概要・あらすじ
小学5年生の一条蛍は、両親の仕事の都合で、5時間に1本しかバスの来ない田舎町に引っ越す。そこで中高一貫校の旭丘分校に転入。旭丘分校の全校生徒5人の、山菜摘みや川での魚釣り、春のお花見など、自然溢れる環境での日常生活が描かれる。
登場人物・キャラクター
宮内 れんげ (みやうち れんげ)
旭丘分校の小学1年生。語尾に「〜のん」とつけるのが口癖で、タヌキに「具」という名前をつけるなど、独特の感性の持ち主。
宮内 ひかげ (みやうち ひかげ)
高校1年生で、宮内れんげの姉、宮内一穂の妹。東京の高校に通っている。喜怒哀楽の激しい性格。
越谷 卓 (こしがや すぐる)
越谷夏海と越谷小鞠の兄で、旭丘分校の中学3年生。存在感がなく、まったく喋らない。
加賀山 楓 (かがやま かえで)
旭丘分校の卒業生で、20歳。駄菓子屋を経営している。越谷夏海のいたずらの度が過ぎると制裁を与える。ボーイッシュでさばさばした性格。
越谷 小鞠 (こしがや こまり)
旭丘分校の中学2年生で、越谷夏海の姉。身長140 cm未満と、背が伸びないことを気にしている。大人に憧れており責任感が強いが、空回りしてしまうことが多い。
越谷 夏海 (こしがや なつみ)
旭丘分校の中学1年生で、学校のムードメーカー。性格は明るく、いたずら好き。姉の越谷小鞠をよくからかう。勉強は苦手。
一条 蛍 (いちじょう ほたる)
両親の仕事の都合で、東京から旭丘分校に転校してきた小学5年生。小学生にしては背が高く発育が良いことから、近所のおばさんにお見合いを進められるなど、大人扱いをされることも。おとなしい性格。
宮内 一穂 (みやうち かずほ)
旭丘分校の教師で、宮内れんげの姉。24歳。寝坊癖があり、朝は妹に起こされることもある。また、授業中に寝てしまうことも多い。