お掃除好き・お掃除ネタの漫画5選！53 Pt.

掃除好きなキャラクターや、掃除ネタの詰まった漫画を集めた。好きなキャラクターに教えられるつもりで、普段掃除していないところもキレイにしてみては？

義理の姉であり、クールビューティに見える清家ましろは、極度の潔癖症。ただし「汚いものに触りたくない」というわけではなく、「汚れを見たら綺麗にせずにいられない」タイプ。義弟・司と初めて会ったときにも、握手の前に正しい手の洗い方をレクチャーするほどだ。新聞紙、レモン、軍手、果ては食塩まで…身近な物は何でも使う掃除の知恵は、生活情報番組もかくやといった具合。掃除に関する知識を早口でしゃべりながら、汚れを綺麗にしてうっとりするましろの姿が、とにかくかわいい。

巨人によって存亡の危機にある世界で、生存をかけて戦う人類を描いた作品。そんな本作のお掃除キャラクターといえば「人類最強の兵士」ことリヴァイ。普通なら、複数の兵士が多大な犠牲を出しながらやっと一体倒せる巨人を、単騎で次々と葬り去る実力の持ち主だ。だが、戦闘中でも悪態をつきながら巨人の返り血を拭うなど、極度の潔癖症。汚れた部屋を見ようものなら、部下を動員し、自ら三角巾を被って、ハタキを片手に大掃除に取り掛かるという、コミカルな一面も持つ。一方で、血が付くことをまるで気にせず、瀕死の部下の手を握るなど、仲間への情は厚い。無愛想ながらも、非常に魅力的な人物だ。

複雑な家庭環境を持つ竜児と大河は、お互いのことを大切に思いながらも、最初は別々の人に恋をしていた。だが、そんな2人が、だんだんお互いのことを意識するようになっていく。竜児は、スナックで働く母親の代わりに、家事を一手に引き受けている高校生。生活力ゼロの大河を見かねて、たびたび手料理を振るまったり、大河の部屋があまりに汚いので掃除をさせてくれと頼み込んだりするほど、家庭的で掃除好き。作中では、狭いところのカビを取り除くために作ったアイテム「高須棒」が登場するなど、カリスマ主婦顔負けな生活の知恵が炸裂する。

本作の掃除好きは、元・幽霊で、令子たちに地縛霊の立場から解放された「おキヌさん」。成仏の仕方がわからず、美神事務所に、時給30円で雇われている。家事万能、世話好き、心優しい性格で、非常識な人間の多い美神事務所の最大の良心である。おキヌさんの存在が令子たちにとってどれだけ重要かは、彼女が用事で1日留守にしただけで、事務所がゴミであふれかえったエピソードからもうかがえる。また、極端なスケベなため気づかれにくい、横島の人間性の良さを早くから理解し、好意を寄せるという健気な一面もある。やがて他の女性陣も横島の魅力に気づいていく中で、彼女の想いがどうなっていくかにも注目してほしい。

主人公・青山くんは、U-16日本代表に選ばれるほど、天才的なサッカーの才能を持つが、極度の潔癖症。他人と肌が触れあっただけで失神してしまうし、暇さえあれば、部室を徹底的に掃除する。相手チームのブロックを華麗にすり抜けるテクニックは、「人に触られたくないから」こそ身に付けたもの。そんな調子で試合中でも日常生活でも奇行が多く、周囲を呆れさせるという内容のコメディだ。だが、彼のサッカーに対する熱意は本物で、負けるのが大嫌い。熱血漢の先輩・財前も認めるほどの闘志を秘めており、やるときはやる男。そのギャップも本作の魅力だ。