概要
とある時代のとある村、幼稚園に通っている武家の男児剣之介は、同じクラスの少女お臀からデートに誘われる。そもそもデートが何なのか分からない剣之介が母親にそれとなく訊ねてみると、楽しいが失敗すれば女の子から「最低」とみなされるイベントだと釘を刺されてしまう。
登場人物・キャラクター
剣之介 (けんのすけ)
幼稚園児で、武家に生まれ育つ若侍。剣の鍛錬を積んでおり武芸に秀でている。実直な性格だが年齢ゆえに世間知らず。デートとはどんなことをするのか全く分からず母に相談し、忍丸のアドバイスにしたがって予習を始める。
剣之介の母 (けんのすけのはは)
剣之介の母親。デートについて質問され、自分と夫が昔おこなったデートの話に興じる。女の子を幻滅させないよう剣之介にかたく注意した。
忍丸 (しのびまる)
剣之介の家付きの忍者で、二足歩行する小豚。お臀とのデートを控えた剣之介へテレビや雑誌で聞きかじった情報をもとにレクチャーを施し、海や茶店、買い物などへ連れまわしてはあることないこと吹き込んでいく。
お臀 (おでん)
剣之介と同じ幼稚園に通う女の子。剣之介にはそっけない態度を取ることもあるが、デートに誘うくらいには仲良しでもある。