概要・あらすじ
町田にある大きな地盤沈下が起こり生まれた巨大な穴。当時に、その穴に側あった団地の全185世帯の住人のほとんどが殺されるという事件が発生する。その原因が封印されていた闇の世界から現れたファントムと知った政府は、人類の存亡をかけ、特殊機動捜査隊2課・特殊公安部、通称特公を組織。
そして、町田の事件から5年。警察官になった事件の生き残り申道蘭丸は、再び同様の事件に遭遇する。
登場人物・キャラクター
申道蘭丸 (しんどうらんまる)
高校生の時に町田の事件に遭遇。その時に両親を殺した犯人を追い続けていた。現在、特殊機動捜査隊1課渋谷分隊、通称渋谷特機隊所属の新米捜査官。妹の申道沙也にはめっぽう弱い。ある特殊な資質を持っているが、当初はそれに本人も気づいていない。
六条さくら (ろくじょうさくら)
特公に所属する共生者の一人。町田事件の生き残りで、植物状態になった弟がいる。役割はハンターで、特公随一の使い手。
ファントム
『TOKKO 特公』に登場する闇の世界の住人。町田の団地の側に開いた大きな穴 ゲートから出てくる存在。ファントムは、共生者しか殺すことができない。
白石雪乃 (しらいしゆきの)
科捜研の研究員。六条さくらの高校の先輩。
鈴鹿紅葉 (すずかくれは)
特公に所属する共生者の一人。階級は警部補。町田事件で最初に発見された生存者。申道蘭丸に興味を持っている。
犬飼武流 (いぬかいたける)
特公に所属する共生者の一人。無口で謎の多い人物。
蟲 (むし)
『TOKKO 特公』に登場する闇の世界の住人。ファントムの体から生み出される虫に似た存在。偵察や、人を餓鬼化させるために使用される。
申道沙也 (しんどうさや)
申道蘭丸の妹。警視庁に所属。階級は巡査。町田事件で両親を失って以来、兄申道蘭丸との絆は深く、兄の世話を焼くようになった。
餓鬼 (がき)
『TOKKO 特公』に登場する闇の世界の住人。ファントムの周りで、ほぼ無尽蔵に現れる兵隊。
國樹田薫 (くにきだかおる)
申道蘭丸が所属する渋谷特機隊の隊長。「鬼の國樹田」と呼ばれ、取り締まりには命をかけている。
荒羅木繭 (あららぎまゆ)
荒羅木一斗の妹。一見おっとりしているが、戦うときは別人のように変わり容赦はしない。ファントムがどこにいるのか探知する能力を持っている。
荒羅木一斗 (あららぎいっと)
町田事件で両親を殺されて以降、共生者として妹の荒羅木繭と生活をしてきた。ファントムへ復讐するため、ファントムを喰らい能力を増やし続けている。
伊吹涼子 (いぶきりょうこ)
特公のチーフ。キャリア組で階級は警視。婚約者を町田事件で亡くし、事件後に出会った鈴鹿紅葉の世話役をしている。ファントムを根絶やしにすることが生き甲斐。
花園一郎 (はなぞのいちろう)
警察学校時代に申道蘭丸の同期だった男。
その他キーワード
ドゥルジの箱 (どぅるじのはこ)
人間界と冥界とを隔てるゲート。ファントムの内部にある108の破片パーツを手に入れることで形成される。このドゥルジの箱』の蓋を閉じることで、ゲートも閉じられファントムを封印することができる、。
クレジット
原作
TOKKO 特公 (とっこー)
ファントムと呼ばれる謎の怪物たちと戦う特殊公安部、通称「特公」の活躍を描いたバトルアクション。 関連ページ:TOKKO 特公