意外に歴史が長いウサ耳キャラ！漫画オススメ５選47 Pt.

実家を出て新生活を送ることになったばんちゃん。しかし甘やかされて育ってきた彼は、家事など家のことは一切できなかった。そんな彼の目に飛び込んできたのが、メイドロボなるものを販売する怪しげなキャッチセールスだった。メイドロボは可愛らしいメイド姿の少女を模したロボットで、家事全般はもちろん夜の営みの相手までこなしてくれるという。下心満載でメイドロボを購入したばんちゃん。しかし購入したメイドロボのぽちは、可愛らしいものの無能であり、家事すらできないという有様だった。がっかりするばんちゃんだが、なんだかんだとぽちのことが気になってつい面倒をみてしまう。手がかかるがそこが可愛いぽちとの日常をばんちゃんを通して堪能しよう。

月のウサギは働かないと死んでしまう。月にいた頃、ふわみは毎日24時間、15分睡眠交代制で餅をつくという仕事をしていたが、不景気の煽りでリストラされ、地球に棄てられてしまった。ふわみにとって、仕事がないことは給料がどうとかの前に、死に直結してしまう。早急に仕事を探さなくてはいけない。そんな時、車にはね飛ばされて飛び込んだのが真司郎宅だった。ふわみは真司郎に雇ってくれるよう必死で頼み、翌朝までに壊した窓の修復ができれば雇用するという約束を取り付ける。無事修理を終えたふわみは真司郎宅に置いてもらえることになるのだが、真司郎との生活はふわみにとって未知の経験に溢れていた。何にでも一生懸命なふわみの様子に、読者は癒やされつつ応援したくなる。

『クローバーの国のアリス』は『ハートの国のアリス』の続編に当たり、ハートの国に引き込まれたアリスがそのまま異世界で生活を続けているところから物語が始まる。ゲームではプレイヤーの選択肢によってアリスの相手役が決定するが、本作はアリスとペーターの恋愛を描いた作品だ。ペーターはハートの城で宰相を務める「白ウサギ」。頭部から白いウサギの耳が生えていることが特徴的な、一応人間だ。アリスをハートの国に誘拐した張本人であり、アリスに対して狂気を感じるほどの強い愛情を抱いている。当初こそアリスはペーターの好意を否定し彼を嫌っていたが、あまりにも真っ直ぐすぎる愛情にほだされ、徐々にペーターを意識せざるを得なくなる。

物語の舞台となるのは、「東方Project」の舞台である幻想郷に存在する和風の屋敷・永遠亭。この屋敷は、月の民である輝夜と永琳が地上に隠れ住むために建てたものであるが、後に鈴仙やてゐ、および地上の兎たちが共に暮らすようになった。本作の主人公・鈴仙は、月の妖怪兎だ。薄紫色のロングヘアと赤い瞳、大きめのウサ耳が特徴的な女性で、元々は月で飼われていたペットであったが、諸事情により地上を訪れ、永遠亭で暮らしている。永遠亭にはてゐという兎がいるが、こちらは元々地上で暮らしていた妖怪兎だ。鈴仙はよくてゐにからかわれ、何かと苦労している。本作は、タイプの違う兎たちとそれを取り巻く人々の日常を、4コマであっさりと楽しめる作品だ。

異世界には、エルフやワーウルフなど、様々な種族が存在している。ここで紹介するのは、ヴォーリアバニーと呼ばれる種族だ。ヴォーリアバニーは、兎の耳と尻尾、高い戦闘能力が特徴的な獣人。本作にはヴォーリアバニーのデリラとテューレというキャラクターが登場する。デリラはアルヌス協同生活組合の食堂で給仕をしているヴォーリアバニー。かつてはヴォーリアバニーの女王・テューレに仕えていたが、テューレの裏切りによって故郷が滅びてしまったため、彼女に強い憎しみを抱いている。一方のテューレは、仲間を守ろうとした結果故郷を壊滅させられてしまい、裏切り者のレッテルを貼られてしまった女性。2人のヴォーリアバニーがそれぞれどんな運命を辿っていくのかに注目だ。