「干柿鬼鮫」の使用忍術一覧‼98 Pt.

「霧隠れの怪人」「尾の無い尾獣」とも呼ばれている「干柿鬼鮫」。外見は鮫そのもので、使用している忍術のほとんどが「水遁」系の術となっている。「チャクラ」量の多さに比例して、規模の大きい術が多いのが特徴だ。

鮫をかたどった水弾を飛ばす術。術者が入り込んで高速で移動することも可能である。「チャクラ」を吸収する能力を持ち、より大きい「水鮫弾」を対象に飛ばす「大鮫弾の術」も使用している。

体内で練り上げた「チャクラ」を大量の水に変えて口から吐き出し、敵を押し流すと共に辺り一面を水で覆ってしまう術である。 水の無い場所では不利になってしまう「水遁」使いが術を発動しやすくすることができる。この術の強化版である「水遁・大爆水衝波」は、水量が凄まじく巨大な水のドームをつくりだした。術者を中心に水も移動するため水中で術者より早く移動できない限りいずれ窒息する。大刀「鮫肌」と融合することで水中での呼吸を可能にする「干柿鬼鮫」ならではの術と言えよう。

巨大な水牢を形成し、敵を捕獲して閉じ込める。そして自身は大刀「鮫肌」と融合した半魚人となり、相手の「チャクラ」を削り取りながら弱らせて生け捕りを行う術。「暁」の目的である「人柱力」の生け捕りを彼が行う際には、この術が使われていた。

五本の指先から水中に「チャクラ」を流し込み、水中に五匹の鮫のような形の気弾を出現させて敵を襲う。五匹の鮫は標的の周囲を高速で旋回しながら激流を起こし、対象に突進攻撃を行う。一匹の鮫の突進の威力は水中の岩を粉々にするほどである。

契約している動物は鮫。地上では「チャクラ」で水遁を纏って動く。「ガイ」との戦いの後、己の守ろうとするものの為に鮫を「口寄せ」したシーンは、彼の一人の忍としての信念を感じることができる。