最近ではスポーツアニメにも様々な主人公がいる。がむしゃらに突き進む王道タイプの主人公や、物静かで冷静なタイプ、周囲を振り回すタイプなど……。だが、どの作品でもいえることは、主人公は誰よりもそのスポーツを愛していて、勝ちたいという強い意志があることだ。物語を左右する役割を持つ彼らの、個性豊かな主人公たちを紹介していこう。
スポーツアニメで活躍する個性豊かな主人公たちを集めてみた。視聴者を虜にして釘付けにする、様々な魅力を持った彼らを紹介しよう。
最近ではスポーツアニメにも様々な主人公がいる。がむしゃらに突き進む王道タイプの主人公や、物静かで冷静なタイプ、周囲を振り回すタイプなど……。だが、どの作品でもいえることは、主人公は誰よりもそのスポーツを愛していて、勝ちたいという強い意志があることだ。物語を左右する役割を持つ彼らの、個性豊かな主人公たちを紹介していこう。
出典:Amazon.co.jp
「神奈川高校」ラグビー部の1年で、初心者だがやんちゃで好奇心旺盛な主人公。入学式の日にラグビー部を見学し、体の小さな自分でも活躍できるスポーツだと知り入部を決めた。即決断・即行動なタイプで、頭より体が先に動く本能的なタイプ。恐れよりも好奇心が勝るので、初めてタックルをした時は何の躊躇いも無く相手にぶつかっていった。思ったことをハッキリと言い、どんなことでも真っすぐに体当たりしていく様は、THE・主人公といった感じで、見ている側も常に新鮮な気持ちでいられる。そんな彼ではあるが、体の小ささがコンプレックスで、他人にそれを指摘されると物凄く怒ったり、年上相手に敬語が使えなかったりと、まだまだ成長途中のところが多かったりする。
「誠凛高校」バスケ部の1年で、影の薄さが強みであり特徴という何とも不思議な主人公。地味な印象を抱かれやすい彼だが、実は元「帝光中学校」バスケ部で、キセキの世代と呼ばれた天才たちと共にバスケをしていた人物なのである。彼のバスケのプレイスタイルは「ミスディレクション(視線誘導)」を使った、サポート的役割である。パスの中継役をしたり、隙をついて相手ボールをカットしたりと、自分の存在感を極限まで薄くして出来る技だ。影の薄い主人公という、今までのスポーツアニメにはいなかったキャラクター。仲間たちを支える彼の意思の強さ、バスケが好きという純粋な気持ちなど、アニメを通して多くの人に知って頂きたい。
「千葉県総北高校」自転車競技部の1年で、アニメやフィギュアが大好きなオタク少年。オタクと聞くとスポーツが苦手な印象もあるが、彼は違う。オタクの聖地「秋葉原」へ行く為に、往復90kmという気が遠くなるような距離をママチャリで長期間通っていたことで、自然と「クライマー(登坂を得意とする選手)」としての力を付けていたのだ。ちなみ何故自転車で通い詰めていたのかというと、電車賃を浮かせる為である。少しでも節約してアニメやフィギュアにお金をつぎ込みたい……。オタクなら誰もが頷く彼の強い想い。まさかそれが彼を自転車競技者にさせる要素になろうとは……。アニメと自転車、両方に熱を注ぐ少年の活躍に今後も期待大だ!!
「新田東中学校」野球部の1年で、小学生の頃から投手としての才能に恵まれていた。思春期真っ盛りな年頃ということもあってか性格は難儀なもので、プライドが高く、野球に対してストイックすぎるが故に、その行動のせいで周囲の人間から反感を買ったりと、輪をかき乱してしまうことが多々ある。だが、それを差し引いてもおつりがくるほど彼の野球センスは高い。友人や野球部員、部活の顧問、そして他校の生徒までもが彼の魅力に惹かれ、釘付けになっていく。13歳という繊細な心の、まだ大人になれない子供の主人公が、野球を通して様々な人間関係を築いていく。描かれる少年の複雑な心理描写は、我々も昔抱いた懐かしい感情を思い出させてくれるだろう。
フィギュアスケート特別強化選手の23歳の青年。独特のリズム感の持ち主で、類の無いステップを最大の武器としている。体力がある為、難易度の高い技をプログラムの後半に入れたり、演技力の高さで観客を魅了したりと、物静かな外見とは裏腹に煌びやかさを持つ選手だ。だが一方で、プレッシャーに弱く本番で実力を出せないというスポーツ選手にとって最大の弱点を持っており、中々一筋縄ではいかない所がある。しかし、彼が敬愛してやまない憧れの男と出会ったことで、彼自身が、そして彼のフィギュアスケート人生が思わぬ方向へと転がっていく。壁にぶち当たりながらも少しずつ成長し、強い心へと変化していく過程から目が離せない。
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「烏野高校」バレー部の1年で、太陽のような明るさを持ち、どんなことがあっても諦めない心を持つ少年。たまたまテレビで「小さな巨人」が活躍するところを見て、自分もあんなふうになりたいと思いバレーを始めた。元々運動能力も高いが、それ以上に低い身長をカバーする驚異的な跳躍力は、誰もがその高さに驚き目を剥く。わりと単純な性格をしているが常にバレーに飢えており、試合中に見せる勝利への執着心は、敵だけでなく仲間すらもゾッとさせる気迫がある。バレーは高い身長が有利なスポーツだが、ひたすら上を向いてボールに食らいつく主人公の姿が、スポーツには何が一番大切なのかを教えてくれる。
「聖蹟高校」サッカー部の1年で、高校からサッカーを始めた素人の部員。お人好しの大人しい性格で、天然だからなのか他人から嫌味を言われても気付かないことがある。運動能力は低いが、粘り強さと一生懸命にボールを追い続ける根性は誰にも負けない。強豪校である「聖蹟高校」サッカー部に入学した当初は、練習についていくことも出来ず、他の部員からは不安視されていたが、絶対に諦めない彼の姿に周囲の見方も少しずつ変わっていき、やがて部員全員が彼を立派な選手として認めた。ゆっくりではあるが、仲間と力を合わせ、徐々に選手として実力を身に付けていく主人公は、積み重ねた努力が成長の糧になることを証明してくれる。
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