人ならざる者が主役のアニメ7選315 Pt.

出典：Amazon.co.jp

「君原姫乃」は成績優秀でおっとりした性格の女子高生。ゆるふわ系の容姿も相まって、周りからは姫と呼ばれている。平凡な高校生活を送っているが、1つ違うことがあるとすれば、それはケンタウロスの形態をしているということだろう。「姫乃」には竜人の「希」や角人の「羌子」といった様々な形態のクラスメイトもおり、人間のようでやっぱり人間ではない面々の高校生活を描いたアニメ作品となっている。基本的に日常系ではあるが、風刺が効いた面もあり、飽きることなく視聴できるのではないだろうか。

出典：Amazon.co.jp

政府がひた隠しにしていた亜種の存在を認め、「他種族間交流法」が制定された日本。他種族との交流が始まり、ごく一般的な青年である「来留主公人」宅にも、手違いではあったが「ラミア」の少女「ミーア」がホームステイすることに。これをきっかけに、ハーピーやケンタウロスなどの「モンスター娘」たちが、「公人」の家に押しかけてくるようになり、彼女たちとの共同生活を余儀なくされる。悪戦苦闘しつつも、文化や生態系の違いを乗り越えて、楽しく生活する様が小気味よく感じるだろう。

出典：Amazon.co.jp

ある日、自宅の蔵で一本の槍を発見した「蒼月潮」。その槍には虎のような容姿をした妖怪が封じられており、ひょんなことから「うしお」はその槍を引き抜いて、妖怪の封印を解いてしまう。「うしお」は妖怪を「とら」と名付け、2人は反発し合いながらも徐々に熱い絆で結ばれていく。そして「獣の槍」と呼ばれる伝説の槍を持ち、「うしお」と「とら」は襲い掛かる妖怪たちとの壮大な戦いに身を投じることとなる。大妖怪でありながら、現代日本にカルチャーショックを受ける「とら」の姿がユーモラス。

出典：Amazon.co.jp

その特徴ゆえに妖怪や怪物などと迫害をされていた「亜人」であったが、その存在を世の中に認められた世界が舞台。社会にもすっかり溶け込み、生活保障もされている。そんな世界で高校の生物教師をしている「高橋鉄男」は、「亜人」に興味津々だが接する機会に恵まれていなかった。そんな彼のいる高校に、3人の「亜人」が転入してくることに。ヴァンパイアの「小鳥遊ひかり」や雪女の「日下部雪」などと交流するうちに、彼女たちの悩みに直面し、そしてその悩みに向き合っていくのだった。悩み多き人にうってつけのアニメではないだろうか。

出典：Amazon.co.jp

中央に巨大な縦穴が存在する「オースの街」。縦穴は「アビス」と呼ばれ、「オース」にはその探検を担う「探窟家」たちが大勢暮らしていた。「アビス」には下層から戻る際に、「アビスの呪い」と呼ばれる様々な負荷がかかる。「探窟家」は命がけで挑み、超常の遺物などを持ち帰っていた。「リコ」は「探窟家見習い」として孤児院で暮らしていたが、ある日の探窟中に少年の容姿をしたロボットと出会う。「リコ」は彼を「レグ」と名付け、2人で「アビス」の底を目指すことになる。可愛らしい絵柄だが酷な場面も多々あり、緩急ある作りとなっている。

出典：Amazon.co.jp

17年前のアフリカの戦場で、どんな状況下で死亡しても即座に蘇る「亜人」の存在が確認された。しかし死なないだけで他に違いがないこともあり、世間の関心は薄れ始めていたある日のこと。高校生の「永井圭」は、下校中にトラックに轢かれてしまうが、その場で生き返ってしまう。「亜人」であることが判明した「圭」は政府に狙われ、逃亡を余儀なくされる。幼馴染の手を借りて逃亡を続けるが、様々な策略や罠が忍び寄る。果たして「亜人」として生きる道はあるのか……。実写映画化もされたサスペンスバトル作品。

出典：Amazon.co.jp

15歳になったら独立して家を出なければならないという「魔女のしきたり」に則り、見習い魔女の「木幡真琴」は黒猫の「チト」と共に青森県弘前市に移り住むことになった。そこにはまた従兄弟の「倉本圭」と「倉本千夏」一家が住んでおり、そこで居候を始める「真琴」。のんびりとした空気の中で、魔女としての修行に励みつつ、クラスメイトや先輩魔女、不思議な存在たちと交流をしていく。青森の自然が美しく描写されており、ゆったりとした気持ちで見れるのではないだろうか。