「秋といえば」で選ぶアニメ5選921 Pt.

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作中では秋が深まって冬に移る時期。キービジュアルの紅葉が印象的だ。モデルは富山県南砺市城端地区の町並みや風景。絵本作家を目指す主人公「仲上眞一郎」が、頭の中で明確なイメージを持っている“天使”そっくりな少女と出会うことから始まるアニメである。親友・幼馴染み・自分・突然出会った少女など、高校生である主人公たちの悩みや葛藤に向き合っていく内容がなんとも切なく、秋の風景と合っているように思える。

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「河野裕」によるライトノベルが原作のアニメ。住人の大半が特別な能力を持つ街「咲良田」で、能力者の監視を行う「管理局」の下、住人は平和に暮らしている。主人公「浅井ケイ」は見聞きしたことを完全に思い出す「記憶保持」の能力を、「春埼美空」は擬似的に世界を最大3日分巻き戻す「リセット」の能力を持つ。彼らはとあることがきっかけで出会い、2人の力を合わせて過去をやり直せるのではと考えついたのだった……。秋の夜長に視聴するにはぴったりの作品かもしれない。「ケイ」と「美空」が出会ったことで始まる様々な出来事から目が離せない。

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秋は過ごしやすい季節ということで、外で楽しめるスポーツアニメを選んでみてはどうだろうか。高校入学をきっかけに「鎌倉」へ引っ越してきた「舞春ひろみ」は、入学式当日に自転車で登校しようとする。しかし自転車に乗れないことに気が付き、偶然出会った「秋月巴」に助けてもらい自転車に乗れるようになった。やがて2人は自転車に興味を持つ「比嘉夏海」、「神倉冬音」と出会い、新たに自転車部を作ることを決意する。きっかけは些細なことでも、部活を作るまでに至った自転車への情熱が感じられる。女の子たちが一緒になって何かをやっている姿も微笑ましい。

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秋は食べ物が美味しく感じられる季節。料理アニメは沢山あるが、今回は『異世界食堂』を挙げる。オフィス街に近い商店街にある洋食屋「洋食のねこや」。平日は普通の食堂なのだが、土曜日だけは異世界に繋がる扉から異世界のお客さんがやってくる不思議な店だった。エルフ、ドワーフ、リザードマン、その他様々な住人たちが「ねこや」の料理目当てに今日も来店する。日本人は当たり前に食べているような料理だが、異世界の住人にとっては初めての、未知の料理である。ビーフシチュー、コロッケ、カツ丼、サンドイッチ、カレーライス……。美味しそうな料理を美味しそうな表情で食べる映像は、まさに“飯テロ”である。

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秋といえば芸術。芸術と言っても様々あるが、今回選んだのは美術大学を舞台にした作品『ハチミツとクローバー』だ。美大生「竹本祐太」は、先輩や同級生に囲まれ楽しい大学生活を送っていた。そんなある日、彼は油絵科の「花本はぐみ」に一目惚れするのだが……。彼らの周囲の人間の恋模様も描かれる青春群像劇。美大を舞台にした、もどかしくも甘酸っぱい青春アニメ。登場人物たちの心理描写も詳しく描かれており、秋の夜長を忘れさせてくれるほどだ。