概要・あらすじ
戦乱の地と仮した関東地方では、7つの高校が、天下を巡って覇権を争っていた。戦い続ける彼らは、三国志の魂が封じられた勾玉を身に付けている。7つの高校の一つ、南陽学院に転校してきた爆乳女子高生の孫策伯符は、江東の小覇王・孫策の魂の継承者だった。
彼女を狙って様々な強敵が襲ってくる。伯符はこれに勝利し天下を取ることができるのか?
登場人物・キャラクター
孫策 伯符 (そんさく はくふ)
志半ばで逝った呉の武将孫策の魂を受け継ぐ、爆乳女子高生。少々天然ボケ気味。「東京で天下をとれ!」という母の言葉を受け、南陽学院に転校してきた。小さい頃から母呉栄に鍛えられてきた。闘士のレベルは低いが、大きな潜在能力を秘めている。 従兄弟の周瑜公瑾の家に居候している。
呂蒙 子明 (りょもう しめい)
関羽を討った呉の武将の魂の継承者で、南陽学院四天王の一人。関節技の名手。左眼を眼帯で隠している。沈着冷静な性格だが、戦うときは一変する。
呂布 奉先 (りょふ ほうせん)
洛陽高校の闘士。世に名高い裏切り者の魂を受け継いでいる。緑髪のツインテールで小麦色の肌、素肌の上にブレザーを直接着用し、ミニスカートにルーズソックスと刺激的な格好ながら、実力は計り知れない。難病を患っており、董卓を道連れに自決した。
楽就 (がくしゅう)
中国拳法を使う、南陽学院四天王の1人。転校してきた伯符を一撃で倒すが、袁術にとがめられ、呂蒙によって制裁を受ける。大柄な体型と厳つい外見だが、根の良い人。甘党である。
董卓 仲穎 (とうたく ちゅうえい)
暴虐の限りを尽くした独裁者の魂を受け継ぐ。高校1年で関東一円を制覇し、闘士達から「魔王」と恐れられる洛陽高校のトップ。「大闘士大会」を主催する。刃物で自分の身体を傷つける自傷癖を持つ一方、スイカの栽培が趣味。 死期を悟った呂布に道連れで殺される。
甘寧 興覇 (かんねい こうは)
常にキレまくっている危険な男で、呂蒙に「中国拳法のイカれた遺物」と評されている。袁術の詔勅を受けて伯符を襲撃するが、乱入した呂蒙によって撃退される。後に左慈に唆されて袁術を殺害し、精神に異常をきたしてしまった。 覚醒した孫策と戦って致命傷を受ける。
周瑜 公謹 (しゅうゆ こうきん)
南陽学院の闘士で、伯符の従兄弟で幼馴染み。孫策と深い繋がりを持った男の魂を受け継ぎ、今度こそ伯符を命にかけて守る決意と共に、彼女への愛情を抱いている。
干吉 (うきつ)
自分のことをボクと呼ぶ、呉郡高校を束ねる闘士。史実上、孫策を死に至らしめた人物の魂を受け継いでいる。天才の名に恥じず、数々の技を駆使する。常に両手両足にウェイトを付けている。
左慈 元放 (さじ げんぽう)
南陽学院四天王の一人で、実力が不明ながら他の四天王からも一目置かれている。女性に手が早い。受け継いだ魂は、300年生きつづけた仙人のものとされる。
太史慈 子義 (たいしじ しぎ)
孫策、孫権への忠義を貫いた武将の魂を受け継ぐ、サングラスが特徴の色黒の大男。揚州学園最強と言われている。あくまでも正々堂々とした勝負を求め、交わした約束は違えることのない男の中の男。
クレジット
原作
一騎当千 (いっきとうせん)
三国志時代の英傑たちの魂が封じ込められた勾玉。それを受け継ぐ高校生の闘士たちが、英雄たちの運命をなぞるように、勢力拡大のための戦いを繰り広げていく。胸チラあり、パンチラ満載のちょっとHな三国志バトルス... 関連ページ:一騎当千