『魔法少女まどか☆マギカ』名言集531 Pt.

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第1話より、少女たちを魔女と戦う「魔法少女」になるよう勧誘している謎の白い生物「キュゥべえ」の言葉。この台詞からすべてが始まったといっても過言ではないという程印象深い台詞である。白い猫のような可愛らしい姿をしているが、変わらない表情や、声のトーンなどが何とも言えない不気味さを演出している。彼によると「魔法少女」になればどんな願い事でも一つ叶えてくれるというのだが、果たしてそれは信用に足る言葉なのであろうか。「キュゥべえ」のポジションが作中どのように変化していくのかも見どころである。

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第2話より、メインキャラクターである「魔法少女」「巴マミ」の決め台詞。専用武器である「マスケット銃」の巨大化バージョンでとどめを刺すという彼女の必殺技の名前である。イタリア語の「Tiro finale!」からきており、「最後の一射」という意味になっている。この意味合いや、その後の展開から「終わった」、「詰んだ」などの意味合いで短縮した「ティロる」という造語を使う人たちが放送当時は存在した。

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同名タイトル回、第4話「奇跡も、魔法も、あるんだよ」より、「美樹さやか」の言葉。彼女の幼馴染であり、想い人でもある「上条恭介」に向けて彼女がかけた台詞。「恭介」は、ヴァイオリンを弾くことに長けており、将来有望とまで言われる腕前を持っていたが、不慮の事故により二度とヴァイオリンを弾くことが出来ない体になってしまう。自暴自棄になってしまった彼の「奇跡や魔法でも無ければ治らない」という台詞に対して、「さやか」が返答したのがこの台詞である。彼女が「魔法少女」になることを決意した場面であり、自分を犠牲にしてまで彼の手を治したいという彼女の強い想いが込められている。

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同名タイトル回、第8話 「あたしって、ほんとバカ」より、「美樹さやか」の言葉である。想い人「上条恭介」の身体を、もう一度ヴァイオリンを弾けるようにしてあげたい、という願いと共に魔法少女になった彼女であったが、その強い想いが原因で、自らが抱く彼への思いを伝えることが出来なくなってしまい、戦う希望を失い、精神的に病んでしまった。これは、その際に放った言葉。これがきっかけで彼女の迷いはどんどん深みに嵌ってしまい、最終的には愛する相手が目の前にいるのに想いを伝えることが出来ない苦しさを人魚姫に重ね合わせ、禍々しい人魚の姿をした魔女へと変わり果ててしまう。「さやか」がとってきた行動のすべては彼を思う気持ちからなのだが、切ない展開となっていく様子が、視聴者の心を重く打つ結果となってしまった。

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第9話より、「佐倉杏子」の台詞。魔女へと変わり果ててしまった「美樹さやか」に対して最後に放った言葉。人魚の魔女と化してしまった「さやか」を助けようと翻弄する「杏子」であったが、魔女となった彼女には誰の言葉も届かない。異形の姿に変わり果て一人苦しみ続ける「さやか」に対し、自らの「ソウルジェム」を粉砕し、共に自決することを決めた瞬間の台詞である。自らの家族の奇跡を願い、その願いのため家族を失った自分自身を、想い人のための奇跡を願い、やがて自分を破滅へと追い込んだ「さやか」に重ね合わせ特別な感情を彼女に対し抱いていたのかもしれない。

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第10話より、「暁美あけみ」の台詞。最初の「ワルプルギスの夜」との戦闘で「まどか」を失った彼女は「鹿目さんとの出会いをやり直したい」という願いのもと、魔法少女になり時間操作の力を手に入れる。その後、戻った過去で再来した「ワルプルギスの夜」との戦闘で、瀕死に陥った「まどか」に「キュゥべえ」に騙される前のバカな私を助けてほしいと頼まれる。その際に放った「暁美」の台詞。ここから彼女の孤独で長い戦いが始まることになる。