概要・あらすじ
普通の高校生である主人公の黒崎一護は、幽霊が見える体質。あるとき死神の朽木ルキアと出会ったことで死神の力を譲渡され、死神代行として空座町にいる虚(ホロウ)退治をすることになる。
やがて死神の世界である尸魂界(ソウル・ソサエティ)の動乱に巻き込まれ、熾烈な戦いに身を投じていくことになる。
登場人物・キャラクター
黒崎 一護 (くろさき いちご)
空座第一高校の3年生。髪はオレンジ色で、眉間にシワを寄せた表情が多い。義理堅く優しい性格。朽木ルキアから死神の力を譲り受け、死神代行として虚(ホロウ)退治を行う。
阿散井 恋次 (あばらい れんじ)
六番隊副隊長を務める死神で、朽木ルキアの幼なじみ。朽木白哉を超えるため、鍛錬を続けている。趣味はゴーグル集め。
黒崎 一心 (くろさき いっしん)
黒崎一護の父親で、クロサキ医院を経営する開業医。妻は亡くしているが子どもたちを愛しており、常にハイテンションで過剰なスキンシップを図ろうとする。正体は死神志波一心で、死神の能力を持っている。
石田 雨竜 (いしだ うりゅう)
古くから虚(ホロウ)と戦い続けてきたが、200年以上前に滅んだ滅却師(クインシー)一族の最後の一人。死神に強い憎悪を抱いており、黒崎一護のライバルだったが、後に戦友となる。手先が器用で裁縫が得意だが、ファッションセンスはあまりよくない。
コン
虚(ホロウ)戦用に造りだされた改造魂魄で、普段はヌイグルミの中に入っている。黒崎一護が死神として活動する際には彼の身体に入り込んで守っている。
黒崎 夏梨 (くろさき かりん)
黒崎一護の妹で、クールな性格。霊感があり、黒崎一護が死神であることを知っている。
茶渡 泰虎 (さど やすとら)
黒崎一護の親友であり、戦いを共にしてきた仲間。寡黙で無表情だが、弱い者を身を挺して守る優しさがある。小動物や可愛い物が好き。愛称はチャド。
朽木 白哉 (くちき びゃくや)
六番隊隊長を務める死神で、朽木ルキアの義兄。朽木ルキアを助けようとする黒崎一護や阿散井恋次と戦う。
朽木 ルキア (くちき るきあ)
十三番体所属の死神で、黒崎一護と家族を助けるため死神の能力を渡す。その行為は重罪であるため尸魂界に連れ戻されるが、黒崎一護に助けられる。その後は、死神としての生活に戻る。
井上 織姫 (いのうえ おりひめ)
黒崎一護のクラスメイトで、学校のアイドル的存在。天然ボケな性格をしている。あらゆる事象を拒絶する特殊な力「盾舜六花」を持っており、黒崎一護と共に戦うことになる。 黒崎一護に想いを寄せている。
黒崎 遊子 (くろさき ゆず)
黒崎一護の妹で、黒崎夏梨とは双子。黒崎家の家事全般を担っているしっかり者。霊力はなく、黒崎一護や黒崎夏梨を羨ましがっていたが、徐々に見えるようになった。
その他キーワード
斬月 (ざんげつ)
黒崎一護が浦原喜助との修行を経て手に入れた斬魄刀。巨大な刀剣のみの形をしている。持ち主の霊力を、巨大な斬撃として飛ばすことができる。ときどき黒崎一護の精神世界の中にも人の形で現れ、彼の進むべき道を示してくれる。
天鎖斬月 (てんさざんげつ)
黒崎一護が持つ斬魄刀。刀身、鍔、柄のすべてが黒色の日本刀のような形で、柄の頭には千切れた鎖が付いている。黒崎一護が卍解状態で精神世界の中に入ると現れる。斬月より幼い姿をしている。
クレジット
原作
BLEACH (ぶりーち)
長期連載となった久保帯人の代表作。人間たちに襲いかかる悪霊、虚と斬魄刀という刀を用いる死神たちとの戦いを描いた青春能力アクション漫画。集英社「週刊少年ジャンプ」2001年36・37合併号から2016年... 関連ページ:BLEACH