企業戦士YAMAZAKI

企業戦士YAMAZAKI

バブル崩壊後の日本を舞台に、過労死したエリートビジネスマンがサイボーグとして蘇り、派遣された会社で活躍する姿を描く。

正式名称
企業戦士YAMAZAKI
作者
ジャンル
その他SF・ファンタジー
レーベル
ジャンプコミックスデラックス(集英社) / ゴラク・コミックス(日本文芸社)
巻数
全12巻完結
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概要・あらすじ

NEO=SYSTEM社から派遣されてきた山崎宅郎は、凄腕のビジネスマン。しかし彼には秘密があった。実は山崎宅郎の正体は、3年前に過労死したエリートサラリーマン尾崎達郎。過労死が認められなかったため、残された妻子のためにサイボーグとして蘇ったのだった。

登場人物・キャラクター

山崎 宅郎 (やまざき たくろう)

NEO=SYSTEM社に所属する特A級の派遣社員。髪の逆立ったメガネの中年男性。経営危機に陥った会社を、意欲的な提案やプロジェクトで全て復活させた。その正体は過労死した敏腕サラリーマンの脳と顔の皮膚を移植したサイボーグ。戸籍上は既に死亡しており、社員となっているが実際はNEO=SYSTEM社の備品に過ぎない。 脳は拒絶反応などで腐敗を始めており、3年ほどしか動作できないとされたが、それから6年活動した。危険が迫ると戦闘モードに変換し、数々の必殺技を繰り出す。生前の名前は尾崎達郎。

尾崎 達郎 (おざき たつろう)

『企業戦士YAMAZAKI』の主人公の生前の姿。東京大学法学部卒業後、集英商事に入社。将来有望な社員だったが、インドネシアに転勤後、前任者の乱開発で発生した事故の責任を負い、事後処理のために過労死した。妻尾崎香織、娘尾崎実里は健在で、NEO=SYSTEM社の関連会社から遺族年金が支払われている。

戦闘モード (せんとうもーど)

『企業戦士YAMAZAKI』の主人公、山崎宅郎が敵企業戦士と戦うときの状態。戦闘用メガネのヤマザキ=アイを装着することでモード変換する。1年後に倒れたとき、不具合を修正するニュー・ヤマザキ=アイで超戦闘モードであるサンダー=ヤマザキにパワーアップ。さらに1年後には大破からリサイクルされて復活し、最新型戦闘モードとしてヤマザキ=X3にパワーアップ。 そして1年後、廃棄寸前から修復されて戦闘モード最終形のヤマザキ=GTに到達した。名刺を投げて相手を切り刻む名刺スラッシュが得意技だが、最後に相手を倒す技は毎回異なる。

鹿島 倫子 (かしま りんこ)

山崎宅郎の助手をつとめる少女。6年前に父の不倫で両親が離婚したことからグレて救護院に送られ、16歳で脱走。17歳のときに出会った山崎宅郎が家族のために働いていることを知って、おしかけ助手になる。できれば、自分と家庭を持ってほしい気持ちもあった。山崎宅郎が失った味覚や嗅覚のほか、女子からの視点でサポートした。 行動を共にするうちに人間として成長し、カウンセラーを目指すようになる。父はインター石油重役で、母は糖尿病を患っている。自慢の姉晴子はスーパー赤玉屋で女性総合職として将来を嘱望されている。

仙葉 貴理香 (せんば きりか)

NEO=SYSTEM社に所属するエンジニア。メガネでショートボブの美女。戦うと無傷で戻らない山崎宅郎を独りでメンテナンスする。AX電機工業創業者の娘で、会社は愛人の子である弟が継いだ。その恨みから基本的に苗字を使用しない。NEO=SYSTEM社が廃棄を決めた山崎宅郎の継続利用を、自らの死後にその脳を検体として提供する条件で認めさせた。

尾崎 香織 (おざき かおり)

尾崎達郎の未亡人。川崎のアパートで娘の実里と二人で暮らしている。夫尾崎の過労死が労災として認められなかったが、遺族年金が届いたため自立できた。料理教室で講師をしていた経験から、中高年男性向けの料理教室を開業する予定。

新堂 源一郎 (しんどう げんいちろう)

集英商事の事業企画本部長。山崎宅郎のかつての姿である尾崎達郎と同期入社のライバルで、尾崎に後の妻香織を紹介した人物でもある。かつては「人を活かす自分も活きることがビジネスの本堂なり」と尾崎と励まし合った仲。現在は、ビジネス界の黒幕になるという野望を持つ。 NEO=SYSTEM社のバックである二00一年委員会とも関係がある。

企業戦士 (びじねす・こまんどー)

『企業戦士YAMAZAKI』に登場するサイボーグ。人材派遣会社数社が開発を競っているサイボーグ社員。過労死したサラリーマンの脳と顔の皮膚を使用し、そのボディにはビジネスのための各種装備が内蔵されている。他社の企業戦士と直接戦うために武装も当然。日本が先行しているが、アメリカでも開発が始まった。

集団・組織

NEO=SYSTEM社 (ねおしすてむしゃ)

『企業戦士YAMAZAKI』に登場する企業。山崎宅郎が登録されている派遣会社で、サラリーマンの脳を移植したサイボーグ、ビジネスコマンドー(企業戦士)たちを抱えている。サイボーグの能力によって報酬は異なる。関連企業にはタイラント重工マリア保険などがある。バックは二00一年委員会というエリート官僚たちの研究会。 この委員会の国内企業活性化プランのために設立された。集英商事も出資企業のひとつ。

書誌情報

企業戦士Yamazaki 全12巻 〈ジャンプコミックスデラックス〉 完結

第1巻 Restructuring-再構築

(1993年8月発行、 978-4088582818)

第2巻 眠れる獅子

(1994年1月発行、 978-4088582825)

第3巻 Lady tiger

(1994年8月発行、 978-4088582832)

第4巻 Big tomorrow

(1995年2月発行、 978-4088582849)

第5巻 Hand in hand

(1995年8月発行、 978-4088582856)

第6巻 Rain & pain

(1996年2月発行、 978-4088582863)

第7巻 The way of the dragon

(1996年8月発行、 978-4088582870)

第8巻 Open the window

(1997年2月発行、 978-4088582887)

第9巻 Somebody's night

(1997年8月発行、 978-4088582894)

第10巻 Dead or alive

(1998年2月発行、 978-4088590066)

第11巻 Love wars

(1998年8月発行、 978-4088590318)

第12巻 Power of dream

(1999年2月発行、 978-4088590561)

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