概要・あらすじ
東京の地下には、出会う幸せになれる奇跡の電車「ミラクルトレイン」が走っている、という都市伝説がある。そんな都市伝説を知ってか知らずか、1人の女性がいつものように電車に乗り込むと、目の前には6人の美少年。
「ようこそ! ミラクルトレインへ」と話しかけられ、初めて女性は都市伝説を思い出す。こうして女性は、6人の「駅」たちに悩み事を話すことになる。
登場人物・キャラクター
六本木 史 (ろっぽんぎ ふみ)
六本木駅の擬人化キャラ。爽やかな外見と抜群のファッションセンスを持ち、何事にも真剣に取り組む真面目な青年。思慮深い性格のため口数が少なく、影が薄いと評されることもあるが、何気ない発言でも的を射ていることが多い。 IT関係に造詣が深く、ハッキングなども得意としている。
都庁 前 (とちょう さき)
都庁前駅の擬人化キャラ。メガネを着用してキレ者の雰囲気を醸し出す大江戸線のリーダー。見掛け倒しではない優秀な頭脳の持ち主で、紳士的かつ落ち着いた雰囲気も持ち合わせているためメンバーからの信頼は厚い。 その一方で生真面目が過ぎて、要所で微妙にハズれた言動を取ってしまうことも多い。
新宿 凛太郎 (しんじゅく りんたろう)
新宿駅の擬人化キャラ。チャラい見た目通りのアバウトかつルーズな自由人で、細かいことは気にしない性格。夜に強く、女性と見ると見境なく甘い言葉をかけることもしばしば。大江戸線のサブリーダー的であり、双子の兄である中央線の新宿慎太郎を始めとした沢山の兄妹を持つ。
月島 十六夜 (つきしま いざよい)
月島駅の擬人化キャラ。温厚で物静かな佇まいの好青年だが、何を考えているか分からないミステリアスな雰囲気も身に纏う。怒らせると一番怖いと噂されており、特に大好物であるもんじゃ焼きに関しては性格が豹変するほどに強い拘りを持っている。
汐留 行 (しおどめ いく)
汐留駅の擬人化キャラ。幼い見た目通りの天真爛漫な性格で、その無邪気ゆえに毒舌家な側面も持つ元気っ子。イタリア語が堪能であり、新しい物が大好き。他のメンバーからは子供扱いされているが、隠れ鉄道オタクゆえに誰よりも深い鉄道知識を有する。
とくがわ
いつの間にか大江戸線に乗り込んでいた黒いマメシバ。駅たちと喋ることはできないが会話の内容は理解しているようで、イイ声で駅たちに毒舌混じりのツッコミを入れる。
車掌 (しゃしょう)
ミラクルトレインを預かる車掌で、12号とも呼ばれる謎の人物。いつも仮面を付けているが、その下の素顔を見たものは誰もいない。
両国逸巳 (りょうごくいつみ)
両国駅の擬人化キャラ。曲がったことが大嫌いで、人情にも厚い熱血漢の青年。考えるよりも動きが先になる行動派であり、少々喧嘩っ早い。大好きな江戸時代の時代劇や時代小説に影響された江戸っ子風の口調で話す。 辛いもの好きで、何にでも七味をかけて食べようとする。
あかり
元はミラクルトレインの乗客であったが、名前以外の記憶を失ってしまったため、「悩みを解決しない限り電車から降りられない」というミラクルトレインのルールに従いガイド役として乗り続けている少女。 明るく能天気な性格で、酷い方向音痴 を持つなどかなりそそっかしいが、同時に大人びた言動も多く見せる。