連載40周年突破！ご長寿マンガ「こち亀」、オススメの爆笑回3379 Pt.

このひとつ前の話、「本田の新恋人！？の巻」で本田に乙姫菜々ちゃんという漫画家の彼女ができます。この話はそれの続きにあたります。
本田は創作で悩む恋人を助けようと、両さんと二人で乙姫の元に向かうことに。
そこで乙姫が、人が本気で痛がる様子が描けないだの、男二人の友情が分からないだの言うものだから両さんと本田が一肌脱ぐことに。
ここでは「両津パトリシア勘子」として両さんも漫画家デビューを果たします。

同じくコミック94巻に収録されている「ベーゴマ名人両津！！の巻」。
ここでは地元の子どもと交流をするために、両さんがベーゴマのやり方を教えることに。
ただ、そこは下町らしく、「ち○こ巻き」だなんだ、強烈な用語が飛び出します。
今の子どもでは、なかなか実物を見たことがないであろうベーゴマ。
下町風情あふれる、これぞこち亀の真骨頂とも言える回です。

大阪通天閣署のハルと、ハガキのやり取りで将棋の対局をすることになった両さん。
将棋が強いということでハルと勝負をすることになったのはいいのですが、自分ひとりで戦っては分が悪いと踏んだ両さんは将棋通の擬宝珠家の力を借りることに。
ゲラゲラと笑うような話ではありませんが、メールなどで簡単にやり取りができる現代にあっては実に風情があって面白い回です。

川沿いの小屋に住むホームレスの就職支援に行くことになった両さん。
ホームレスということでどんな生活をしているのかと実際に行ってみると、なんと自家発電でインターネットを使う悠々自適な生活をしていて驚き。
そんな中でなんだかんだ言っても世話をするのが両さんのいいところ。
両さんの周りは面白い人であふれています。

このほかにも爆笑回はまだまだあるので、また紹介したいと思います。