概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
山野 光波 (やまの みつは)
高校を卒業して間もない少女。年齢は18歳。身長は152センチで、小学生にまちがわれるほどの童顔。日本に生まれ育った日本人で、半年ほど前に両親と兄を亡くして天涯孤独の身の上。異世界の「ゼグレイウス王国」では別大陸の「ニホン国」から来た、やんごとなき身分の人間「雷の姫巫女」を自称しており、名前も「ミツハ・フォン・ヤマノ」と名乗る。大学受験に失敗し、将来の展望に悩みを抱えていたところ、ナンパしてきた男たちと争いになって崖から転落する。その際、「多数の世界を渡り歩く精神体」という「謎の存在」の一部を偶然引きちぎったことで力の一部を取り込み、世界を転移する能力を手に入れた。しかし、当初は自分が能力を手に入れたことに気づかず、それどころか力と融合した拍子に地球ではない異世界に転移してしまい、言葉の通じない世界で数日を過ごす羽目になってしまう。その後、紆余曲折を経て「謎の存在」によって力の説明をされる機会を得た際には、「相手の使用する言語を走査し身に付ける能力」と「ゆっくりだが確実に治る治癒能力」を追加で与えられている。生来の性格は明るく、逆境にめげないあふれんばかりのバイタリティの持ち主。それでいて、兄の影響によってアニメやサバイバルゲームに付随するさまざまな雑学を豊富に蓄えながら、異世界の死生観に適応できるドライな価値観を有する。「謎の存在」によって手に入れた力と山野光波自身の状況を理解してからは、将来のための目標として老後に苦労しない財産を、それぞれの世界に蓄えることを掲げている。その目標額はそれぞれの世界で10億円ずつの合計20億円としており、金貨に改めると8万枚となる。
サビーネ
ゼグレイウス王国の第3王女。年齢は10歳ながら聡明で、かわいらしい外見と口調とは裏腹に、強かな一面を持つ。山野光波の雑貨屋が有名だったためにお忍びで遊びに来たが、その帰りに誘拐犯にさらわれそうになり、光波に助けられる。この事件をきっかけに光波を「ミツハ姉様」と慕い、毎日のように足しげく雑貨屋へ通うようになった。特に光波が店舗で隠し見ていたDVDやテレビがお気に入りで、雑貨屋へ来る度に視聴を繰り返している。
クレジット
- 原作
-
FUNA
- キャラクター原案
-
東西
書誌情報
老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます 13巻 講談社〈シリウスKC〉
第1巻
(2017-12-01発行、 978-4065105030)
第2巻
(2018-05-09発行、 978-4065113837)
第3巻
(2019-01-09発行、 978-4065141007)
第4巻
(2019-05-09発行、 978-4065154151)
第5巻
(2019-12-04発行、 978-4065178010)
第6巻
(2020-06-09発行、 978-4065197264)
第7巻
(2020-12-09発行、 978-4065215883)
第8巻
(2021-06-09発行、 978-4065235157)
第9巻
(2021-12-09発行、 978-4065261088)
第10巻
(2022-08-08発行、 978-4065287835)
第11巻
(2023-02-09発行、 978-4065305690)
第12巻
(2023-12-07発行、 978-4065338261)
第13巻
(2024-10-08発行、 978-4065370827)