概要・あらすじ
14年前。藤井エリカは、実業家の父と元モデルの母を持つ大金持ちのお嬢様で、下僕を従える学園の女王として君臨していた。しかし、父親が事業に失敗し、生活は一転。26歳になった現在は、借金を抱えるボンビーガールとして暮らしていた。しかも、後輩をかばって、セクハラ上司をぶっ飛ばして会社をクビになり、現在は無職。彼女に助けられた後輩女子は、せめてものお礼にと、エリカに異業種交流会のチケットを手渡す。次の仕事のためと、交流会に出席するエリカだったが、実態はハイソな人間が集まるセレブパーティーだった。そんなパーティーで、エリカは、長身のイケメンだが、性格が歪んだ男に出会う。彼の名は中条小太郎。学園の女王だったエリカが、かつて下僕としていびり倒していた男だった。地位も名誉も手に入れたイケメン社長に変身した小太郎の原動力は、エリカへの復讐。かつて犬のように扱われたエリカへの雪辱だった。エリカが失業中だと知った小太郎は、彼女を秘書として採用。昔とは逆に、犬のようにエリカをこき使うと宣言するのであった。