リングにかけろ2

車田正美の代表作『リングにかけろ』の続編。前作の登場人物たちの子供たちの世代がストーリーの中心となるが、前作のキャラクターも年齢を重ねた姿で再登場する。ボクシング漫画だがストリートファイトも多く、けれん味溢れる必殺技が乱れ飛ぶ独特のアクションシーンが特徴。「スーパージャンプ」2000年4号から2008年24号にかけて連載された作品

正式名称
リングにかけろ2
作者
ジャンル
バトル
レーベル
ジャンプ・コミックスデラックス(集英社)
関連商品
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あらすじ

ストリートチャンピオン~影道一族(第1巻~第3巻)

早世した世界バンタム級チャンピオン、剣崎順を父親に持つ若者、剣崎麟童は、順ゆずりの必殺ブロー「ギャラクティカマグナム」を武器に、無敗を誇るストリートチャンピオンとして日々喧嘩に明け暮れていた。そんな麟童の前に、かつて順の盟友だった香取石松が現れる。石松に喧嘩を挑むが敗れた麟童は彼に心酔し、そのまま石松のもとに身を寄せるようになる。そんな中、ボクシング欧州Jrチャンピオンのザナドゥ・グレートライヒ・スコルピオンが、参謀のジョルジュ・ディートリヒ・ヘルガとともに、日本のJrチャンピオンと試合をするために来日する。しかしスコルピオンの真の目的は、21年前の世界大会で、かつて自分の父親たちを撃破した石松ら黄金の日本Jrと対決することにあった。 麟童は石松に代わってスコルピオンに挑むが、まるで歯が立たずに叩きのめされてしまう。自分の弱さを知った麟童は、改めて石松にボクシングを教えて欲しいと願い出るが、そんな彼に石松は、ボクシングを教えるための条件として、自分と同じ黄金の日本Jrの生き残りである志那虎一城河井武士影道殉の許しを得ることを伝えるのだった。麟童は彼らのもとに向かうが、一城は麟童がボクシングを始めることを許さず、自身の息子である志那虎伊織に、麟童の首を持ってくるよう厳命する。麟童はその頃、影道一族の総帥である殉に会うために向かった富士の樹海で、殉の息子、影道嵐と出会う。そして殉が修行のため樹海の奥地にある地獄谷に入っていること、影道一族の現在の総帥は嵐であることを知るのだった。その後、殉を追って地獄谷に入った麟童、そしてそんな麟童を追う伊織と嵐は、地獄谷で鬼の面をつけた謎の人物と対決。3人そろってまともに太刀打ちできず、彼らはただただ己の未熟さを痛感するのだった。

河井響~ドイツJrボクシング大会(第3巻~第5巻)

富士から戻った剣崎麟童は、ボクシングをする許しを得るため河井武士の家を訪ねるが、そこにいたのは武士の姉の息子、河井響だった。叔父の武士を尊敬する響は、ピアニストだった武士と同じく、音楽の才能とともに独学でボクシングの技術を身につけていた。その武士がドイツにいることを突き止めた麟童は、響とともに自身もドイツへと渡る。しかし、武士は精神を病んでしまっており、目の前の麟童や響が誰かすらもわからない状態だった。武士の復活のためには、かつて彼が青春をかけて打ち込んだボクシングが必要だと考えた麟童は、折しもドイツで開催されるJrボクシング大会への出場を決意。本来は5人の団体戦で行われるJrボクシング大会で、麟童は1人で5人全員を倒し、一度も負けずに「完全勝利」で優勝すると宣言する。 一方、日本の志那虎伊織影道嵐のもとにはドイツからの使者が現れていた。そして、彼らから挑戦を受け、伊織と嵐もまたドイツへとやって来る。Jrボクシング大会に臨んだ麟童の目標である「完全勝利」は、かつて自身の父親だった剣崎順黄金の日本Jrが、21年前の世界大会で成し遂げた偉業だった。その姿を黄金の日本Jrの1人である武士に見せて、彼に復活の糸口を見出してほしいと願う麟童。そんな麟童の姿に触発された響、そしてドイツへと渡って来た伊織もまた麟童のチームに参加し、麟童たちは準決勝へと駒を進める。

シヤッテンの野望~完全勝利(第6巻~第9巻)

Jrボクシング大会で、剣崎麟童らの準決勝の相手となったのは、暗殺集団シヤッテンであった。麟童たちは試合前に闇討ちを受けて負傷してしまうが、河井響志那虎伊織、そして影道嵐の活躍でシヤッテンを破り、決勝戦へと進出する。そんな彼らの姿を見て、精神を病んでいた河井武士もついに復活を遂げる。喜びもつかの間、麟童は響が心臓の病気を患っていること、そして16歳の誕生日までしか生きられないことを知る。その日はJrボクシング大会の決勝戦の日だったが、響は決勝戦のリングへ上がることを決意していた。その決勝戦の相手は、かつて21年前の世界大会黄金の日本Jrに敗れたドイツJrのメンバーの息子である、ゲッペルスゲーリングヒムラーというドイツJr三巨頭であった。そして、彼らを率いるオスカー・ユーゲントは、ザナドゥ・グレートライヒ・スコルピオンと並ぶドイツの実力者であり、参謀のエミーナとともにスコルピオンに対してのクーデターを画策していた。 Jrボクシング大会決勝戦、嵐はヒムラーとゲーリングに勝利するも、ゲッペルスに敗北。麟童もまたエミーナに敗北してしまう。2勝2敗の状況で響はオスカーとの決戦に臨み、死闘の末にオスカーを破る。こうして麟童たちは優勝を飾るが、その直後に響は心臓の病気で帰らぬ人となるのだった。Jrボクシング大会で優勝したことにより、欧州Jrチャンピオンのスコルピオンは、麟童に自身への挑戦権を与えるが、命を賭して戦う響の姿を目の当たりにした麟童は、改めて自身の弱さを痛感していた。失意のまま日本へ戻り、香取石松の家へ向かった麟童は、自身の婚約者である三条一菜の出迎えを受ける。そこで麟童が見たものは、ボクシングの練習用リングと3つのグラブだった。3つのグラブは、黄金の日本Jrのメンバーだった高嶺竜児剣崎順の形見であり、それぞれ志那虎一城、武士、影道殉から贈られたものであった。それを知ると同時に、麟童は、自身がボクシングをやるためには、最後に石松の許しを得なければならないことを悟る。こうして麟童は再び闘志を燃え上がらせるが、そんな彼の前にシシリアンダンディと名乗る男たちが現れる。

シシリアンダンディ~ネロ・ジュリアーノ(第9巻~第11巻)

シシリアンダンディの正体は、イタリアのJrマフィアたちだった。かつて世界大会黄金の日本Jrに敗れたイタリアJrの1人であるドン・ジュリアーノの息子たちを中心に結成されたシシリアンダンディは、ザナドゥ・グレートライヒ・スコルピオンへの挑戦権を持つ剣崎麟童を倒すために、日本へやって来たのだ。シシリアンダンディを束ねるシーザー・ジュリアーノは、ドンの息子たちの中でも最も血気盛んで、麟童をも一撃のもとに倒す実力の持ち主だった。やがてドン自らも来日し、空港で香取石松と再会するが、彼はその場で凶弾に倒れ、同時に襲撃を受けたシーザーも重傷を負ってしまう。 その頃、ある1人の画学生が注目を集めていた。彼の名はネロ・ジュリアーノで、ネロもまたドンの息子の1人であった。重傷を負ったシーザーは、ネロをシシリアンダンディのリーダーに指名するが、ネロはマフィアの活動に興味はなく、自分の理想とする女性を絵に描くことのみを追求していた。そんなネロがモデルに選んだのは麟童の婚約者、三条一菜だった。ネロはモデルとなった女性の精神を、暗示によって絵の中に封じ込める能力を持っており、一菜もまた精神をネロの絵の中に囚われてしまう。一菜を救うにはネロを倒すしかない。麟童ははネロと戦うためにイタリアへと渡った。 ネロのアトリエを目指す麟童は、その前に立ちはだかるシシリアンダンディの兵隊を左腕一本だけで倒していく。そんな中、麟童の左手には「ギャラクティカマグナム」を凌ぐスーパーブロー「ギャラクティカファントム」が宿るのだった。アトリエにたどりついた麟童は、ついにネロと対峙し、死闘の末に「ギャラクティカファントム」でネロを倒すことに成功する。

バロア家~ラファエル・バロア(第11巻~第15巻)

ネロ・ジュリアーノと別れ、イタリアから日本へ帰るため剣崎麟童は飛行機に乗るが、その飛行機はなぜかフランスに着陸。そして麟童はフランスのバロア家へと連行され、そこでバロア家を統べる「エンペラー」ラファエル・バロアと、彼を守護するバロア家三銃士と出会う。バロア家は東と西の宮殿とに分かれ、ラファエルが東を、その双子の弟であるミシェール・バロアが西を、それぞれ支配していた。さらに彼ら兄弟は、かつて世界大会黄金の日本Jrに敗れた、フランスJrのナポレオン・バロアの息子たちだったのである。一方、麟童を追ってフランスへと渡った志那虎伊織もまたバロア家に囚えられ、2人は牢獄で再会することとなる。 そんな中、バロア家を訪れた河井武士は、バロア家の先代エンペラーであるナポレオンと再会し、彼の息子であるラファエルとミシェールの持つ秘密について知らされる。実はミシェールはラファエルとの剣の訓練中に死亡しており、弟を死なせてしまったことにより、ラファエルはミシェールの人格を宿した多重人格者となっていたのであった。牢獄を抜けた麟童と伊織はバロア家三銃士と対決、さらにラファエルとの決戦に挑む。

世界Jrボクシング大会~石松の死(第15巻~第16巻)

イタリアのネロ・ジュリアーノ、フランスのラファエル・バロアを撃破した剣崎麟童は、日本へと帰国。香取石松のもと本格的にボクシングのトレーニングを開始する。そんな折、ギリシアから各国のJrボクサーに世界Jrボクシング大会への招待状が届けられる。麟童や志那虎伊織にもこの大会を主催するギリシアの巫女、パンドラから直接招待状が届く。さらに石松はトレーニングに励む麟童を舟に乗せて、海上での不安定な足場でのスパーリング、そして自身の必殺ブローである「ハリケーンボルト」を授ける。麟童の成長を見届けた石松は、舟の上で安らかな表情を浮かべたまま死亡する。石松の死を知らぬまま麟童は伊織、影道嵐とともに世界Jrボクシング大会へ出場するためにギリシアへと渡る。 ギリシアでドイツJr三巨頭バロア家三銃士と再会した麟童たちの前に、新たなライバルとしてアメリカのプリンス・シャフト、エジプトのホルス、そして日本の無名が現れる。世界Jrボクシング大会の予選を突破した麟童たちは本戦のトーナメントに挑むが、主催国のギリシア勢は、スーパーシードとしてベスト16からの出場だった。圧倒的にギリシア勢が有利なこの大会に、不満を露わにする各国の選手たちだったが、それでも世界Jrボクシング大会にふさわしい白熱した試合が続々展開される。

カイザーナックル~竜の血脈(第17巻~第19巻)

日本で香取石松の葬儀が営まれる中、志那虎一城河井武士はギリシアの先代アポロン先代テーセウスと再会する。彼らは21年前の世界大会でギリシア代表として出場し、黄金の日本Jrに敗れたメンバーたちだった。そして一城たちは、先代アポロンから、今回の世界Jrボクシング大会の目的がカイザーナックルにあることを知らされる。それを手にした者は世界の覇権を握る、とまでいわれるカイザーナックルは、剣崎麟童の叔父、高嶺竜児の手によってエーゲ海に沈められていたが、それが再び引き上げられ、世界Jrボクシング大会の発端となっていたのである。 カイザーナックルは真の所有者でなければ、その本当の力を発揮できない。しかし、所有者である竜児はすでに故人であるため、所有者が麟童に移ったのではないかと考えたパンドラは、麟童を倒そうと、次世代のアポロンテーセウスを含む、屈強なJrボクサーを世界Jrボクシング大会へと送り込んでいた。一方、麟童もまた世界Jrボクシング大会の目的がカイザーナックルにあることを知り、ギリシア勢の本陣に攻め込むが、カイザーナックルがその真の力を発揮することはなかった。これを理由に、パンドラカイザーナックルの真の所有者は麟童ではなく、別にいるのではないかと考え始める。 その頃、一城と武士は日本で大村竜童とその姉、小菊という姉弟と出会う。かつての竜児とその姉である高嶺菊の面影を残すその姉弟の中に息づく「竜の血脈」に戸惑う一城と武士。さらに2人は、竜童と小菊の育ての親であり、現在は故人である大村蔵六の日誌を発見、そこに書かれていた内容からある事実を突き止める。そして、竜童もまた、自分が何者であるのかを確かめるためにギリシアへと旅立つ。

スーパーシードの登場~太陽神アポロン(第20巻~第21巻)

スーパーシードとして現れたギリシアのJrボクサーを次々と撃破した剣崎麟童志那虎伊織は、準決勝まで駒を進めた。一方、ギリシア勢もまたアポロンテーセウスといった実力者が順当に勝ち上がっていく。そして麟童は、準決勝第一試合でテーセウスと対戦。かつて先代テーセウス世界大会で麟童の父親、剣崎順に敗れた経緯から、父親の借りを返すべく、テーセウスは怒濤の攻めを見せる。そんなテーセウスに苦戦しながらも、麟童は「ギャラクティカマグナム」と「ハリケーンボルト」、そして左腕に宿った「ギャラクティカファントム」により勝利を収め、決勝戦へと進出する。一方、準決勝第二試合でアポロンと対戦した伊織はなすすべなく敗北し、決勝戦は麟童対アポロンとなる。 だが、アポロンはギリシア勢の中で最強の実力を持ちながら、雑兵の地位に甘んじている現在の待遇に不満を持っていた。そのため、決勝戦を3日後に控え、アポロンはパンドラに、麟童を倒したらカイザーナックルを自分に渡すよう要請する。一方の麟童は、日本からやって来た大村竜童を相手にスパーリングを申し込み、決勝戦までの時間を特訓に費やすのだった。

世界Jrボクシング大会決勝戦~帰郷(第22巻~第24巻)

カイザーナックルアポロンに渡すことを容認できないパンドラは、アポロンに刺客を差し向け決勝戦出場を妨害する。しかし、そんな彼を影道嵐が守り抜き、無事にアポロンは剣崎麟童との決勝戦に臨む。 攻防一体の制極界を持つアポロンには、あらゆる攻撃が通用しない。苦戦を強いられる麟童だったが、香取石松の教えを思い出し、少しずつ劣勢をはね返していく。やがて決勝戦は最終ラウンドまでもつれこみ、さらには延長戦まで持ち越される。死闘の果てに最後までリングに立っていたのは麟童だった。優勝を果たした麟童は、カイザーナックルと優勝杯をアポロンと2つに分けあうことを提案するのだった。

志那虎の特訓~ギリシア十二神(第24巻~第25巻)

日本に帰郷した剣崎麟童を待っていたのは、香取石松の訃報だった。石松に代わり麟童をトレーニングすることになったのは志那虎伊織の父親、志那虎一城。麟童は自分のコーチは石松だけだと反発するが、一城はそれを許さずにトレーニングを開始する。剣道の見切りを応用し、紙一重で相手のパンチを回避する神技的ディフェンスを持つ一城のスピードを身につけるため、麟童はトレーニングに臨む。 その頃ギリシアでは、カイザーナックル奪還を目論み、ギリシア十二神が動き始めていた。ギリシア十二神こそがギリシア勢の本軍であり、それぞれが恐るべき実力の持ち主であった。ギリシア十二神の動きを知ったザナドゥ・グレートライヒ・スコルピオンは、自分への挑戦権がまだ生きていることを理由に、麟童を守ることを指示。それを察知したギリシア十二神もまた、イタリアやフランスへ戦士を送り込み、各国の動きを牽制する。こうして、ネロ・ジュリアーノラファエル・バロアら、かつて麟童と戦ったライバルたちは、麟童を守るために十二神と対決する。 日本では麟童がついに神技的ディフェンスに開眼、その様子を見届けた一城は自分の役目は終わったことを知り、河井武士に後を託して自刃して果てる。彼の後を受けた武士は、かつて自身や甥の河井響が使っていた鋼鉄製のピアノで、新たなトレーニングを麟童に課すのだった。そんな中、ついにギリシア十二神が日本へと到着。伊織がその尖兵と拳を交えることとなる。

天帝ゼウス~世界タイトルマッチ(第26巻)

新たな戦いが始まっていたことを知った剣崎麟童は、ギリシア十二神を率いるゼウスを倒すため、ギリシアへと乗り込む。一方、ドイツのザナドゥ・グレートライヒ・スコルピオンもまた、麟童に先んじてギリシアへと入っていた。しかし、スコルピオンはゼウスに敗北。これにより怒りに燃えた麟童は、ゼウスとの決戦に勝利し、ギリシア十二神は壊滅することとなった。ギリシアは新たなリーダーとしてアポロンを迎え、世襲ではなく実力で地位を決める新たな体制へと生まれ変わる。 2年後、ニューヨークのマジソンスクエアガーデンで、麟童はWBC世界バンタム級チャンピオンとなり、大村竜童もまたWBAのバンタム級タイトルを手にする。2人の統一世界タイトルマッチには、父親の跡を継いで道場師範となった志那虎伊織影道一族の雑兵から出直すことになった影道嵐をはじめ、かつて麟童たちと戦ったライバルたちが集まって来る。その中には黄金の日本Jrの1人である河井武士の姿もあった。多くの人々が見守る中、麟童と竜童の統一世界タイトルマッチのゴングが鳴る。

登場人物・キャラクター

剣崎 麟童 (ケンザキ リンドウ)

ボクシング世界バンタム級チャンピオンだった剣崎順の息子。自身もボクシングの道に進むため、父親の盟友だった香取石松に教えを請う。順の必殺ブローだった「ギャラクティカマグナム」を使いこなし、ストリートでは無敗のチャンピオンとして君臨していた。しかし、ザナドゥ・グレートライヒ・スコルピオンや河井響との出会いを経て剣崎麟童自身の弱さを痛感、その後は自分独自の強さを追求するため、そして父親である順を超えるために、世界各国のJrボクサーたちと死闘と繰り広げていく。 天性のボクシングセンスと打たれ強さを持っており、どんな逆境にも屈することがない精神力の持ち主。

志那虎 伊織 (シナトラ イオリ)

黄金の日本Jrの1人だった志那虎一城の息子。ボクシングの経験はないが、剣道場を営む一城から幼い頃より鍛えられたため、天才的な格闘センスを身につけている。ボクシングの試合では、剣道の見切りを応用した神技的ディフェンスをはじめ、さまざまな剣道の技術を駆使して数々の強敵を撃破していった。当初は一城の指示により、剣崎麟童の首を狙っていたが、幾多の死闘をともにくぐり抜け、やがて互いに認め合う仲へとなっていく。

影道 嵐 (シャドウ ラン)

影道一族の総帥である影道殉の息子。父親である殉が「地獄谷」の荒行に入ったまま行方不明になったため、自身が影道一族の総帥となることを宣言する。しかし、その腕前はまだ未熟であり、増長していたので影道一族を破門されてしまう。その後は剣崎麟童ら同世代のボクサーの中で、最強の存在になることを目指すようになる。 破門されはしたものの、影道一族の中ではその存在を認める者も多い。

河井 響 (カワイ キョウ)

黄金の日本Jrの1人だった河井武士の甥。叔父である武士を尊敬し、ピアニストだった武士と同じく、天才的な音楽の才能を持っている。武士の姿を見て独学でボクシングの技術を学び、武士のボクシングこそが最強であることを証明するために、剣崎麟童を倒すことを目指す。心臓に先天的な疾患を抱えており、16歳の誕生日まで生きられないと知りながらボクシングに臨む姿は、麟童や影道嵐など多くの人に影響を与えた。

大村 竜童 (オオムラ リュウドウ)

黄金の日本Jrの1人だった高嶺竜児の面影を残す少年。元は捨て子であり、ボクシングジムを経営していた大村蔵六に育てられた。その出自は剣崎順と高嶺菊の間に生まれた子供。実は剣崎麟童とは一卵性双生児であったが、双子を不吉と考える剣崎家の方針により、生まれてすぐに捨て子となった。麟童と同じく剣崎家の血筋だが、大村竜童自身は育ててくれた蔵六を父親として慕っており、剣崎や高嶺ではなく、大村の姓を名乗ることにこだわっている。

三条 一奈 (サンジョウ イチナ)

富豪、三条家の令嬢。剣崎麟童の婚約者。親同士が決めた婚約ではあったが、麟童のことを一途に想っており、ボクシングの世界に入った麟童を心配しつつ応援している。その美しさはイタリアのネロ・ジュリアーノをはじめ、多くの男性を虜にするほど。

香取 石松 (カトリ イシマツ)

黄金の日本Jrの1人。剣崎麟童の育ての親であり、名付け親でもある男性。かつて麟童の母親である高嶺菊に想いを寄せており、その想いから今も独身を貫いている。必殺ブロー「ハリケーンボルト」を武器に、かつては「ケンカ・チャンピオン」としてその名を轟かせていた。30歳を過ぎた現在は落ち着いた性格となっているが、その実力は健在。

志那虎 一城 (シナトラ カズキ)

黄金の日本Jrの1人。剣崎麟童の父親である剣崎順や、香取石松の盟友だった男性。学生時代は石松たちとともにボクシングの実力者だったが、現在は剣道の達人として剣道場を営んでいる。結婚していたが、妻は息子の志那虎伊織を生んですぐに亡くしている。

河井 武士 (カワイ タケシ)

黄金の日本Jrの1人。天才的なピアニストの男性。また、ボクシングの腕前も超一流。ドイツへ音楽留学をしていたが精神を病んでしまい、落ちぶれた生活を送っていた。ドイツにやって来た剣崎麟童たちの活躍により無事に回復し、その後は麟童たち次世代のバックアップを行うようになる。

影道 殉 (シャドウ ジュン)

影道一族の総帥。実は剣崎順の双子の弟で、影道一族の総帥家に養子に出されたという過去を持つ。そのため、剣崎麟童の叔父にあたる。表立った活躍は少ないものの、麟童に順の形見のグラブを贈るなど、陰ながら次世代のボクサーたちを見守っている。

剣崎 順 (ケンザキ ジュン)

黄金の日本Jrの1人。剣崎麟童の父親。かつて18歳の若さで世界バンタム級チャンピオンとなったほどの偉大なボクサーだった。麟童が生まれる前に死亡した。麟童にとっては「この世で最も嫌いな人間」ではあるが、同時に超えるべき目標でもある。故人ではあるが、たびたび麟童の夢に現れては彼に道を示す。

高嶺 竜児 (タカネ リュウジ)

黄金の日本Jrの1人の男性。幼い頃より姉の高嶺菊にボクシングを鍛えられ、世界大会で並みいる世界の強豪を撃破。のちに剣崎順と世界バンタム級タイトルマッチを戦いチャンピオンとなった。しかし、相次ぐ死闘の果てに死亡。故人となった今でもなお、世代を問わず多くのボクサーに影響を与え続けている。

高嶺 菊 (タカネ キク)

高嶺竜児の姉で、剣崎麟童の母親。天才的なボクシングセンスを持っており、弟の竜児を幼い頃から鍛えた。強く気高く美しい、まさしく「大和撫子」と呼ぶにふさわしい女性。かつて香取石松も想いを寄せていた。麟童が生まれて間もなく死亡した。

大村 蔵六 (オオムラ ゾウロク)

大村竜童と小菊の姉弟を引き取って育てた養父。現在は故人。本業は医師だが、ボクシングジムを経営して、高嶺竜児と高嶺菊の面倒を見ていた時代もあった。若い頃には世界各国を武者修行で回っており、影道一族や先々々代のゼウスとも戦ったことがある。

小菊 (コギク)

大村竜童の姉。大村蔵六の経営していたボクシングジムの跡地で、弟の竜童のトレーニングを指導している。志那虎一城は、小菊の姿にかつての高嶺菊の面影を見ているが、実は竜童との血の繋がりはなく、剣崎家に仕えていた執事の孫である。剣崎家に生まれながら捨て子となった竜童を不憫に思った執事が、竜童の「姉」としてともに捨てたという経緯がある。

ザナドゥ・グレートライヒ・スコルピオン (ザナドゥグレートライヒスコルピオン)

ボクシング欧州Jrチャンピオン。ドイツJrを率いる総統で、ドイツ国内から「英雄」と慕われるほどのカリスマ性を持つ男性。日本Jrチャンピオンと試合をするために来日した際に、剣崎麟童と出会う。麟童の中に眠る剣崎順の血筋とボクシングの素質を見抜き、いずれ彼と戦う時が来ることを予感する。

ジョルジュ・ディートリヒ・ヘルガ (ジョルジュディートリヒヘルガ)

ザナドゥ・グレートライヒ・スコルピオンの右腕ともいえる男性。ドイツJrの参謀。スコルピオンに絶対の忠誠を誓い、彼以外の命令を聞くことはない。ドイツJrの中でも最高峰の頭脳の持ち主で、その知識によりスコルピオンに助言を与える。

ゲッペルス (ゲッペルス)

ドイツJr三巨頭の1人の男性。かつて父親が、21年前の世界大会で剣崎順ら黄金の日本Jrと戦って敗れている。ドイツJrボクシング大会決勝戦で剣崎麟童の率いるチームと対戦、影道嵐を破る。

ゲーリング (ゲーリング)

ドイツJr三巨頭の1人の男性。かつて父親が、21年前の世界大会で剣崎順ら黄金の日本Jrと戦って敗れている。相手の攻撃をすべて跳ね返す特殊能力「ブロッケンドッペルゲンガー」の使い手。

ヒムラー (ヒムラー)

ドイツJr三巨頭の1人の男性。かつて父親が、21年前の世界大会で志那虎一城に敗れており、一城の息子である志那虎伊織を仇と、つけ狙っている。包帯で常に顔を隠しており、ボクシングだけでなくレイピアを利用した剣術も得意とする。

オスカー・ユーゲント (オスカーユーゲント)

ドイツJr内でザナドゥ・グレートライヒ・スコルピオンと並ぶ存在と評される男性。ドイツが東西に分かれていた時代には、西ドイツを支配していた。一度はスコルピオンの軍門に下るが、常に反乱の機会を狙っており、サブリーダーのエミーナとともに、スコルピオンに対してクーデターを企てる。

エミーナ (エミーナ)

ドイツJr内におけるオスカー・ユーゲントの副官的存在の男性。ジョルジュ・ディートリヒ・ヘルガをライバル視し、オスカーとともにドイツJrのクーデターを図る。ボクシングの実力も高く、ドイツJrボクシング大会では、決勝戦で剣崎麟童に勝利する。

ネロ・ジュリアーノ (ネロジュリアーノ)

イタリアでアトリエを構える画学生の男性。イタリア全土を支配するマフィアのボスで、ドン・ジュリアーノの息子。モデルとして描いた人物の精神を、絵の中に閉じこめる暗示能力の使い手。ネロ・ジュリアーノ本人はマフィアになるつもりはなく、画家として生きていくことを望んでいるが、その心の中には深い闇を抱えている。ドンの息子たちの中では最も非力な存在とみられていたが、実際には最強の実力の持ち主。

シーザー・ジュリアーノ (シーザージュリアーノ)

イタリア全土を支配するマフィアのボス、ドン・ジュリアーノの息子。Jrマフィアであるシシリアンダンディのリーダーで、父親であるドン以上に血の気が多い。空港で敵対勢力に襲撃されて重傷を負い、シシリアンダンディの次期リーダーに、弟のネロ・ジュリアーノを指名する。

ドン・ジュリアーノ (ドンジュリアーノ)

イタリア全土を支配するマフィアのボスの男性。21年前の世界大会でイタリア代表として出場し、高嶺竜児や香取石松ら黄金の日本Jrに敗れた。その時の戦いから石松を「硬派」と高く評価しており、できれば義兄弟になりたいと願っていた。空港で敵対勢力に襲撃され、銃弾を受けて死亡する。

ラファエル・バロア (ラファエルバロア)

フランスのバロア家の長男。バロア家を支配するエンペラー。かつて父親であるナポレオン・バロアを倒した黄金の日本Jrを憎み、その息子たちである剣崎麟童や志那虎伊織を抹殺することを目論む。弟のミシェール・バロアを剣の訓練中に死なせてしまって自責の念にかられ、ミシェールの精神を宿した多重人格者となっている。

ミシェール・バロア (ミシェールバロア)

ラファエル・バロアの双子の弟。常に静かな笑みを絶やさない穏やかな性格で、バロア家の使用人たちからの信望も高い。しかし、実はミシェール・バロアは兄ラファエルとの剣の訓練中に死亡しており、多重人格者となったラファエルがミシェールを演じていた。

ナポレオン・バロア (ナポレオンバロア)

バロア家の先代エンペラーの男性。息子であるラファエル・バロアがミシェール・バロアを剣の訓練で死なせてしまって多重人格を発症したことを悩み、自然治癒に任せるために、自らは一線を退いていた。かつて21年前の世界大会でフランス代表として出場し、黄金の日本Jrと戦って敗れた過去を持つ。

プリンス・シャフト (プリンスシャフト)

ギリシアで開かれた世界Jrボクシング大会に、アメリカ代表として出場した男性選手。かつて父親が高嶺竜児と戦って敗れており、父親の悲願である世界一になることを目標としている。

ホルス (ホルス)

ギリシアで開かれた世界Jrボクシング大会に、エジプト代表として出場した男性選手。手にした者に世界の覇権を与えるといわれるカイザーナックルを奪取し、自身の故郷であるエジプトのナルメル王朝を再興させることを目的としている。対戦相手を3日3晩の後に死に至らしめる「ファラオの呪い」という必殺ブローを持つ。

無名 (ムミョウ)

ギリシアで開かれた世界Jrボクシング大会に、日本代表として出場した男性選手。同じ日本代表ではあるが、剣崎麟童や志那虎伊織らは無名の存在を知らされていなかった。姿を自在に変えることができる神出鬼没の特殊能力を持ち、対戦相手を翻弄する。

アポロン (アポロン)

ギリシアで開かれた世界Jrボクシング大会に、ギリシア代表として出場した男性選手。その実力は、ギリシア勢の中でも最強。アポロン家が、代々ギリシア最強の実力を持ちながら雑兵の地位に甘んじていることを不満に思っており、世界Jrボクシング大会で自身の実力を見せつけることを誓う。

先代アポロン

アポロンの父親。かつて21年前の世界大会で黄金の日本Jrと対戦し、高嶺竜児に敗れた。ギリシアで開かれている世界Jrボクシング大会については関与していないが、血気にはやる息子アポロンを諫めるなど、ギリシア勢の中では重鎮ともいえる存在。

テーセウス (テーセウス)

ギリシアで開かれた世界Jrボクシング大会に、ギリシア代表として出場した男性選手。かつて父親の先代テーセウスを倒した剣崎順への復讐を誓い、その息子である剣崎麟童と世界Jrボクシング大会で死闘を繰り広げる。

先代テーセウス

テーセウスの父親。かつて21年前の世界大会で黄金の日本Jrと対戦し、剣崎順に敗れた。その後は先代アポロンとともにギリシアの重鎮となり、日本に行った際に、志那虎一城と河井武士に世界Jrボクシング大会の真の目的を伝える。

パンドラ (パンドラ)

ギリシアで開かれた世界Jrボクシング大会の主催者。「巫女」を名乗る妙齢の女性で、ギリシア勢の指揮をとる。ギリシア内では絶対の権力を持ち、逆らう者には死の制裁も辞さないため、身内からも恐れられている。

ゼウス (ゼウス)

ギリシアの真の支配者で、「天帝」と呼ばれる男性。普段は決して表に出ることはなく、パンドラの背後から指示を出している。ギリシア勢の中でも最強の実力者たちで構成されたギリシア十二神を率い、剣崎麟童を倒すべく活動を開始する。

集団・組織

黄金の日本Jr

21年前の世界大会に出場した日本代表選手たちの名称。黄金の日本Jrのメンバーは、高嶺竜児、剣崎順、志那虎一城、河井武士、香取石松の5人。世界大会ではナポレオン・バロアや先代アポロンら各国の強豪たちを相手に、一度も敗れることなく全員が勝利する「完全勝利」で優勝し、今なおその存在は伝説となっている。

影道一族

日本ボクシングの影の存在ともいえる一派。富士の樹海に本拠地を置いている。その発祥は戦前にまで遡り、「武士の刃をふたつの拳に変えた真剣勝負」との信条に、多くの賛同者が集まって結成された。現在影道一族の総帥は四代目の影道殉。

ドイツJr三巨頭

ゲッペルス、ゲーリング、ヒムラーの3人。彼らの父親はかつて21年前の世界大会で黄金の日本Jrに敗れており、常にリベンジの機会を狙っていた。ドイツJrボクシング大会では、オスカー・ユーゲントのチームで剣崎麟童たちと決勝戦で対戦する。

シシリアンダンディ (シシリアンダンディ)

イタリアのJrマフィア。目的のためには手段を選ばない戦闘集団であり、その影響力はイタリア全土にまで及んでいる。シーザー・ジュリアーノがシシリアンダンディのリーダーとなって指揮を執っているが、決して一枚岩ではなく、常に内部抗争が絶えない。

バロア家 (バロアケ)

フランスの名門貴族。バラ園の他、飛行機が着陸できる飛行場など広大な敷地を持つ。バロア家の成立は中世にまで遡る。その時代に作られたとされる地下迷宮や牢獄、断頭台なども敷地内には残されており、迷ってしまうと死ぬまで出られないといわれるほど。バロア家を統べる当主は「エンペラー」と呼ばれ、多くの使用人を従えている。

バロア家三銃士 (バロアケサンジュウシ)

バロア家に仕える者の中でも最強の戦士3人に与えられる称号。バロア家の使用人の中でもトップクラスの地位を持っており、バロア家の当主であるエンペラーに次ぐ権力を持っている。バロア家にやって来た剣崎麟童や志那虎伊織と対決する。

ギリシア十二神 (ギリシアジュウニシン)

ゼウスが率いるギリシア勢の本軍。それぞれギリシア神話に登場する神々の名前を冠されており、12人個々の実力も高い。それぞれ個別に黄金のヘリコプターを配備されており、移動には主にこのヘリコプターを利用する。ギリシアは代々世襲で地位を決めており、彼らの父親の中には、過去に黄金の日本Jrと戦った者も多い。

場所

地獄谷 (ジゴクダニ)

富士の樹海奥地にある影道一族の修行場所。地熱の高い場所で、そこかしこで熱風が吹き出している。かつて黄金の日本Jrがギリシア十二神との戦いの前にこの地で修行を行い、数々のスーパーブローを完成させた場所でもある。影道殉はこの場所で、10年以上にもなる孤独の荒行に入っていた。

その他キーワード

世界大会 (セカイタイカイ)

21年前に日本で開催されたJrクラスのボクシングの世界大会。正式名称は「ワールドグラブカップ」。各国5人ずつの代表選手が団体戦方式で戦い、先に3勝した側のチームが勝ちというルール。この大会に出場した日本代表チームは黄金の日本Jrと呼ばれ、一度も負けることなく優勝した。

ギャラクティカマグナム (ギャラクティカマグナム)

黄金の日本Jrの1人だった剣崎順が開発した必殺ブロー。世界大会の準決勝前に高圧電流のエリアで完成させた。その息子である剣崎麟童は、幼い頃から家にあった父親のトレーニング器具で遊んでいたため、知らず知らずのうちに「ギャラクティカマグナム」を身につけていた。その威力はコンクリートの壁に穴をあけ、人間に命中すれば、リングの外はおろか試合場の外まで吹き飛ばすほど。

ギャラクティカファントム (ギャラクティカファントム)

黄金の日本Jrの1人だった剣崎順が開発した左手で放つ必殺ブロー。世界大会の準決勝前に「ギャラクティカマグナム」と同時に完成。順の息子である剣崎麟童は、育ての親である香取石松とのトレーニングにおいて、左腕一本で戦うように指示をされたことをきっかけに、「ギャラクティカファントム」を身につけることに成功した。

ハリケーンボルト (ハリケーンボルト)

黄金の日本Jrの1人だった香取石松が開発した必殺ブロー。故郷である九十九里の荒海で、海上に設置した巨大なブイ状のサンドバッグを使って完成させたもの。高く飛び上がった状態からパンチを繰り出す。剣崎麟童も石松と同じ場所でトレーニングを行い、この必殺ブローを身につけた。

神技的ディフェンス (シンギテキディフェンス)

剣道の達人である志那虎一城が、剣道の見切りをボクシングに応用したディフェンス技術。相手の攻撃を紙一重でかわし、パンチがすり抜けるように見える。その技術は息子である志那虎伊織にも受け継がれている。

制極界 (セイキョクカイ)

どんな攻撃に対してもカウンターをとることができる間合い。アポロンのみが使いこなすことができる。この間合いの中で相手が攻撃を繰り出した場合、その攻撃をすべて跳ね返すという攻防一体の技術。「敵意」に反応するため、無心でこの間合いに入れば攻略することが可能。

カイザーナックル (カイザーナックル)

古代アトランティスの皇帝のみに所持が許された左右一対の武器。ダイヤモンドよりも硬い金属オリハルコンでできている。カイザーナックルを手にした者は、世界の覇権を握るとまでいわれており、真の所有者でなければその真の力を発揮することはできない。かつて黄金の日本Jrの1人だった高嶺竜児がその所有者だった。

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