勝利の法則はココにある?!!パチプロ漫画オススメ5選84 Pt.

パチンコやパチスロは、大人の娯楽の一つ。だが、娯楽としてではなく、それらで本格的にお金を稼ぐパチプロと呼ばれる人たちもいる。今回は結婚資金をパチンコで稼ぐOLや、パチプロによる実録漫画など、パチプロに纏わる作品を紹介しよう。

作成日時:2020-02-01 10:00 執筆者:マンガペディア公式

勝利の法則はココにある?!!パチプロ漫画オススメ5選

出典:小学館


『ラッキーレディー』

『ラッキーレディー』

出典:小学館

恋人との結婚資金を貯めるためにパチンコを始めたOLを主人公としたパチンコ漫画。水野千春は一流メーカーに勤めている25歳のOL。社内恋愛しており、結婚資金がなかなか貯まらないのが悩みの種。千春は努力して倹約するが、ある日同僚から「ケチ」と言われショックを受ける。そんな時、同じ会社の先輩・室田宏美がパチンコで稼いでいることを知る。千春もパチンコを始めるとその才能が開花し、10年に一度現れるという「ラッキーレディー」だと噂されるようになる。

パチンコは男性のみならず、女性にも人気がある娯楽。本作では結婚資金を貯めるために、パチンコを利用するOLの姿が描かれている。主人公のOLの千春は、周囲から未来の「ラッキーレディー」と噂されるほどのパチンコの才能を開花させていく。そして千春は無事に結婚資金を貯めて結婚に至り、その後はパチンコからは遠ざかっていた。しかし、結婚後にも新居に問題があり、多くのお金が必要となったことで、再びパチンコで稼ぐことになる。一度パチンコで稼ぐことを覚えてしまうと、どっぷりとパチンコ生活に浸かってしまう場合もある。千春のようにパチンコをやる上できっちりと目標額を定め、けじめをつけることが、上手にパチンコと付き合っていくための秘訣なのかも知れない。


『パチスロで家族を養う男』

『パチスロで家族を養う男』

出典:amazon

会社勤めをせず、パチスロ一本で生きていく選択をした作者を主人公とした実録パチスロ漫画。作者の星野誠一は、2000年に娘が生まれたことをきっかけに、教育費、光熱費、食費など、生きていく上で必要な生活費全てをパチスロで稼いでいくことを決意する。家族3人の生活費をパチスロの稼ぎだけで賄うのは至難の業。しかし、星野はそれでも自分なりの必勝法を編み出し、実践していく。パチスロのプロとなり、家族を養う決意を固めた男のリアルなパチスロ生活が描かれている。

パチスロはパチンコよりも打ち手の技術や知識が必要と言われており、いかに機種のクセを把握しているかによっても結果が変わってくる。作中にはキングパルサー、コンチ4Xなど、様々な機種のパチンコ台が登場し、それぞれの攻略法が作者の日常も交えながら描かれている。所帯を持つようになると責任感も生まれるが、それを重荷に感じるか、パワーに変換できるかで、パチスロに挑むモチベーションも変わってくるもの。作者はパチスロと原稿書きにより腰痛持ちだが、それでも子供の寝顔を見て自分が何としてでも養っていかねばという気持ちを奮い立たせていく。作者のリアルなパチスロ生活や各機種の攻め方のみならず、作者の子供の可愛らしい姿や妻からの小言にクスッと笑えるシーンも満載の作品だ。


『田山幸憲パチプロ日記』

パチプロであり、パチンコ雑誌ライターでもあった田山幸憲が原作を手掛け、伊賀和洋が作画を担当したパチンコ漫画。田山幸憲は、東京大学に通っていたものの、目標のない毎日を送っていた。そんなある日、悪友の千本木と再会。連れて行かれた先でパチンコを初めて経験した田山は、ビギナーズラックも手伝って大勝し、それ以来、パチンコにのめり込むようになる。留年が決定していた東大を中退した田山のパチプロ人生が、転機となった昭和41年を起点に描かれている。

本作は、田山の原作を基に伊賀の作画で漫画化したもので、田山が無気力な大学生活にピリオドを打ち、刺激的なパチプロ生活を歩んでいく姿が描かれている。田山がパチンコを始めた頃は、まだ玉の補給は手動だったが、次第に手動式から電動式へと変わり、フィーバー機も登場。戦略も変化し続け、パチプロたちは地道な研究を続けていく。本作は作者の伊賀による迫力のあるタッチで、登場人物の心情や状況が時には荒波や海の大きな生き物たちの姿にたとえて描かれている。本作では、昭和から平成へと移りゆく時代と共に変化していったパチンコ事情についても、事実に忠実に描かれており、時代の移り変わりを感じることができるだろう。


『パチプロ探偵ナナ』

『パチプロ探偵ナナ』

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パチンコ探偵社の女性所長がパチンコで苦しんでいる人々の救済を行うパチンコ漫画。主人公の七瀬ナナは、「パチンコ探偵社セブン」の所長で、美人でスタイルが良く、仕事もできるパーフェクトウーマンだ。ナナは、大当たりがいつまでたってもひけない「ハマリ」状態に陥り破滅しそうな人々を救済している。それは、ナナの大切な人が過去にパチンコで人生を大きく狂わされたことが関係しており、ナナは究極のハマリ台、「完全ハマリ台」を探しているのだった。

パチンコは、勝ちもすれば負けもする。負けても次こそ大当たりがでるはずだと信じてお金をつぎ込む。しかし、中にはいつまでたっても大当たりがでない「ハマリ台」があり、ハマってしまうとやめ時が解らず、大負けに繋がってしまうことも多いという。そんな「ハマリ台」と言われる台でも、主人公のナナの手にかかれば当たりがでる。正に神業だ。だが、ナナはパチンコを好きでやっている訳ではなく、パチンコ探偵社を営んでいるのにも訳があった。作者の谷村ひとしはパチンコ漫画を多く手掛けており、パチンコ攻略本も出版している。驚異的な勝率で勝っていると言われており、パチンコのセンスに溢れている作者の経験とヒューマンドラマを融合させたパチンコ漫画といえるだろう。


『ロード・オブ・ザ・パチ子』

『ロード・オブ・ザ・パチ子』

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普通の女子大生が恋とプライドを取り戻すために、パチスロの神(パチ神)に弟子入りするギャンブル漫画。七星たまは、パチプロのドサ研という男に恋する女子大生。たまはドサ研の彼女になったつもりでいたが、彼は複数の女性と関係を持っており、その中の一人に過ぎなかった。ショックを受けたたまは、パチスロで見返そうとするが、たまはパチスロに関して全くの素人。そこで偶然居合わせたパチ神こと八神大至に泣きつき、弟子入りすることになる。

本作の主人公は、九州出身で方言丸出しの女子大生のたま。パチスロ初心者だが、犬並みの動体視力を武器に、パチプロを目指すようになる。作中には様々な個性豊かなパチプロが登場することも魅力の一つ。たまが弟子入りしたのは、必ず勝つことからパチ神と呼ばれている八神。いとも簡単に勝っているように見える八神だったが、その勝利は店内にある台を毎日チェックし、調子や状態を把握しておくなど、地道な努力の積み重ねによるものであり、パチスロを純粋に愛し、真摯な姿勢で向き合い、探究心を持ち続けている八神だからこそ為せる業だった。主人公がパチスロ初心者であり、パチスロのことを少しずつ学んでいくという展開のため、パチスロに詳しくない読者にも解りやすい作りとなっている。


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