦っていた。礼奈とは違い、現在でも変身することにためらいがない。 健一がアイドル活動を行っていることは礼奈から隠されていたが、事実を知ってからはむしろ喜んでいる。

守流津 健介 (しゅるつ けんすけ)

守流津健一の父。海外で活躍している航空機パイロット。若いころ変身魔法少女「天空のエンジェル リヒトホーヘン薫子」として活動しており、四方田礼奈や守流津美加子たちとともに戦っていた。妻の美加子と同じく、現在でも変身することにためらいがなく、健一にショックを与える。

中年の錬金術師 (ちゅうねんのれんきんじゅつし)

「ブロッケンの血族」の力を利用して犯罪を繰り返している中年男性の錬金術師。本名は不明。いつも奇妙なコスチュームに身を包んで、人騒がせな計画を実行している。物語の冒頭で守流津健一に倒されて以来、女装した美少年を嗜好するようになってしまった。

ヨーハン・シュルツ

17世紀ドイツの錬金術師。魔女の能力を科学的に分析することで宇宙の真理を解明することができると考え、錬金術の研究に明け暮れていた。しかし、留学に向かったイタリアでは魔女は時代遅れとバカにされ、失意のあまり人工的に魔女を創りだすことに没頭する。その後、独自の科学理論で魔女の能力を自分の血液に与えることに成功し、その能力を受け継いだ子孫である「ブロッケンの血族」を作り出した迷惑な人物。

西園寺 綾姫 (さいおんじ あやひめ)

守流津健一が「クリスチーネ幸田」として潜入した女子学園の生徒。学園理事長の孫娘であり、いわゆるお嬢様キャラ。当初は「クリス」こと守流津健一とは仲があまり良くなかったが、「ノイシュヴァンシュタイン桜子」のファンとして再登場し、「桜子」の正体が「クリス」であることに気付いてからは親しくなっている。 もちろん「クリス」の正体が健一であることは知らない。

花京院 京花 (かよういん きょうか)

人気女優であり、「ノイシュヴァンシュタイン桜子」こと守流津健一と、ドラマや映画でたびたび共演している。撮影のためのセクシー衣装で健一や「カッシュマッシュ」メンバーを困惑させることもしばしば。実は「ブロッケンの血族」であり、俳優の唐山と共に特務部隊「Tokyo Alchemist Taskforce Untouchably」(略称T・A・T・U)として、政府の依頼の元に悪質な錬金術師と戦っている。

藤井 由乃 (ふじい よしの)

守流津健一のクラスメイトの高校生女子。新聞部員でクラスでは「趣味嗜好がある特定の方向で腐っている」ことで有名。クラスで大人気のアイドル「ノイシュヴァンシュタイン桜子」が、実は男性ではないかと疑っており、その証拠をつかもうと「桜子」の撮影現場やライブ会場に足を運び、健一を怖れさせている。

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