概要・あらすじ
世界的大企業の御曹司である主人公の市ノ宮行は、川で溺れかけた際に、自称金星人の美少女・ニノに助けられる。彼女は荒川河川敷に住むホームレスだった。出会いをきっかけに荒川河川敷に住むことになった市ノ宮行とニノの恋の行方や、河川敷の住人たちとの日々が繰り広げられていく。
登場人物・キャラクター
市ノ宮 行 (いちのみや こう)
世界的大企業「市ノ宮グループ」の御曹司で、大学生だが複数の会社を経営するエリート。川で溺れたところを助けられた借りを返すため、ニノの恋人となって荒川河川敷に住み始める。
シロ
手足の部分に穴を開けた寝袋を着た、荒川河川敷に住むおじさん。白線の上しか歩くことができず、常に自分で白線を引いてその上を歩く。白線から落ちると、妻が鶏になってしまうと言う。
星 (ほし)
荒川河川敷のトレーラーハウスに住む。星の形のマスクをかぶったミュージシャン。河川敷でときどきコンサートを開く。ニノのことが好き。
ニノ
自称金星人。荒川河川敷に住むホームレスの美少女で、両親は金星にいるという。地球の恋を知るために、主人公の市ノ宮行に、恋をさせてくれないかと頼む。
P子 (ぴーこ)
荒川河川敷で、住人たちが食べる野菜を栽培する少女。彼女のドジによって、主人公の市ノ宮行は何度か命を落としかける。村長に恋をしている。
ステラ
孤児院でシスターに育てられた女の子で、シスターを追ってイギリスから荒川河川敷へやってきた。広島弁を話す。
マリア
荒川河川敷にある牧場で家畜を飼う美女。サディスティックな性格で、言葉攻めを得意とする。シスターとは河川敷に来る前、戦場で出会った因縁がある。
シスター
修道女の服を着た、身長2メートル以上の美青年。傭兵上がりのイギリス人で、銃火器を使いこなす。荒川河川敷の教会で、毎週日曜日にミサを開く。
村長 (そんちょう)
荒川河川敷のホームレスたちのリーダーで、河童。主人公の市ノ宮行は着ぐるみだと思っているが、住人たちは本物の河童だと信じている。河川敷に住むには彼から名前をもらわなければならない。
アマゾネス
荒川河上流で天狗の面を付けた男達を従え、秘宝「ガリガリ様」を守ると称し周囲を日夜監視する少女。外見は屈強だが、恋に恥じらう面も見せるなど少女らしい側面も見せる。
クレジット
原作
荒川アンダー ザ ブリッジ (あらかわあんだーざぶりっじ)
荒川の河川敷に暮らす、市ノ宮行とニノを中心とした個性的な面々が起こす騒動を描く。ラブコメの体裁を取りつつも、終始シュールなボケとツッコミが展開されるギャグ漫画。全体の展開にはSF的な要素も含まれる。コ... 関連ページ:荒川アンダー ザ ブリッジ