アニメを見ていて、ふとこのキャラの声聞いたことがある、と思ったことのある人は多いのではないだろうか。有名な声優を何人も集め、結果とてつもない豪華声優陣たちが揃ったものは多くある。どのキャラの声もどこかで聞いたことのある作品、そんなこのアニメの声優豪華すぎるだろと思うような作品を10本紹介する。
豪華声優陣が集った奇跡のアニメ作品を10作品まとめて紹介する。
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アニメを見ていて、ふとこのキャラの声聞いたことがある、と思ったことのある人は多いのではないだろうか。有名な声優を何人も集め、結果とてつもない豪華声優陣たちが揃ったものは多くある。どのキャラの声もどこかで聞いたことのある作品、そんなこのアニメの声優豪華すぎるだろと思うような作品を10本紹介する。
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「山内泰延」によるギャグマンガのアニメ化作品。2013年には「菅田将暉」を主演に実写映画も公開された。「○×県立真田北高校」という男子高校に通う男子高校生たちの日常を描いた、終始ギャグだらけの作品である。視聴者が共感できるような男子高校生ならではの馬鹿な面がリアルに描かれている。男子高校に通っていた人には共感できるような内容がふんだんに盛り込まれているであろう。物語の軸となるのは「タダクニ」「ヒデノリ」「ヨシタケ」の3人組のエピソードであるが、その他複数のグループが存在し、グループごとに焦点を当てた短編エピソードが展開され進んでいく。やはり基本の3人組の話が1番多いが、その他のグループも均等に焦点が当てられており、最後まで飽きることなく見ることができる。また、登場人物全てに細かな設定がなされており、没個性と呼べるキャラが存在しない。そして男子高校生を中心に物語が進んでく中で、女子高生も登場する。女子が登場することから、中には少し甘酸っぱいエピソードも含まれ、男子高校生が抱く淡い青春物語になることも。しかしやはりギャグ作品、登場する女子は男子にも勝る凶暴かつ強烈なキャラばかりである。女子メンバーもお構いなしに笑いを誘ってくるので油断ならない。見ていると馬鹿馬鹿しすぎて、なんだかこんな高校生活を送りたかったと思えてくることだろう。ただの男子高校生の日常作品と思っていると、必ず腹を抱えて笑う未来が待ち受けているほどにコミカルでテンポの良い作品である。
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本作は「西尾維新」による小説のアニメ作品である。『〈物語〉シリーズ』の第1作目であり、「西尾維新」独特の言い回しや言葉遊びをそのままアニメにも反映させ、演出からも「西尾維新」の世界観を感じ取れるような1度見たら忘れられない特徴的な作品となった。高校生の「阿良々木暦」は5月のある日、クラスメイトの「戦場ヶ原ひたぎ」の秘密を知ってしまった。彼女は「怪異」と呼ばれる妖怪や神にあたる存在に遭遇し、自身の重さ、即ち体重を奪われていたのだ。この秘密をばらさないようにと猟奇的な脅迫を受けた「阿良々木暦」は、「怪異」の専門家「忍野メメ」の元に彼女を連れて行き、事件の解決のため一役買うことに。この物語は「怪異」と関わった少女たちに出会った「阿良々木暦」が、「怪異」にまつわる事件を解決していくものである。アニメ化にあたり、ほぼ原作に忠実に再現されたため、「西尾維新」の世界観にどっぷり浸かれる作品に仕上がっている。監督の「新房昭之」の特徴的な演出技法も加わり、他では味わえない不思議で印象に残る作品だ。作中に散りばめられたギャグやパロディネタも豊富であり、登場人物の掛け合いを軸に物語をよりコミカルに仕立てている。「怪異」と関わった少女たちはどの子も可愛く、シリーズを通して髪形がコロコロ変わるのも本作ならではの演出。単調に進むだけでなく時系列が前後することも特徴的。登場人物の掛け合い、例を見ない演出の嵐を堪能できる、満足感の大きい一作。
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「大川ぶくぶ」が手がける4コママンガを原作とした作品で、キャッチコピーは「とびっきりのクソ4コマ!!」。その名に恥じぬほどに、クソアニメとなった。公式自らで「クソアニメ」と自称しているほどで、タブーとされているようなことも平然と行ったのだ。基本的に「ポプ子」と「ピピ美」の2人が時事ネタや風刺ギャグ、様々なアニメやゲーム、ドラマを元ネタとしたパロディを繰り広げていく。そのブラックユーモアに溢れた内容は予測不可能。しかし何故かどんどんハマってしまう中毒性があるのだ。放送中はそのあまりのクソさ加減と声優たちの自由な演技、そして原作の色合いを大きく組んだ仕上がりのため、大きな話題となった。制作にあたって、「ポプ子」と「ピピ美」の声優が各話、各パート異なることが大きな特徴であり、拘りとなった。制作陣が「この組み合わせなら面白そうだ」と思った声優の組み合わせを選び、各話振り分けするいう異例の対応がとられたのだ。収録はほとんど一発録りで行われ、そこで生まれたアドリブを存分に生かしている。ときにはアドリブに合わせて絵を作り替えることもあったそう。この取り組みは多くの視聴者を虜にし、毎話、声優陣の普段では見られない遊び心満載の演技を実現させたのである。そのラインナップは豪華であり、遊びに遊んだ吹き込みが本作のシュールさをさらに加速させる。一見可愛らしい見た目の「ポプ子」と「ピピ美」に騙されるなかれ、その強烈で一度見たら脳裏から離れなくなる勢いのみのシュールな笑いを堪能してほしい。
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スマートフォン向けソーシャルゲームを原作としたアニメ作品。「耳で萌える学園ゲーム」というキャッチコピーの通り、様々な女の子たちのボイスが楽しめることが最大の特徴となっているゲームを、登場から2年のときを経てテレビアニメ化したのだ。「聖櫻学園」に通う少女たちの日常が、可愛く、のんびりと描かれている。原作でのプレイヤーに該当する役は登場せず、ただひたすらに女の子同士の学園生活が主軸となって進んでいく。本作は超豪華女性声優陣ということで大注目を浴びた。誰もが知る有名声優が軒並み登場し、その数は50名以上。人気声優山盛りのラインナップとなった。また、CM効果もあり、認知度が飛躍的にあがった作品でもある。テレビアニメではゲームでは描かれていない、個々のキャラクターたちの思いや絆を中心に描いている。当初は1人のガールを主軸に物語を展開していく構想だったが、それだと物語の幅が限定されてしまうため、1話完結型の構成になったそう。そのガールごとに違った可愛らしさや特徴が前面に押し出されており、ほのぼのしたものからコミカルなものまで、幅広い物語が展開された。季節は視聴者との連動性を持たせるため、実際の四季と併せて作られるなど、見ている人もゲームさながら楽しめる一作となった。原作のガールたちの可愛さを崩さぬよう、拘りを持って作られた一作を、豪華声優陣の声と一緒に楽しんでほしい作品。
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「あらゐけいいち」原作のギャグマンガのアニメ化作品。2015年に読売新聞主催の「SUGOI JAPAN」でマンガ部門の6位を受賞した作品である。軽快なギャグ作品であり、女子高生の「相生祐子」「長野原みお」「水上麻衣」の3人をメインにした物語と、「東雲なの」「はかせ」「阪本」の2人と1匹をメインにした物語の2つのパートから展開される。それぞれ特徴が違うのだが、どちらもコミカルな笑いが持ち味の作品。「相生祐子」「長野原みお」「水上麻衣」がメインの方は、学校での様子や放課後などのネタが良く用いられている。この3人の場合、キレが鋭く、全員がボケとツッコミをこなしているので予測不可能なウケを狙ってくる。ときには他の生徒や教員たちのネタも盛り込まれ、そのバラエティに富んだネタに脱帽もの。対して「東雲なの」「はかせ」「阪本」の2人と1匹の方は、少しほのぼのするような笑いが主体。ときには「はかせ」と「なの」の愛らしい平凡な日常を描くことも。それでも急に視聴者の度肝を抜くようなネタが飛んでくるので、ただ和んでいると衝撃的なことになる。また、次回予告では本筋に登場しない豪華声優を使い、奇妙なところまで拘られて作られた。初っ端から飛ばしまくったネタが展開されるので、最初は少々戸惑うかもしれないが、徐々にクセになること間違いなし。テイストの違った笑いが交互に展開されるので飽きることなく最後まで楽しめる、そんな強烈なギャグアニメである。
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「マッドハウス」制作によるオリジナルアニメ。タイトルは元宇宙飛行士の「毛利衛」氏が「宇宙には数分で行けるが、昭和基地には何日もかかる」と言ったことに由来する。高校2年生の「玉木マリ」は、高校生で「青春」したいと考えていたが、それができていないことに気付く。ある日の下校中、「玉木マリ」は100万円の入った封筒を見つけ、その持ち主である同高校の「小淵沢報瀬」という存在を知ることに。封筒を拾ってくれたお礼にと、「小淵沢報瀬」は母が南極観測隊員だったこと、その母が行方不明になったこと、そのお金は自分が南極へ行くための資金であることを「玉木マリ」に話す。一連の話を聞き、自分も南極へ行きたいと思った「玉木マリ」は「小淵沢報瀬」と共に本気で南極へ行くことを目指す。アレコレしながらも仲間を増やしつつ、彼女たちは宇宙よりも遠い場所へ行くことを誓ったのだ。主要人物の女子高生4人は、それぞれの思いを抱えながらも共に南極を目指す。周りから笑われようと、彼女たちは諦めなかった。そのひた向きな思いの裏に、それぞれの苦悩などが隠されており、要所要所で心に突き刺さるような作品となっている。また、南極観測隊員たち大人メンバーたちもそれぞれに苦い経験と過去を持ち、それでも尚、南極を目指していた。大人たちのリアルな本音、女子高生たちの等身大の姿、それぞれと、その2つの対比が本作最大の見どころである。夢を追い、辛い過去に向き合い、互いに支え合っている様子が胸を穿つこと必須。ときに描写される女子高生たちの可愛らしい姿からも目が離せない一作である。
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「この物語は南家3姉妹の平凡な日常を淡々と描くものです。過度な期待はしないでください。」と前置きをされた上で始まるアニメ。アニメは第4期まで放送され、幅広い年代に支持されている。「南家」の長女「南春香」、次女の「南夏奈」、三女の「南千秋」を中心に、それぞれの学校での様子と家での様子が描かれる、「南家」3姉妹の日常作品である。「南家」の3人はそれぞれ異なる性格をしているため、見ていて飽きがない。しかも小学生、中学生、高校生と幅広い年代、個性豊かな性格の面々が揃い、それぞれの年代同士の掛け合い、さらには年代を超えた関わりもあり、色々な話が楽しめるよう工夫されているのだ。その1人たりとも欠けることは許されぬアニメである。特にどの年代にもお馬鹿なキャラが存在することが味であろう。そこを中心に物語りは展開され、姉妹間、さらには友人らのやりとりが本作を引き立てている。多くの登場人物がいる中で、誰1人存在感の薄い人物がいないということが素晴らしく、一時も目の離せないのだ。世代間ごとに少しずつギャップが生じていることも特徴的。これら要因から笑いと和み、癒しなど多くの感情を与えてくれる。また、登場人物の大半がフルネームは明かされておらず、家族構成も不明のままということも特徴的。日常アニメの中では珍しい設定をしているだろう。独特のノリと馬鹿さ加減がクセになる作品だ。
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「成田良悟」原作によるライトノベルをアニメ化した作品。原作は全13巻まで刊行された大人気作品である。何か変わったことをしたいと都会に憧れを抱いて上京した「竜ヶ峰帝人」。上京先の池袋で幼馴染の「紀田正臣」と再会し、2人で池袋の街を歩いていた。そのとき、伝説とされていた「首なしライダー」に遭遇する。それをきっかけに、2人は池袋に存在するカラーギャングたちが織り成す波乱万丈な日常と、様々な問題に巻き込まれていくことになるのであった。日々カラーギャングの抗争が勃発し、色んな人がいる池袋の街、そこで「竜ヶ峰帝人」を待ち受けていた非日常とは。テレビアニメは2010年から始まり、第2期以降は2015年から放送された。「竜ヶ峰帝人」や「紀田正臣」、「園原杏里」らの普通の日常が、カラーギャングやオカルト現象によりどんどんおかしな方向へと向いていく。他にも「セルティ・ストゥルルソン」というデュラハンや、その恋人である「岸谷新羅」など、彼らの周りには多くの変わり者が登場。さらにはカラーギャングの抗争にも巻き込まれ、それぞれの思いがすれ違いを起こしてもいく。多くの人が交差する池袋で描かれる群像劇からは目が離せなくなること間違いなし。しかし、登場人物は全員コミカルな性格をしており、重苦しくなることなく、終始楽しみながらテンポ良く見られるであろう。シリーズ累計530万部を突破した作品を、豪華に映像化した作品である。
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「TYPE-MOON」が発売したコンピューターゲームを原作とした作品『Fate/stay night』のスピンオフ。本編の10年前、「第四次聖杯戦争」を1世代前の人物たちを中心として描く作品である。原作者の「奈須きのこ」が作り上げた設定を「虚淵玄」が引き継ぎ、『Fate/stay night』では明らかにされなかった謎も明らかにされる。「冬木市」に数十年に1度出現する、あらゆる願いを叶える「聖杯」を賭けた「聖杯戦争」。過去に3度の「聖杯戦争」が行われてきたが、「聖杯」の力を行使することは誰1人として成し遂げていなかった。主人公の「衛宮切嗣」は「セイバー」を召喚し、「聖杯戦争」へと挑む。己の願いを賭けて、ついには「聖杯」を手にした「衛宮切嗣」であったが、それが「第五次聖杯戦争」へと繋がる大きな確執と災害を引き起こしてしまうのであった。1世代前の人物たちがメインの「聖杯戦争」が主軸となるため、『Fate/stay night』では曖昧にされていた疑問点が伏線として回収されるような内容となっている本作。「衛宮士郎」、「遠坂凛」らが繰り広げる「第五次聖杯戦争」の禍根となった出来事が明かされると共に、「聖杯戦争」の真の全容を知ることができる。制作では「ufotable」及び「奈須きのこ」、さらに「虚淵玄」が総力を挙げて作り込み、迫力、勢い、内容の濃さ全てが揃った仕上がりに。『Fate』シリーズの全ての始まりともされるエピソードを、パワーアップして作られた映像と共に楽しめるファンならば押さえておきたい一作だ。
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ファミリーレストラン「ワグナリア」で働く「種島ぽぷら」と「小鳥遊宗太」。そこでアルバイトする登場人物たちの日常生活を描いた作品。2010年から第3期に渡るまでテレビアニメが放送された。主人公の「小鳥遊宗太」はある日高校の先輩、「種島ぽぷら」からアルバイトの勧誘をされる。小さいもの好きの「小鳥遊宗太」はその勧誘を断れず、北海道のとあるファミリーレストラン「ワグナリア」でアルバイトをすることになった。個性的な面々が揃う「ワグナリア」は、友情あり、笑いありで本日も営業する。様々な要素を取り入れたアルバイトアニメであり、登場人物同士の軽快なボケとツッコミが持ち味。ただのアルバイトアニメかと思うなかれ、視聴者の笑いを誘うポイントが多く用意されているのだ。他にもシリーズを通して、「ワグナリア」内の恋愛模様がじっくり描かれている。第1期ではそれぞれの恋心の芽生え、第2期では小さな進展と恋心の自覚、第3期ではめでたく両思いと段階を踏んで進んでいく。その最中で新たな登場人物たちもでてきて、終始飽きない構成となっているのだ。そしてただ「ワグナリア」内だけで物語が進むのではなく、「小鳥遊宗太」の家庭でのパートといった外面もある。こちらも個性的な面々で構成されており、笑いは絶えない。登場人物たちは仕事だけでなく、対人関係や恋愛関係において少しずつ成長していく過程も伺える。こんな楽しい職場で働きたいと思ってしまうこと間違いなしのお仕事アニメで、ときに甘酸っぱい恋愛関係がスパイスになっている作品である。
135 Pt.
73 Pt.
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