概要・あらすじ
月刊少女ラスカルで少女漫画を連載しているヤコは、漫画賞の副賞でもらった猫型ロボット・ポコをアシスタントに、一緒に生活をしている。ある日ポコがゲームセンターの景品で、昔流行った文房具「ゆっこペン」を手に入れる。ふたりは思い出の色と一致すれば幸せになれるというそのペンを集めようと思い立つ。
登場人物・キャラクター
桜井 夜子 (さくらい やこ)
『ヤコとポコ』の主人公のひとり。少女漫画家の女の子。月刊少女ラスカルで「恋のくれよん学園」を連載している。漫画賞入賞時の副賞でもらった猫型ロボット・ポコをアシスタントにしている。
桜井 ポコ (さくらい ぽこ)
『ヤコとポコ』の主人公のひとり。猫型ロボット。少女漫画家・ヤコのアシスタント。一緒に暮らしている。外見はぬいぐるみ風。おなかにファスナーがついており、中にものを入れられる。「てきとうモード」に設定されているため、失敗も多い。ゲームセンターで遊ぶのが好き。
金村 (かねむら)
ぽんぽこ出版が発行する少女漫画雑誌月刊少女ラスカルの女性編集者。ヤコの担当をしている。「ヨーグルティー」という缶ジュースが好き。
汁畑 (しるばた)
ぽんぽこ出版が発行する少女漫画雑誌月刊少女ラスカル編集部に務めている女性。お茶を出してくれる。
織部 みどり (おりべ みどり)
女性少女漫画家。ペンネームは「オリーブ翠」。月刊少女ラスカルやそのライバル誌月刊めぎつねなど各誌で活躍する人気漫画家。作品は恋愛ものでキスシーンが多いことが特徴。「かんぺきモード」のロボットアシスタントを何台も使っている。
ロダン
少女漫画家オリーブ翠のアシスタントをしている犬型ロボット。完成した原稿を編集部に届ける役目もしている。本来は「てきとうモード」の設定だが、オリーブ翠のため役に立ちたいという気持ちから「かんぺきモード」同様の働きをしている。
ダヴィンチ
少女漫画家オリーブ翠のアシスタントをしている熊型ロボット。「かんぺきモード」。
ホクサイ
少女漫画家オリーブ翠のアシスタントをしているウサギ型ロボット。「かんぺきモード」。初期状態からおじいさんのような喋り方をする。
ブーシェ
少女漫画家オリーブ翠のアシスタントをしている豚型ロボット。「かんぺきモード」。オリーブ翠に思いを寄せている様子。
ミュシャ
少女漫画家オリーブ翠のアシスタントをしている猫型ロボット。「ダメモード」。シャープペンシルに芯を入れる仕事をしている。
大家 (おおや)
ヤコとポコが住むマンション「りんごハイム」の大家。アップルパイを作って住人に振舞うことがある。羊型のロボット、フジコとムッツに手伝いをさせている。
愛堀 (あいぼり)
ヤコの知り合いの少女漫画家。既婚者。兎型ロボットのモモコをアシスタントにしている。
山吹 レオン (やまぶき れおん)
ポコがゲームセンターで出会った、ライオン型ロボット。「ダメモード」に設定されている。ピンボールが得意。
その他キーワード
ゆっこペン
10年以上前に流行っていた様々な色のペン。「うらやましかった友達んちの猫色」「お兄ちゃんに割られたお気に入りの茶碗色」など、名前が長いのが特徴。「ゆっこさん」という名前のイラストレーターが、自分の思い出の色を元に製作したとされ、一色でも自分の思い出と同じものがあれば幸せになれると噂されていた。