海底3万マイル

海底3万マイル

東映動画による石森章太郎原作SF映画の第4作。前3作は、『サイボーグ009』『サイボーグ009 怪獣戦争』『空飛ぶゆうれい船』。前3作に比してファンタジー色が強いロマンチックな海洋冒険もの。

正式名称
海底3万マイル
ふりがな
かいていさんまんまいる
原作者
制作
東映動画
公開日
ジャンル
アドベンチャー
 
ファンタジー
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概要

イサムの父の案内で海底見学を楽しんだイサムチータは、その帰りに山に遊びに行き、海底国の王女エンジェルと出会う。すると火口から火焔竜ロボットが現れ、人々に襲いかかる。エンジェルを助けたイサムチータ海底国に招待され歓迎をうける。

だが、その帰途でイサム達は地底国に捕らえられてしまう。エンジェルを人質にすることで海底国の干渉を恐れる必要がなくなった地底国は地上への侵攻を開始する。

登場人物・キャラクター

イサム

サッカーが好きな少年。勇敢で好奇心が強い。

海底国 (かいていこく)

『海底3万マイル』に登場する国。何万年も前に地上にあった国が火焔竜によって滅びた際、海に逃れた人々の子孫が作った国。海底にドームを作って暮らしている。

地底国 (ちていこく)

『海底3万マイル』に登場する国。地上の国が滅亡した際、地底に逃れた人々の国。地底の洞窟で暮らしている。マグマの子孫とされている。

イサムの父 (いさむのちち)

イサムの父。海洋学者で海底資源の研究をしている。

火焔竜 (かえんりゅう)

伝説の怪獣。何万年前も滅びた。炎の湖に住んでいたという。大人しい性格で人間に養われて生きていたが、マグマに軍事利用されそうになったために暴走。地上の国を滅ぼす。

海底王 (かいていおう)

海底国の王でエンジェルの父。地底国の地上攻撃に反対し、海底国を率いて地底国と戦う。

オクトパス

エンジェルのお付きの一人。どこかとぼけたところのある男。

タトル

エンジェルのお付きの一人。威張りやで欲張り。

エンジェル

本編のヒロイン。海底国の王女。気が強い少女。

マグマ7世 (まぐまななせい)

地底国の王。伝説の怪獣火焔竜を模して作ったロボット火焔竜ロボットを使い地上征服を企む。海底国の干渉を排除するために、エンジェルを誘拐する。

マグマ

何万年前、海底国地底国のもととなった地上の国の王。火焔竜を使って世界征服を企むが、怒った火焔竜が暴走、地上はマグマに覆われ国は滅びてしまう。

火焔竜ロボット (かえんりゅうろぼっと)

火焔竜を模してマグマ7世が作ったロボット。口から火や隕石のようなものを吐く。地上の兵器ではまったく歯がたたない。地底国にある操縦機から遠隔操縦されている。

イサムの母 (いさむのはは)

イサムの母。行方不明になったイサムを心配する。

チータ

イサムのペットのチーター。イサムのパートナーとして活躍する。

その他キーワード

イサムキック

『海底3万マイル』に登場する技。主人公、サッカー好きのイサムが作中度々使う必殺技。背後に居る敵をKOしてしまうオーバーヘッドキック。作中では名前がない技であるが、DVDのチャプター名になっているので特記する。

シースルー号 (しーするーごう)

『海底3万マイル』に登場する乗り物。エンジェルが所有する。エアーを噴出することで水陸空を自在に移動できる。タトルとオクトパスが操縦する。

クレジット

原作

石森章太郎

演出

田宮武

脚本

岡本克巳

作画監督

奥多貞弘

音楽

渡辺岳夫

アニメーション制作

東映動画

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