軍人美少女が登場するアニメ386 Pt.

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「日本帝国斯衛軍」の中尉。武家で軍人一家のエリートパイロット。規律正しく真面目で融通が効かない所もあるが、主人公「ユウヤ・ブリッジス」と知り合い、打ち解けて行き、次第に女性らしさや柔軟な発想が出来るようになって行く。戦場での恋愛は難しいが、困難ゆえに盛り上がる。そんな軍人たちの恋愛物語でもあり、ハードな生存競争を描く戦記物の両方を楽しめる作品になっている。他にも多数の女性パイロットが登場し、同じく各自の恋愛事情と戦場での生き残り競争が描かれる群像劇にもなっている。元々はゲームで「マブラヴシリーズ」と呼ばれている。

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「アランダス連合王国」の独立第八部隊のパイロットで階級は軍曹。新兵である主人公「ススム・トキムネ」の上官で同じ戦闘チームとして共に戦う。腕の良いパイロットだが、気が強く、上官に反抗的で、幾つもの部隊を追い出されてこの第八部隊に流れ着く。一方姉御肌で面倒見が良い面もある。物語は最新鋭機「アルジェヴォルン」に搭乗する主人公の成長物語でもあり、機密情報の塊である「アルジェヴォルン」の開発の裏に隠された謎解き物語でもあり、隊員たちの人生ドラマでもある。これらの複合する題材がバランス良く散りばめられ、次の話が気になり、続けて見たくなるストーリー。展開も巧妙で、完成度の高い作品になっている。

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この作品のヒロインで長く赤い髪が特徴的な17歳。主人公「イクタ・ソローク」とは旧知の仲で良き理解者である。質実剛健だが、ユーモアを解さないわけではない。卓越した戦略眼、用兵手腕、統率力、戦闘力を発揮し、最悪の状況を脱し、常勝の部隊を作り上げて行く。兵法などの知的戦略性の高い物語でもあり、個人個人の戦場での活躍を描くバトル系作品でもあり、敵軍との駆け引き、騙し合い、策謀の応酬が繰り広げられる戦術の面白さを体現できる作品にも仕上がっている。しかし、決して難しい作品ではなく、地に足の着いた現実味と人間味に溢れ、ドラマ性も高く、満足感も高い。気がつくと主人公たちと一緒の部隊に属して一緒に戦っている気持ちで視聴できる。

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界は超大型兵器「オブジェクト」同士が戦う時代。その「オブジェクト」に搭乗する「正統王国」軍のパイロットがこの「ミリンダ＝ブランティーニ」で階級は中尉。小柄で金髪でボブヘアー風の髪形に色白と、思わず守ってあげたくなるような容姿であり、「お姫様」と呼ばれている。普段ぼんやりとした表情が多いが、戦闘中においては真剣で百戦錬磨の腕前でそのギャップがいい。本来は弱点がないはずの完璧な兵器「オブジェクト」が破壊され、戦場は均衡状態が崩れ、世界情勢は動き出す。兵士とオブジェクト1機による戦闘物語であるが、軍組織の策謀や国家間の駆け引きもある政治ドラマでもあり、それらを動かしている人々の人間ドラマでもある。色々な楽しみ方が出来るが、困難な戦況の中で活躍する主人公たちが勝利を得る爽快感が一番楽しい。

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この作品のヒロインで主人公「ウェルキン・ギュンター」が率いる義勇軍に属する偵察兵で、パン職人になる夢を持つ明るく前向きな心優しい19歳の少女。正義感が強く、しっかり者で世話好きだが、その実態は戦況を一変させる超戦闘力を持つ「ヴァルキュリア人」の末裔でもある。他にも個性豊かな仲間たちと戦車「エーデルワイス号」の活躍とウェルキンの奇策で義勇軍は戦場を有利にし、その存在が敵味方共に注目されていく。強力な敵軍と将兵、生と死が隣り合わせの中で戦う戦場の厳しさ、義勇軍に属する各自の人間ドラマなどが詰まった王道の戦記物語になっている。舞台背景は欧州の第一次世界大戦時期をモチーフにしており、リアルさと分かりやすさも忘れていない。元々ゲームでは「ウェルキン」以外の部隊を扱った別物語も存在する。

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地球軍勢力「ケイオス」に属するヴァルキリーパイロットで階級は少尉。主人公「ハヤテ・インメルマン」と同じΔ小隊で戦う。かつてのエースパイロット「マクシミリアン・ジーナス」と「ミリア・ファリーナ・ジーナス」の孫にあたる。パイロットとしては優秀だが、生真面目で融通が利かず、戦果は芳しくないが、主人公と知り合い、互いに触発され、成長して行く。「マクロスシリーズ」らしく、この作品も「歌」がテーマになっているが、今回は5人組ユニット「ワルキューレ」が登場し、メンバー一人一人の物語も描かれている。他にも敵軍「ウィンダミア王国」の内情やそのエリート部隊「空中騎士団」の各パイロットの人間ドラマも丁寧に描かれており、深みのある作品になっている。そして「マクロスシリーズ」で忘れてはならないヴァルキリー同士のドッグファイトも満載で見所になっている。

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この作品のヒロインで最終兵器。なぜ彼女が兵器なのか、敵は誰で何が目的なのか、謎だらけの作品であるが、メインテーマは、主人公「シュウジ」と「ちせ」の悲しい恋愛物語。美しい映像と洗練された兵器デザインと切なく報われない若い男女の悲哀と純愛をリアルな戦場と叙情的な2人の世界を見事に描いている芸術的作品になっている。謎を解く事だけが物語ではない。受け入れがたい現実に直面した2人の精神世界を一緒に体感し、戦争の儚さ、虚しさ、恐ろしさを知る叙情詩としての映像文学として楽しむのが望ましい。