針子の乙女

針子の乙女

ゼロキの小説『針子の乙女』のコミカライズ作品。王族に衣服などを献上する「技術貴族」や「加護縫い」と呼ばれる特殊能力が存在する異世界を舞台にしている。現代日本から貴族であるヌィール家の長女として転生したヌィール・ユイが、加護縫いができないがゆえに地獄のような日々を送る中、心優しき貴族のカロスティーラ・ロダンに引き取られ、針子として新たな生活を歩む姿を描いたミラクル裁縫ファンタジー。悲惨な幼少期を送ってきたユイが新たな才能を開花させていくシンデレラストーリーが、幻想的な雰囲気で展開される。KADOKAWA「ヤングエースUP」で2019年7月26日より配信の作品。

正式名称
針子の乙女
ふりがな
はりこのおとめ
原作者
ゼロキ
漫画
ジャンル
ファンタジー
 
転生
レーベル
角川コミックス・エース(KADOKAWA)
巻数
既刊4巻
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

ヌィール・ユイ

現代日本で生活していた女子高校生。18歳の時に交通事故に遭い、痛みとともに遠ざかる意識の中、次に目覚めると異世界の技術貴族であるヌィール家の長女として転生していた。転生前は「紬」という名前だった。ヌィール家特有の能力「加護縫い」ができないと判断されたあとは暗い作業部屋に閉じ込められ、雑用を押し付けられる地獄のような生活を送っていた。しかし、貴族のカロスティーラ・ロダンに引き取られて針子として働くようになり、裁縫技術の才能が開花し、運命が大きく動き出す。精霊と対話することができ、魔力で精霊たちに干渉する不思議な能力を持つ。

カロスティーラ・ロダン

ヌィール・ユイを引き取った貴族の男性。モデルのような見た目の美青年で、茶金色のロングヘアと青い瞳を持つ。若くして国王を支える優秀な文官で、才知と慈悲を兼ね備えている。ユイを針子として引き取り、過酷な環境で生活していた彼女を救った恩人でもある。ユイがカロスティーラ・ロダンに感謝を込めて、ヌィール家で見せなかった「加護縫い」や「精霊との対話」で制作した匂い袋をプレゼントされ、それが国宝クラスのレベルであることに気づく。これをきっかけに、ユイの秘められた才能を見いだすこととなる。

クレジット

原作

ゼロキ

キャラクター原案

竹岡 美穂

書誌情報

針子の乙女 4巻 KADOKAWA〈角川コミックス・エース〉

第1巻

(2020-08-04発行、 978-4041093559)

第2巻

(2021-09-10発行、 978-4041093566)

第3巻

(2022-09-09発行、 978-4041128633)

第4巻

(2023-11-10発行、 978-4041141274)

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