概要・あらすじ
曹操孟徳率いる許昌学院が、強引なやり方で勢力を拡大していた。危機を感じた成都学園の関羽雲長や張飛益徳は劉備玄徳に頭主として立つよう促すのだが、野心のない劉備玄徳は腰を上げようとしない。
だが体内の龍を覚醒させ魔王となった曹操孟徳の侵攻に、成都学園と南陽学院は連合し、赤壁の地で激突する。
登場人物・キャラクター
孫策 伯符 (そんさく はくふ)
2年生。母の勧めにより南陽学院に転校してから数々の戦いを経て、体内に眠る龍を覚醒させ、「南陽の小覇王」と呼ばれるまでになる。単身許昌学院に乗り込むが、仮死状態に陥る。
関羽 雲長 (かんう うんちょう)
成都学園3年生。その強さは、成都学園だけでなく関東地方一円に知られている。青龍刀・冷艶鋸を武器に、劉備玄徳を護ることを己の使命としている。
趙雲 子龍 (ちょううん しりゅう)
成都学園2年生のクールビューティ。関羽雲長に匹敵する戦闘力の持ち主で、妖刀村正・斬龍をふるう。
張飛 益徳 (ちょうひ えきとく)
成都学園1年生。将来を嘱望される闘士。常に劉備玄徳の側に仕えているが、戦いを好まない劉備玄徳の態度にいらつくことも。
胡車児 (こしゃじ)
予州学院2年生の闘士。暗器使いで、曹操孟徳を守ろうとした夏侯惇元譲の左目をクナイで潰すが、龍が目覚めた曹操孟徳に倒される。
劉備 玄徳 (りゅうび げんとく)
成都学園2年生で頭主を務める。運動神経皆無で読書好き。曹操孟徳に対抗するよう周りから諭されても腰を上げようとしないほど戦いを嫌っているが、龍が覚醒すると一転して凶暴になる。
馬謖 幼常 (ばしょく ようじょう)
成都学園高等部1年生。諸葛亮孔明に命じられ、甘寧興覇の仕業に見せかけて郭嘉奉孝を暗殺し、曹操孟徳の南陽学院侵攻の原因を作った。
諸葛亮 孔明 (しょかつりょう こうめい)
闘士の総本山・桃源院の徐庶元直のもとにいた。中学1年生ながらその知略の冴えは類を見ず、成都学園の軍師となる。
司馬懿 仲達 (しばい ちゅうたつ)
2年生。許昌学院の軍師で、自分の龍に怯える曹操に付け込んで操る、許昌学院の影の支配者。冷酷な性格で、部下を自分の駒としか見ていない。赤壁の戦いで肉体が消滅した。
周瑜 公謹 (しゅうゆ こうきん)
2年生。孫策伯符の従兄弟で、孫策伯符は周瑜公謹の家に下宿している。闘士としての才能はまだ発揮されないままである。
夏侯惇 元譲 (かこうとん げんじょう)
3年生。曹操孟徳と郭嘉奉孝の親友で許昌学院幹部。拳と蹴りで戦う事を信条としている裏表のない男。
郭嘉 奉孝 (かくか ほうこう)
3年生。曹操孟徳と夏侯惇元譲の親友。曹操孟徳を覇王とするため策を巡らす。馬謖幼常に襲われ死亡。
呂蒙 子明 (りょもう しめい)
3年生。南陽学院四天王の一人。左目を眼帯で隠している。司馬懿仲達に、自身にも龍がいるかもしれないと示唆され迷う。
典韋 (てんい)
許昌学院中等部3年生。中学生闘士ながら特Aランクの戦闘力を持っている。司馬懿仲達を聖母マリアと崇める。弓とエレキギターに隠した剣が武器。人を殺した経験あり。
曹操 孟徳 (そうそう もうとく)
3年生で許昌学院の頭主を務める。普段は学院裏の海岸で寝て過ごしているが、天下統一の野望を胸に秘めている。予州学院の刺客・胡車児が夏侯惇元譲の目を潰したことがきっかけで、体内の龍が目覚める。
クレジット
原作
一騎当千 (いっきとうせん)
三国志時代の英傑たちの魂が封じ込められた勾玉。それを受け継ぐ高校生の闘士たちが、英雄たちの運命をなぞるように、勢力拡大のための戦いを繰り広げていく。胸チラあり、パンチラ満載のちょっとHな三国志バトルス... 関連ページ:一騎当千