1950年代～1989年代ディズニー作品50 Pt.

出典：Amazon.co.jp

実写化のシリーズも人気の王道ファンタジー『不思議の国のアリス』。1951年に公開され、独特で特徴的な世界観で見る者を驚かせた。主人公の「アリス」が大きな懐中時計を持った「白ウサギ」を見つけ、それを追いかけると今度はしゃべる不思議なドアを見つけ……。こうして「アリス」はどんどん不思議な世界へ迷い込んでいく。登場するキャラクターは皆特徴的で、中でもニヤッと笑う表情と縞模様が印象的な「チェシャ猫」はグッツ化されるなど、長きにわたって愛されているキャラクターである。

出典：Amazon.co.jp

1953年に公開され、「ピーターパン」の冒険や「ディンカーベル」が持つ妖精の粉など、そこで描かれる別世界は見る者に夢の世界を見せてくれる。劇中に出てくる「時計台ビッグベン」、その時計台の針の上に「ピーターパン」達が立つ様子が描かれているが、この時計台はなんと実在するもので、ロンドンでも有名な観光名所の一つとなっている。冒険ファンタジーとして、長く未だに人気の作品だ。

出典：Amazon.co.jp

1955年公開の、「レディ」と「トランプ」の犬版『ロミオとジュリエット』といった、立場を超えた愛を表現した作品である。お互いの立場から、様々な事件に巻き込まれていくが、仲間の助けを借りながら乗り越え、真実の愛を育んでいく。本作の特徴としては、ストーリーが犬の視点から描かれるところで、犬たちの気持ちと人間の勝手さが色濃く表現されている。一作目から45周年を記念して製作された『わんわん物語Ⅱ」という続編も制作もされ、その人気は止まらず!

出典：Amazon.co.jp

1959年公開の、ディズニープリンセスシリーズとしても人気の高い『眠れる森の美女』に登場するスレンダーで美しい歌声のヒロイン「オーロラ姫」は「16歳の誕生日の日没までに糸車の針で指を刺して死ぬ」という呪いをかけられてしまうことから展開される物語。その美貌、容姿でありながら、「オーロラ姫」がまだ、16歳以下だという設定には驚きだ。また、その呪いをかけた「マレフィセント」も人気で認知度も高い。角のある頭が如何にも悪役の雰囲気を醸し出している。その「マレフィセント」は物語終盤であるものに変化を遂げているので注目してほしい。

出典：Amazon.co.jp

1961年に公開された『101匹わんちゃん大行進』だが、やがて『101匹わんちゃん』にタイトル名が変わる。ダルメシアンの雄犬「ポンゴ」と、雌犬の「パーティダ」が飼い主を通じ出会い恋をし、生涯の伴侶となっていくのだが、ダルメシアン毛皮を狙う「クルエラ・ド・ヴィル」が巻き起こす恐ろしい事件に立ち向かい、結果99匹の子犬を救出し、全部で101の犬と飼い主2人で暮らしていくという物語。ディズニーが手掛けるアニメーションの中でも、本作で大きな技術革新があったのだ。この手法は、現代アニメーションの作成方法の基礎となる技術が施されており、『101匹わんちゃん』シリーズとして、続編はもちろんTV放映や番外編まで作成されるほどの人気作となった。本当の幸せの為に何が出来るか、そういった事を考えさせられる作品である。

出典：Amazon.co.jp

『くまのプーさん』シリーズとして、様々な作品が作られた。イギリスの作家A.A.ミルンが書いた児童小説『クマのプーさん』を原作としているが、アニメーションでは内容を大きく変更したオリジナルの設定で作られる。現在の赤いシャツを着たやさしい顔の「プーさん」はその時に作られた。そんな短編を中心に作られた『くまのプーさん』は、個性豊かなキャラクター達とゆるい空気感で綴られる。ゆったりと癒されたい気分の時は、本作がオススメ。はちみつが恋しくなるかも!?

出典：Amazon.co.jp

1989年に公開され、プリンセスシリーズの中でも海の中という神秘的な世界で描かれる物語。「ハンス・クリスチャン・アンデルセン」原作の人魚姫に「ウォルト・ディズニー」は興味を持ち、構想を膨らませたのがアニメ化の始まりだ。今尚大人気であるが、当時から、アカデミー賞の部門賞を受賞するなど、高評判。人間の世界に憧れを持ち、我々人間からすると何てことないフォークにも、興味津々に目を光らせている、とってもキュートな人魚姫「アリエル」。彼女と人間の王子「エリック」の、恋愛ストーリーにもドキドキすること間違いなし! また、劇中で流れる軽快でノリのよい音楽にも注目してほしい。