概要・あらすじ
怪力を武器に暴れてばかりの大男坂口松太郎が相撲部屋に入門。気ままな性格であちこちでトラブルに巻き込まれながら、のたりのたりと一人前の力士への道を歩んでいく。
登場人物・キャラクター
坂口 松太郎 (さかぐち まつたろう)
ずば抜けた怪力を持つ大男。長崎の田舎から東京の相撲部屋・雷神部屋に入門。傍若無人で破天荒なキャラクターで、行く先々でトラブルを起こしてばかりいる。
中沢 (なかざわ)
主人公の坂口松太郎が入門した雷神部屋の幕下力士。先輩として坂口松太郎に縦社会の厳しさを教えようとするも、結果的にいつも振り回されてしまう。
雷神親方 (らいじんおやかた)
主人公の坂口松太郎が入門した雷神部屋の親方。坂口松太郎をスカウトしたものの、その傍若無人な振る舞いには手を焼いている。
竜ノ川関 (たつのかわせき)
主人公の坂口松太郎が入門した雷神部屋のナンバー2力士。坂口松太郎を毛嫌いしており、すぐ嫌味を言ってケンカになる。
井ノ川関 (いのかわぜき)
主人公の坂口松太郎が入門した雷神部屋の部屋頭。坂口松太郎の横暴さに手を焼くが、素質は評価しており、厳しく稽古をつける。
南 令子 (みなみ れいこ)
主人公の坂口松太郎が通っていた中学校の女性教師で、坂口松太郎の5歳年上。また、坂口松太郎が思いを寄せる相手で、のちに結婚する。
田中 清 (たなか きよし)
雷神部屋の力士。主人公の坂口松太郎の先輩にあたるが、身体も気も小さいことから出世できずにいる。内気な性格だが酒乱で酒を飲むと豹変する。酒の失敗を繰り返しつつ、徐々に出世していく。
島田先生 (しまだせんせい)
主人公の坂口松太郎の中学時代の担任教師で、良き理解者。坂口松太郎が雷神部屋に入門した後も、彼を見守っている。
西尾 (にしお)
主人公の坂口松太郎と同じ長崎の田舎で、炭鉱労働者として働いていた老人。上京して相撲部屋の雑用係をする。坂口松太郎の悪友。
クレジット
原作
のたり松太郎 (のたりまつたろう)
人並み外れた怪力の持ち主で暴れん坊の坂口松太郎が、相撲界を舞台に一人前の力士へと成長する姿を描いた相撲漫画。相撲部屋の日常や力士たちの一喜一憂する姿なども描かれる。相撲漫画の代表的作品だが、未完の作品... 関連ページ:のたり松太郎