概要・あらすじ
ヒーローを熱烈に愛好する中学生・広野健太は、ある日異次元世界の少女アオイに遭遇、さらに不思議なノートを拾う。ふと思いついて自分の創作したヒーローをノートに落書きしたところ、健太はその通りの姿に変身。
彼が拾ったのは書いたことが現実化するドリムノートだった。本物のヒーロー、ウイングマンとなった健太は本物の悪の組織を相手に本物の戦いへ身を投じていく。
登場人物・キャラクター
広野 健太 (ひろの けんた)
関東の私立中学校に通う中学1年生。幼少期からヒーローに憧れる正義感あふれる明るい性格の少年。自作のヒーロースーツを着て校則違反をしている生徒を取り締まる活動をしていた。書いたことが現実化するドリムノートを入手したことで本物のヒーロー・ウイングマンになる。 三次元世界の征服を狙うリメルの勢力と戦う。
アオイ
異次元世界ポドリムスから来た少女。16歳。ドリムノートを手に入れた健太のパートナー。健太に対しては年上のお姉さん的存在としてふるまい、様々なアドバイスを与え導いていく。夢あおいと名乗って学校へ編入する。 感情の起伏をはっきり表わすが、恋に関しては純情で奥手なところもある。父親はポドリムスの優秀な科学者。
キータクラー
悪の帝王リメル直属の部下で、ウイングマンと戦う。人間に化けて北倉と名乗り、教師として健太の通う中学校へ潜入した。
森本 桃子 (もりもと ももこ)
健太と同じ中学校に通う少女。ヒーロー好き。小学生時代から健太を知っており、ずっと片想いしている。後に健太がウイングマンである事実を知り、戦いに加わることになる。
ウイングマン
書いたことを現実化するドリムノートの力で広野健太が変身したヒーローの姿。変身時のかけ声は「チェイング」。大きな翼が背中にあり、飛行可能。ドリムノートに設定を追記することで、使える技や装備が拡張されていく。
小川 美紅 (おがわ みく)
健太と同じ中学校に通う少女。クラスの保健委員をつとめる心優しい女の子。新体操部所属。後に健太がウイングマンである事実を知り、戦いに加わることになる。内気であまり強くもの言えない性格だったが、少しずつ成長していく。
布沢 久美子 (ふざわ くみこ)
健太と同じ中学校に通う少女。新聞部に所属。スクープを求めて健太を追ううちにウイングマンの秘密にふれ、後に自らも戦いに加わることになる。周囲の迷惑にかまわずトラブルを起こす性格。
リメル
異次元世界ポドリムスを支配下に置く悪の帝王。ポドリムス人を奴隷として虐げている。三次元世界も征服するべく侵攻を企て、配下の者をウイングマン』と戦わせる。ドリムノートを奪取して悪用しようとしている。
場所
ポドリムス
『夢戦士ウイングマン』に登場する異世界。アオイの出身地。悪の帝王リメルに支配され、ほとんどの住人たちが奴隷になっている。
三次元世界 (さんじげんせかい)
異次元世界のポドリムスからみて、地球人の生きている現実の世界を指す呼称。
その他キーワード
デルタエンド
『夢戦士ウイングマン』に登場する必殺技。健太がウイングマンに変身して敵と戦い、トドメをさす時に使う。ファイナルビームを越える新必殺技として考案された。ウイングマンが3体に分身して展開した三角錐型のバリアに敵を閉じ込め、内部に爆発を起こす。 変身の残り時間がわずかにならないと使えない。
ドリムノート
書き込んだことが現実化するノート。ポドリムスの科学者であるアオイの父親が製作した。健太はこれに自分の考案したヒーローの設定を書き入れてウイングマンに変身する力を手に入れた後、武器・乗り物・必殺技を思いつくたびに付け足していった。
ファイナルビーム
『夢戦士ウイングマン』に登場する必殺技。健太がウイングマンに変身して敵と戦い、トドメをさす時に使う。強力な光線を発射する。一度使っただけでも体力を著しく消耗してしまう。