概要・あらすじ
西暦2042年、未知の生物擬態獣の脅威に晒された人類は、世界各国で開発された巨大ロボットの力で抗戦していた。後世に「巨神戦争」と呼ばれる決戦で、日本のロボットゴーダンナーのパイロット猿渡ゴオは、戦いのパートナーにして恋人でもあるミラ・アッカーマンを失うと同時に、少女葵杏奈を救う。
登場人物・キャラクター
猿渡 ゴオ (さるわたりごお)
「巨神戦争」で、ゴーダンナーのパイロットとして活躍した英雄であったが、決戦時にミラを失ったことから気力を失い、仲間から昼行灯と蔑まれる日々を送る。しかし杏奈との出会いで気力を取り戻し、結婚を決意。 それと同時に復活した擬態獣と戦うため、再びゴーダンナーに乗り込んで戦う。
猿渡 杏奈 (さるわたり あんな)
旧姓は「葵」。「巨神戦争」の際に、ゴオに救われた少女。彼と再会後に恋に落ち、結婚するが、結婚式の最中に擬態獣が襲来。自分を置いて夫が出撃したことに、一瞬途方に暮れるも、彼の助けになろうと、ネオオクサーのパイロットとなって戦う道を選ぶ。 しかしまだ17歳の女学生で、学業と主婦業とパイロットの両立に苦労している。
ミラ・アッカーマン (みらあっかーまん)
「巨神戦争」の際に、ゴオのパートナーとして、恋人として、ネオオクサーに乗り込んで戦っていたが、彼を救うために身を挺し、戦死したと思われていた。しかし、実は擬態獣に取り込まれることで奇跡的に生存していたことが発覚。 記憶を失っているものの、ゴオの元恋人であることから、杏奈を大きく動揺させる。
藤村 静流 (ふじむら しずる)
コアガンナーのメインパイロットにして、射撃の名手。パイロット養成機関時代からゴオに想いを寄せており、彼が結婚してもなお、想い続けている。そのため杏奈にはきつく当たることも多かったが、のちに和解し、彼女の指導に務める。 ブレイドガイナー戦の敗北で戦意を喪失したゴオを見かねて単騎出撃し、命を落とす。
マックス・ジュニア (まっくすじゅにあ)
「巨神戦争」におけるゴオの戦友。決戦時に命を落としていたと思われていたが、ミラと一緒に生存していたことが判明する。しかし、目覚めたときにはラビットシンドロームに感染しており、コアガンナーに搭乗して人類の敵となる。
剣 (けん)
ブレイドガイナーのパイロット。組織に所属せず、妻とともに独自に擬態獣と戦っていたが、妻を擬態獣にとりこまれ、復讐のため各地を転戦する。その目的のためには手段を選ばない行動から、公式にはお尋ね者扱いされており、やがてゴオと戦うこととなる。
ゴーダンナー
『神魂合体ゴーダンナー!!』に登場する巨大ロボット。格闘戦を主体とする。ゴーオクサーと合体することで、動力のプラズマドライブが双発となり、「ツインドライブモード」となって戦闘力が大幅に向上する。しかしその反面、燃費は著しく劣化する。 相手にパンチを叩き込んで腕のリボルバーを内部で炸裂させる「ハートブレイカー」で擬態獣を固形化し、急降下キック「ソウルブレイカー」でトドメを刺す連携を得意とする。
ネオオクサー
『神魂合体ゴーダンナー!!』に登場する巨大ロボット。ゴーダンナーのサポートが主な役割で、合体時にはゴーダンナーの出力を増強する機能も果たす。単独時の武器は、特殊な重力場を発生し敵の動きを封じる「グラビティボンバー」。
コアガンナー
『神魂合体ゴーダンナー!!』に登場する巨大ロボット。巨大な遠距離用ビームライフルによる狙撃が主な武器。本来はバトルユニットの装着により、重火器を備えたGガンナーとして運用される機体であったが、第1話で大破したため、単独で運用されている。
ブレイドガイナー
『神魂合体ゴーダンナー!!』に登場する巨大ロボット。所属は一切不明ながら、ゴーダンナーと同じプラズマドライブを動力とする謎の機体。剣を用いた格闘戦が得意で、「ツインドライブモード」のゴーダンナーと互角に渡り合える。