日常ではさえないただのおっさん、本当は地上最強の戦神

日常ではさえないただのおっさん、本当は地上最強の戦神

相野仁の小説『日常ではさえないただのおっさん、本当は地上最強の戦神』のコミカライズ作品。地上最強クラスの戦闘能力を持ちながら、ふだんはさえないおっさん冒険者に扮して暮らすバルが、新人冒険者のサポートから国で起きている謎の現象の調査まで、幅広く活躍する姿を描いたファンタジー。「ComicWalker」で配信の作品。

正式名称
日常ではさえないただのおっさん、本当は地上最強の戦神
ふりがな
にちじょうではさえないただのおっさんほんとうはちじょうさいきょうのせんじん
原作者
相野 仁
作画
ジャンル
ファンタジー
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あらすじ

第1巻

「その日暮らし」のスローライフを好むベテラン冒険者のバルは、エーファヘレナイェニーの三人の新人冒険者をサポートする役を冒険者ギルドから紹介されて、三人といっしょに帝都を出発する。道中、三人はバルの助言をあまり聞かず勝手に行動していたが、目的地近くでアクシデントに遭遇する。アクシデントはバルが簡単に対処し、無事に依頼品を入手。帰り道に今の四人の力ではとてもかなわない魔物、アウズンブラに襲われるが、絶体絶命のピンチもバルの機転で脱出し、四人は無事に帝都へ帰還する。群れで行動するアウズンブラが本来は生息しない場所にいたうえに、一頭だけで行動していたことを疑問に思ったバルは、本来の姿である八神輝筆頭のバルトロメウスとなって、帝都の省庁を訪れるのだった。

登場人物・キャラクター

バル

「その日暮らし」のスローライフを好む人間種の男性。年齢は30歳。周囲からは「その場しのぎのバル」とも呼ばれている。ベテランながら冒険ランクは、新人と同じ最低の7級。それでも新人のサポートとして30回以上旅に同行し、全員無事に帰還させている実績があり、冒険者ギルドからの信頼は厚い。さえない冒険者とは思えない高い身体能力を持つが、その正体は八神輝筆頭のバルトロメウス。バルトロメウスは素顔を仮面で隠しているため、ふだんは素顔で一介の冒険者であるバルとして、市井で情報を収集している。

エーファ

冒険者になったばかりの獣人種の少女。勝気で素直になれない性格で、冒険者ギルドからの初めての依頼で同行したバルにも反抗的な態度を取り続ける。しかし経験不足からくるピンチを、バルに何度も助けてもらうと自分の未熟さを痛感し、態度を軟化させる。以降はバルに対して好意を寄せるようになるが、素直になれない性格が災いして気持ちを伝えられないでいる。

ヘレナ

冒険者になったばかりの獣人種の少女。回復魔術が使える。おっとりとした性格をしており、冒険者ギルドからの初めの依頼もピクニック気分で、同行したバルの忠告をまったく聞かなかった。しかし、ピンチをバルに何度も助けてもらうと、自分の未熟さを痛感して考えを改める。以降は依頼に備えて準備をしっかりとするようになる。

イェニー

冒険者になったばかりの獣人種の少女。冷静な性格ながら、方向音痴なところがある。冒険者ギルドからの初めの依頼もピクニック気分で、同行したバルの忠告をまったく聞かなかった。しかしピンチをバルに何度も助けてもらうと、自分の未熟さを痛感して考えを改める。エーファやヘレナと比べて、自分の胸が極端に小さいことを気にしている。

クロード

八神輝の一人である男性で、省庁の執務室で指揮を執っている。バルが正体を隠して一介の冒険者として活動していることを「庶民ごっこ」と称し、快く思っていない。

ヴェルヘミーナ

八神輝の一人である女性。見た目は少女ながら、帝国成立以前から生きている長寿の種族。バルに好意を寄せており、バル以外にはかたくなな態度を取る。魔術に長けており、バルの頼みで生息地以外に出現する魔物の調査を行っている。

イェレミニアス

帝国冒険者ギルドの総長を務める獣人種の男性。部下や冒険者のことを第一に考えているが、書類処理の仕事ばかりで辟易している。八神輝筆頭のバルトロメウスの正体がバルであることを知っている数少ない人物で、バルの友人でもある。

集団・組織

八神輝 (れーゔぁていん)

大陸を睥睨(へいげい)する超大国リヒト帝国において最強を謳う、八人の戦士の総称。あらゆる権限を付与されており、各行政機関の都合や権限に左右されずに介入できる。

クレジット

原作

相野 仁

キャラクター原案

桑島 黎音

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