『けものフレンズ』図鑑!「ツチノコ」編277 Pt.

TVアニメ『けものフレンズ』に登場するキャラクターをご紹介。今回は、謎に包まれた未確認生物「ツチノコ」のフレンズである「ツチノコ」をピックアップ。学術上に諸説ある「ツチノコ」の記述と共に彼女の生態をご紹介していこう。

日本に古来より生息すると言われている未確認生物。「ツチノコ」という呼び名は元々京都などで用いられていた方言であり、地域によって「バチヘビ」「ノヅチ」「タテクリカエシ」「ツチンボ」「ツチヘビ」「土転び」など、その呼称は様々。胴が太い「ヘビ」に似た形態をしているとされ、非常に素早い動きらしく、日本全国で目撃例はあるものの未だその姿は確認されていない。また跳躍力に優れているのか、5mの高さを跳んだという話もあれば、前方2m以上や10m跳ぶという説も存在する。移動方法には、尺取虫のように体を屈伸させて進むというものや、尾をくわえて輪になり転がっていくというものがあるとされるが、その真意は定かではない。他にも、いびきをかいたり猛毒を持っていたり、味噌やスルメ、頭髪を焼く臭いを好むなど、不確かな説がいくつも存在している。

「ヘビ」の頭部のようなパーカーと素足に履いた一本下駄が特徴的なフレンズ。自身の事を「オレ」と呼び、乱暴な男口調を用いて話すタイプで、相手に対してもつっけんどんな態度を取りがち。しかし、その実非常に人見知りかつ恥ずかしがり屋な性格で、物陰や薄暗い場所に隠れているのを好み、作中でもそうして隠れては他のフレンズから不思議がられ「落ち着くんだよ!」と言い返すという場面が描かれていた。「ジャパリパーク」に存在する迷宮などの建造物を“貴重な遺跡”と称して調査しており、「サーバル」達と出会った迷宮内で「ジャパリコイン」を発見した際には、それが何であるかを「サーバル」達に興奮した様子で熱く語っている。そういった事からも博識である事が窺えるが、他にもその言葉の端々からは「ジャパリパーク」の事や「かばん」の正体など色々な事情に精通している事が見て取れる。