近年話題のタイムスリップ・タイムリープ! おすすめアニメ7選295 Pt.

出典：Amazon.co.jp

夏休みの宿題を忘れていた主人公「阿良々木暦」は、「忍野忍」に冗談を混じえながら時間を戻して欲しいと言った。「忍野忍」は不敵に笑い、昨日に戻ろうと試みたが、11年前に飛んでしまう。そして過去の世界を満喫していたが、ふと「真宵」を助ける事を思いつき、運命を変えようと奮闘する。「物語」シリーズの中でも、今までと違ったタイムスリップの要素を含んだ『傾物語』。もちろん今までの「物語」シリーズのギャグ要素もあり、シリアスな部分も楽しませてくれる。その上でタイムスリップを行う事で起こりえる可能性を、作者「西尾維新」ならではの考えぬかれたストーリーと、アニメ制作会社「シャフト」作品らしい1話1話の繋ぎ方で視聴者を惹き込む。タイムスリップの要素が4話と短いが楽しませてくれる作品だ。

出典：Amazon.co.jp

主人公「浅井ケイ」が住む町、咲良田市に住んでいる人々の半数は能力を持ち、「能力者」と呼ばれ管理局の監視の下、平和に暮らしていた。「春埼美空」は世界を3日前の状態に戻す「リセット」という能力を使い、「浅井ケイ」が3日前に戻り再度「春埼美空」と会う事で物語が始まる。リセットを使った「春埼美空」は自らリセットした事を忘れてしまう、しかし「浅井ケイ」は自分の記憶を完全に保持し続ける能力を持っている事で、「リセット」によって巻き戻される前に自ら見聞きした事までも全て記憶している。タイムリープを主軸として、登場する能力者をうまく活用しながら進んでいくストーリーは1話1話見逃せない。各能力者の説明を「浅井ケイ」が分かりやすく語ってくれるので、とても理解しやすい作品である。

出典：Amazon.co.jp

主人公「藤沼悟」は、「リバイバル（再上映）」という能力を持ち、物語の大きな鍵となっている。悪いことが起きる数分前に時が巻き戻り、原因を取り除くまで何度でも繰り返される能力だ。母親が上京し殺されてしまった事を切口に「リバイバル」が発動し、タイムリープするが今までと違った大規模もので、「藤沼悟」の小学校時代に戻ってしまう。「藤沼悟」はそこで身の回りに起きていた悩みや事件を解き明かすが、解決出来たと思えば新たな問題が発生する。推理サスペンスらしい楽しさに加え、更にタイムリープによって生み出される新たな展開を融合させた魅力的な作品である。

出典：Amazon.co.jp

主人公「ナツキ・スバル」は、突如異世界へと召還されてしまった。そこでチンピラに襲われている所を「サテラ」と名乗る女性に助けられる。そんな彼女のお人好しっぷりを放っておけなくなり、探し物を見つける協力をすが、とある場所で死体を発見する二人。その状況から危険を察知するも、何者かに襲撃され二人は殺されてしまう――。しかし殺されたはずの「ナツキ・スバル」は、異世界で訪れた事のある場所に居た。それは、「死に戻り」の能力によるものだった。「死に戻り」とは、それまでに行っていた行動・出会った人の記憶などが、死ぬことにより初期状態に戻る能力であり、その間の出来事の記憶が残っているのは「ナツキ・スバル」ただ一人というオプション付き。まさにタイトル通りのストーリ展開に胸が躍る。「死に戻り」によるタイムスリップがどれほど過酷なものか「ナツキ・スバル」の苦悩が、声優の演技でとても魅力的に表現されている。見ていてハラハラする展開に続きが気になり、苦悩するシーンなども見入ってしまう。そして一歩先へ進んだ時の達成感や爽快感は、タイムリープ系統の作品の中でも一番なのではないだろうか。

出典：Amazon.co.jp

偶然過去へメールを送れるタイムマシンを作り出した主人公「岡部倫太郎」。彼が創設した「未来ガジェット研究所」のメンバーを増やしながら、メンバーの悩みの解決にタイムマシンを使う物語。さらに人の記憶を過去の自分に届けるタイムマシンを完成させるが、「岡部倫太郎」は命を狙われることになる。『STEINS;GATE』と言えば、2つの結末があるという、類い稀な作品である。本編内で何度も繰り返しているタイムリープの分岐が存在するように、視聴者もそれが味わえる仕掛けはとても面白い。

出典：Amazon.co.jp

主人公「伊里達遊太」はひょんな事から幽体離脱してしまう。そして、自分の住んでいるアパート「古来館」で目を覚ますが、幽体になっており、元に戻るために古代インドの聖典「ナンダーラガンダーラ」を探すことになる。アパート住人のパンチラに興奮し極限を超えて小惑星を落とし人類は滅亡する事になるが、「伊里達遊太」と「チラ之助」の幽体は時間に関する物理法則に適応されない為、タイムリープする事で人類滅亡を回避しハッピーでピースフルな未来を築こうとする。そんな展開にツッコミたいが追いつかないほどにどんどん話は進み、幽体離脱・パンチラ・タイムリープと要素を詰め込みながらも、各要素とコメディを組み合わせた魅力ある作品。時間移動系の作品にしては珍しく、笑える要素もお色気の要素も多い作品で他の作品とは違った面白さがある。特にタイムリープを生かした「伊里達遊太」が「ナンダーラカンダーラ」を手にした時の様子は必見! 胸が熱くなるシーンとなっている。一度見終わり、一通り理解した上で、視点を変えて繰り返し見たくなる作品である。

出典：Amazon.co.jp

主人公の「滝川吉野」の幼馴染「不破真広」は妹「不破愛花」を殺した犯人を追う復讐の旅の途中、偶然にも拾ったメッセージボトルで魔法使いの姫「鎖部葉風」と通信魔法で契約を交わす。「滝川吉野」は「愛花」の墓参りの時に襲われている所を、「真広」に助けられ再会を果たし、「真広」の復讐に同行する。この作品において、復讐・恋愛・魔法使い同士の戦闘・「滝川吉野」の考え方と面白い要素が多い。時間移動を主軸としている訳ではないが、タイムリープの場面は予想外の展開で視聴者によって、受ける印象が違うのではないだろうか。是非各々が受ける印象を楽しんで頂きたい作品である。