ミニパト

ミニパト

フルデジタルCGによる持ち手のある紙人形状にデフォルメされたキャラクターが、パタパタアニメ風の動きでパトレイバー・ワールドの裏話しを語る短編ギャグ・アニメ。シリーズの生みの親である押井守が脚本を、神山健治が監督を担当した。第1話「吼えろ リボルバーカノン!」、第2話「あヽ栄光の98式AV!」、第3話「特車二課の秘密!」の全3話からなり、劇場公開時には『WXIII 機動警察パトレイバー』の上映前に、期間・劇場ごとに異なる1話がシャッフル上映として併映された。

正式名称
ミニパト
ふりがな
みにぱと
原作者
制作
Production I.G
公開日
監督
神山 健治
ジャンル
ギャグ・コメディ
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概要

第1話の「吼えろ リボルバーカノン!」では、98式AVイングラムの主要装備として開発された37mmリボルバーカノン。その呼称、仕様弾薬などに関する薀蓄を、後藤隊長が詳細に解説する。第2話「あヽ栄光の98式AV!

」では特科車両二課のメイン・メカ98式AVイングラムに関して、警察任務上あるべき形態、さらには真の主役は誰であるべきか等の考察を、整備班主任のシバ シゲオがロボット・アニメの歴史の観点から語りつくす。

第3話の「特車二課の秘密!」ではこれまで一切語られることのなかった特車二課の秘密。その切迫した財政状況と食糧事情を一挙に解決した後藤隊長の手口を、南雲隊長が白日の下に曝す。

登場人物・キャラクター

後藤 喜一 (ごとう きいち)

『ミニパト』第1話「吼えろ リボルバーカノン!」の語り部。警視庁警備部特科車両二課第二小隊長で、階級は警部補。

太田 功 (おおた いさお)

警視庁警備部特科車両二課第二小隊員で、二号機の操縦担当(フォワード)。階級は巡査。リボルバーカノンをやたらと撃ちたがる癖があり、本作でも後藤隊長の指示により、嬉々として撃ちまくる。

南雲 しのぶ (なぐもしのぶ)

『ミニパト』第3話「特車二課の秘密!」の語り部。警視庁警備部特科車両二課第一小隊長で階級は警部補。

シバ シゲオ

『ミニパト』第2話「あヽ栄光の98式AV!」の語り部。警視庁警備部特科車両二課整備班の主任。

その他キーワード

98式AVイングラム (きゅうはちしきえーぶいいんぐらむ)

『ミニパト』の主要メカ。レイバーメーカーの最大手篠原重工製の高性能レイバーで、汎用性が高くさまざまな道具を使いこなせる。

37mmリボルバーカノン (さんじゅうななみりりぼるばーかのん)

『ミニパト』第1話「吼えろ リボルバーカノン!」の武装。98式AVイングラムの主要武器で、パトレイバーの膝下のカバー内に収容されている。全長1メートル30センチで、口径は37ミリ。弾丸はホローポイント弾を使用する。

クレジット

原作

ヘッドギア

監督

脚本

音楽

川井憲次

アニメーション制作

Production I.G

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