1993年上映、記念すべき劇場版第一作目。
作中でお馴染のアクション仮面が実在するパラレルワールドへ、しんちゃん達が時空移動マシーンに乗ってアクション仮面を助けに行くというお話です。
ボスのハイグレ魔王をはじめ、手下のハラマキレディース、Tバック男爵というユニークな敵キャラ設定はこの頃から存在しており、しんちゃんにいいように負かされるシーンは何度観ても面白いです。
ただ、ハイグレ魔王によってみんながハイレグ姿にされてしまうシーンに、子どもながらに恐怖した人も少なくないのではないでしょうか。
2001年上映、劇場版第九作目。
21世紀に入って最初の劇場作品ということで、テーマは「過去と未来」。
双方の良さと課題とが非常に丁寧に描かれており、設定からして秀逸な一作です。
作中には「トヨタ2000GT」や「太陽の塔」といった昭和の時代を生きてきた人にはたまらないものが数多く登場し、思わずアツくなった大人もいるのではないでしょうか。
ただ、この作品が語るのは、その「過去」を越えて「未来」をどう生きるのかということ。
今の子どもにも是非ともお父さんお母さんと一緒に観て欲しい、名作中の名作です。
2004年上映、劇場版第十二作目。
この作品では、しんちゃんが初めて中学生の女の子に本気で恋をします。
舞台は西部劇の映画の中。
映画の世界に迷い込んでしまった野原一家とカスカベ防衛隊のみんなは、無事に元の春日部に戻れるのか。
冒険活劇でもあり、少し切なさもある感動作になっています。
「NO PLAN」が歌う主題歌、「○(マル)あげよう」がまたいい曲なのです。
いかがでしたか?
子供向けと侮っていてはもったいない、名作ばかりなので、ぜひG.Wに鑑賞してみて下さい。