概要・あらすじ
人間の道を外れた者が鬼神となり世界を狂気で覆い尽くす。そんな最悪の結果を防ぐため、鬼神の卵のうちに狩る者たちが通う学校があった。刀や銃などの武器に姿を変えることが出来る武器と、ペアを組んだ武器を使いこなす職人を育てる死神武器職人専門学校、通称死武専だ。
登場人物・キャラクター
ソウル
マカとペアを組む武器の少年。魔鎌に変身できる。クールな男を目指しているため、態度は不真面目、皮肉屋でひねくれた言動が多い。その一方で、マカを気遣う優しさもある。教養がありピアノを弾くこともできる。 マカと共同生活をしている。
マカ
ソウルとペアを組んでいる職人の少女。鎌職人。優等生で真面目な性格だが、怒るとかなり乱暴になり、本の背表紙で脳天を叩く「マカチョップ」を繰り出す。ソウルとは口喧嘩をすることも多いが、じつはとても信頼している。 魔や狂気を打ち消す力を持った特殊な魂の波長の持ち主。なにより、恐怖と戦う勇気を持っている。ソウルと共同生活をしている。
死人・バレット (しどばれっど)
ナイグスとペアを組む、ナイフ職人。一度死んだがシュタインによってゾンビとして復活。生前の自分をさして「俺は……そんな男だった」と誇ることが多い。死武専の先生。
ブラック☆スター
椿とペアを組む職人の少年。暗器職人。暗殺者とは思えないほど自己主張が強く、小物扱いされたり、他人が自分より目立つことが嫌い。大の自信家でもあり、常に「自分はビッグな男だ」「神を超える」「最強になる」「武神になる」と言っている。 戦いに関する実力はかなり高いが、筆記試験は大の苦手。自分勝手な性格が災いし万年補習を受けている。
メデューサ
魔女。体内に千匹の蛇を飼い使役している。冷静沈着で、常に先の先を読む策略家。
阿修羅 (あしゅら)
古今東西、唯一鬼神となった人物。死神様によって倒され、死武専の地下に何百年も封印されていたが、メデューサの暗躍で復活する。
エクスカリバー
「手にした職人に最強の力を与える」と言われる伝説の剣。だが、手にするためには1000を超える彼のルールに従う必要があり、そのウザさに人としての波長が合わず断念する者がほとんど。
弓 梓 (ゆみ あずさ)
魔弩に変身する武器。デスサイズスの一人。東アジア担当。真面目で理知的はクールビューティー。また仕切り屋でもあるため「キング・オブ・委員長」のあだ名を持つ。
デス・ザ・キッド (ですざきっど)
死神様の息子。リズとパティのトンプソン姉妹とペアを組む職人の少年。二丁拳銃の使い手。なんでも完璧にしないと気が済まず、特にシンメトリー(左右対称)には極度に神経質。実力も高く自信家のように見えるが、じつは傷つきやすくヘタレ。 射撃が中心だが、格闘戦も得意。
クロナ
ラグナロクとペアを組む職人。魔剣士。性別な不詳。メデューサの子供で、全身の血をラグナロクが溶かされた黒血と入れ替えられている。ナイーブで閉鎖的な性格。いつもひとりでいたが、マカと出会うことで少しづつ変わっていく。
マリー・ミョルニル (まりーみょるにる)
魔槌に変身する武器。デスサイズスの一人。オセアニア担当。初めは小型の槌だが、戦闘時はさらにトンファーに変形する。気の毒なくらいに男運がない。
中務 椿 (なかつかさ つばき)
ブラックスターとペアを組む武器の少女。5種類に変化できる魔暗器に変身できる。魔武器の直系の一族「中務家」出身。おっとりした柔和で優しい性格で、協調性が高い。成績優秀だが、素直な性格なためか引っ掛け問題に弱い。 アクの強いブラックスターを誰よりも理解している。
ミーラ・ナイグス (みーらないぐす)
シドと組んでいる武器。ナイフに変身する。死武専の先生。
エリザベス・トンプソン (えりざべすとんぷそん)
キッドとペアを組む武器の少女。魔拳銃に変身する。パティの姉。性格は比較的まともだが、大のお化け嫌い。
ラグナロク
クロナとペアを組む武器。魔剣に変身する。意地が悪く、ことあるごとにクロナをいびっている。
死神様 (しにがみさま)
死武専の学校長であり、この世界の実質的な神。以前は、かなり強い容姿と言動だったらしいが、今ではかなりひょうきんな人物として知られている。かつて、狂気に走り鬼神となった阿修羅を封印した。
フランケン・シュタイン (ふらんけんしゅたいん)
死武専最強の職人と称されるほどの天才。以前、デスサイズことスピリットとペアを組んでおり、デスサイズのことは「先輩」と呼んでいる。現在、デス・シティーの外れに自分の研究所ツギハギ研究所を持っているため、「博士」と呼ばれることも多い。
ブレア
強い魔力を持つ猫。普段は人間の姿で魔女の扮装をしている。容姿端麗で巨乳。現在はマカとソウルの家に居候し、キャバクラ「チュパキャブラス」で働いている。
アラクネ
蜘蛛の魔女。魔女界きっての異端で、魔女の魂を使い最初に魔武器を作り出した。死神様によって800年前に一度討伐されたが、鬼神が復活した影響で復活。巨大なネットワークにより組織「アラクノフォビア」を作り、死武専へ攻撃を仕掛けてきた。
パトリシア・トンプソン (ぱとりしあとんぷそん)
キッドとペアを組む武器の少女。魔拳銃に変身する。リズの妹。能天気な天然キャラ。だが、時折切れた発言や態度を見せることがある。
スピリット=アルバーン (すぴりっとあるばーん)
魔鎌に変身する武器。デスサイズスの一人。だが正式にデスサイズを名乗れるのはスピリットだけ。マカの父親だが、すでに母親とは離婚しており、親権はない。また、マカを溺愛しているが、かなりの女好きでマカからは嫌われている。
魔女
「魔婆様」を頂点とする魔法を扱う者たちのこと。死神とは遥か昔から抗争を続けている。
死武専 (しぶせん)
『ソウルイーター』に登場する学校。死神様のお膝元となる街デス・シティーのほぼ中央に建てられた学校。デスサイズと呼ばれる死神様使う最強の武器を生み出すため、職人と武器を育てる教育機関であり、全世界に散らばっているデスサイズや卒業生らをまとめる本部でもある。
その他キーワード
デスサイズ
死神様が使う最強の武器。彼らを総じてデスサイズスと呼ぶ。デスサイズは世界各地に散らばっており、鬼神の兆候を監視している。とはいえ、作中に登場するデスサイズは一桁。そうそう成れるものではない。 それぞれの担当地区からデス・シティーへ戻った時は死武専の先生を務めている。
武器 (ぶき)
『ソウルイーター』に登場する用語。刀や銃などの武器に姿を変えることが出来る人間のこと。ただし、友人や恋人同士だとしても、武器と職人としての魂の波長が合わなければペアを組むことが出来ない。
職人 (しょくにん)
『ソウルイーター』に登場する用語。武器とペアを組む人間のこと。ただし、友人や恋人同士だとしても、武器と職人としての魂の波長が合わなければペアを組むことが出来ない。