概要・あらすじ
謎を主食とする魔人脳噛ネウロ。魔界の謎は食べ尽くしてしまった彼は、次なる餌場として人間界の謎に興味を持つ。そこで出会った女子高生の桂木弥子に目を付けたネウロは、魔人の力で彼女を探偵に仕立て上げる。
こうしてネウロは未知なる人間界の謎を食べるため、桂木弥子を利用して数々の事件に挑んでいく。
登場人物・キャラクター
脳噛ネウロ (のうがみねうろ)
『魔人探偵脳噛ネウロ』の主人公のひとり。魔界に住む魔人で、主食は謎を解明したときに放出されるエネルギー。魔界の謎を全て食べ尽くしてしまったため、新たなる謎を求めて人間界へと降り立った。そこで桂木弥子と出会い、新たな謎にたどり着くため、魔界探偵事務所を設立し、彼女を探偵役に仕立て上げた。 自身は人目を避けるため、助手という立場を取っている。普段は人間の姿をしているが、謎を食べるときなどは魔人本来の姿を現す。 魔界777ツ能力を駆使し、事件の謎を解き明かしていく。
桂木 弥子 (かつらぎ やこ)
『魔人探偵脳噛ネウロ』の主人公のひとり。私立女子高校の生徒で、魔界探偵事務所所長。父親が謎の死を遂げ、その事件をきっかけに魔人の脳噛ネウロと出会う。ネウロの欲求を満たすため、探偵にさせられる。 探偵は形ばかりのもので、実際は脳噛ネウロが魔人としての力を活用して謎を解決していく。小柄だが大食い。
電人HAL (でんじんはる)
『魔人探偵脳噛ネウロ』に登場する架空のプログラム。脳科学者の春川教授が作り出した、自身の複製。とある唯一の目的を果たす為、春川教授の意思をついで無関係な人間を巻きこんでの騒動を起こす。
怪物強盗Xi (かいぶつごうとうさい)
『魔人探偵脳噛ネウロ』に登場する架空のキャラクター。特異な変身能力を持ち、細胞を変異させて他の人や犬などの動物に変身したり、指の数を増やしたり巨大な爪を生やすなど人外的な姿をとることができる。助手であるi(アイ)と共に殺人や強盗を繰り返しており、殺した人間を赤い箱につめて殺人現場に戻すという独自のルールを持つ。
笹塚 衛士 (ささづか えいし)
『魔人探偵脳噛ネウロ』に登場する架空のキャラクター。警視庁所属の刑事で、実力は確かながら、普段からテンションは低い。かつて桂木弥子の父親の事件を担当し、その縁あってか弥子たちが事件に関わることを見逃してくれる。
魔界探偵事務所 (まかいたんていじむしょ)
『魔人探偵脳噛ネウロ』に登場する架空の組織。桂木弥子が所長を務める探偵事務所で、助手として脳噛ネウロ、秘書としてあかねちゃん、雑用として吾代忍が所属する。部屋自体は、以前は早乙女金融のものであったが、事件を解決する条件として脳噛ネウロが譲り受けた。
あかねちゃん
『魔人探偵脳噛ネウロ』に登場する架空のキャラクター。桂木弥子らが所属する魔界探偵事務所の壁に埋まっている死体で、おさげの部分だけが壁から出ている。脳噛ネウロの力で半分復活し、おさげを動かして秘書業務を行う。
至郎田 正彰 (しろた まさかげ)
『魔人探偵脳噛ネウロ』に登場する架空のキャラクター。人気レストラン「シュプリーム・シロタ」のオーナーシェフで、脅迫状が何度も送られてきたため、魔界探偵事務所に事件の解決を依頼する。自らが作り上げた「至高にして究極の料理」であるドーピングコンソメスープを注射器で体内に打ち込み、超人的な筋肉をつけるがネウロにあっさり敗北してしまう。
石垣 筍 (いしがき じゅん)
『魔人探偵脳噛ネウロ』に登場する架空のキャラクター。警視庁所属の刑事で、同僚である笹塚衛士とコンビを組む。笹塚衛士に強い憧れを抱いているが、彼とは対照的に刑事としての能力は非常に低く、性格も軽い。
吾代 忍 (ごだい しのぶ)
『魔人探偵脳噛ネウロ』に登場する架空のキャラクター。桂木弥子らが所属する魔界探偵事務所の雑用で、脳噛ネウロからは下僕2号扱い。元は早乙女金融の社員で、ある事件が発生したことをきっかけに事務所をネウロへ譲渡し、その後は弥子たちのもとで働くことに。 見た目はチンピラだが几帳面で、義理堅い一面も。
その他キーワード
魔界777ツ能力 (まかいななひゃくななじゅうななつどうぐ)
脳噛ネウロが所持する魔界の道具の総称で、対象を極端に目立たなくさせる「イビルブラインド」、相手に幻覚を見せる「イビルコメディ」など多数存在する。
クレジット
原作
魔人探偵脳噛ネウロ (まじんたんていのうがみねうろ)
「謎」を食らって生きる魔人の脳噛ネウロと、人間の少女、桂木弥子のコンビが私立探偵として、様々な犯罪者が生み出す謎を解いていく探偵漫画。猟奇的な事件や異能力バトルが展開される他、食欲旺盛なネウロと弥子に... 関連ページ:魔人探偵脳噛ネウロ