師弟関係のキャラクターがいるアニメ5選656 Pt.

武術、スポーツなど、師弟関係のキャラクターがいるアニメを紹介する。

作成日時:2017-03-22 16:00 執筆者:マンガペディア公式

師弟関係のキャラクターがいるアニメ5選

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概要

師匠と弟子という関係は、恋人や兄弟とはまた違った「萌え」の1つであると言える。今回は、師弟関係のキャラクターがいるアニメ5つを紹介しよう。

『ワンパンマン』より「ジェノス」と「サイタマ」

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3年間の特訓により無敵の力を手に入れ、趣味でヒーローをしている男、「サイタマ」。あらゆる敵をパンチ一発、つまりワンパンで倒すほどの実力を持っている。ある日、「モスキート娘」という敵と戦っていたサイボーグの青年「ジェノス」が、たまたま偶然居合わせた「サイタマ」と出会い、絶体絶命のところを助けられた。それ以来、彼の強さに憧れて弟子入りし、「サイタマ」を「先生」と呼び慕い、彼の自宅に住み込みまでして身の回りの世話をしている。
「ジェノス」は「サイタマ」に盲目といえるほど傾倒しており、「サイタマ」を侮辱する者、危害を加えようとする者を許さない。一方、「サイタマ」は「ジェノス」が弟子にしてくれと押しかけてきた当初は迷惑そうだったが、「先生」と慕う「ジェノス」のために、師匠のように振る舞い、先走る「ジェノス」を諫める姿も見られる。「サイタマ」が作中で自分が強くなった理由を「ジェノス」に教える描写があったが、納得してもらえなかったようだ。また、「サイタマ」自身も異常なほど強くなった理由を理解していないので、思うようなアドバイスが出来ず、いささか適当であった。しかし、「サイタマ」は自ら汚れ役を買ってでるなど、自己犠牲をも厭わない強さと、ヒーローとしての強い信念を持っている。「ジェノス」は、「サイタマ」の強さだけではなく、そのヒーローとしての在り方に感銘を受け、弟子として彼に師事しているのだ。

『バケモノの子』より「熊徹と」と「九太(蓮)」

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9歳の少年「蓮」は、両親が離婚し、親権を取った母親が交通事故で急死してしまう。両親の代わりに親戚が彼を引き取ることになったが、引っ越しの最中に「蓮」は逃げ出し、渋谷を彷徨っていた。そこで偶然出会ったのが、バケモノの世界「渋天街」から弟子を探しにやって来た「熊徹」だった。独りでも生きていける強さを求め、「蓮」は紆余曲折を経て、「渋天街」で「熊徹」と暮らし、武術の稽古に励む。「九太」という名前は、「蓮」が年齢しか告げなかったため、「熊徹」に勝手に名付けられたもの。当初は性格が合わず、「熊徹」と「九太」はいがみ合うばかりだった。「熊徹」は独学で武術を学んだせいで技術に荒削りなところがあり、師匠として教え方も上手いとは言えず、また口が悪く乱暴でデリカシーもない。身寄りのない「九太」を引き取って育てているところを見れば、優しいところがあるのは分かるが、自身のそんな振る舞いもあってそれが伝わり難いのだろう。「九太」の方も、粗暴な「熊徹」に反発し、武術を学ぼうとするも上手くいかず、身の回りのことがひとりで出来なかったが、「熊徹」の旧友「百秋坊」に助言を貰ってからは、家事など普段の生活では師匠の「熊徹」の役に立てるほどになっていく。心身共に、お互いが成長した「熊徹」と「九太」は、家族のような師弟だと言える。

『ユーリ!!! on ICE』より「ヴィクトル・ニキフォロフ」と「勝生勇利」

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主人公「勝生勇利」はフィギュアスケート特別強化選手。実力はあるものの、初出場したグランプリファイナルで惨敗。その後の大会も振るわず、スケートのために留学していた大学を卒業したのをきっかけに、彼は失意の中で故郷の九州へ帰郷する。「現役続行と引退はハーフハーフ」と引きこもっていた「勇利」の下に、憧れの人「ヴィクトル・ニキフォロフ」が現れ、「勇利」のコーチになると申し出るのだが……。
「勇利」はメンタルが弱く、本番でプレッシャーに負けて自滅しなければ、かなりの実力を持っており、武器である独特のリズム感を持つ唯一無二のステップは、「ヴィクトル」がコーチをしたいと思うきっかけにもなったほど。その「ヴィクトル」は世界選手権5連覇中の「リビング・レジェンド」と称されるフィギュアスケーターであり、そのセクシーな外見から近寄りがたく見えるが、本人はマイペースでお茶目。コーチとしてももちろん優秀で、相手の長所を見抜く観察眼とそれを伸ばす指導力、笑顔で相手の欠点を指摘する厳格さも持ち合わせている。まさしく天才なのだが、とある悩みを抱えており、その時「勇利」が自分のFSプログラムを滑る動画を見て、何か刺さるものがあったようでコーチを申し出るに至った。憧れの選手からの指導が受けられる、というまさに夢のような出来事から、「勇利」がどのように成長するのか、「ヴィクトル」もコーチをして何を感じたのか、師弟としての愛や絆を十分に感じられる作品だ。

『昭和元禄落語心中』より「八代目有楽亭八雲」と「与太郎」

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舞台は昭和50年頃。刑務所の落語慰問会で見た「八代目有楽亭八雲」の演じる「死神」に感動した主人公「強次」は、出所したその足で寄席に赴き、「八雲」に弟子入り志願する。拝み倒して住み込みの弟子となった「強次」は、「与太郎」の名を与えられ、「八雲」の下、芸を磨いていく事になるのだが……。
「与太郎」は自他共に認めるお調子者であり、世間知らずで間抜けな面があることから「与太郎」という芸名を賜った。天真爛漫で人懐っこく、他者に共感出来る優しさを持った、どこか憎めないキャラクターで、教養が浅いものの、落語への強い情熱を持っている。師匠の「八雲」は「昭和最後の名人」と言われる落語家で、今まで弟子を取らなかったが、何の気まぐれか「与太郎」を弟子に取る事に。繊細かつ神経質であり、芸や礼儀作法には人一倍うるさく、辛辣で嫌味な物の言い方もしばしば目立つ。「八雲」自身、苦悩に満ちた半生を送っており、落語に対して彼なりの強い思いを抱いている。作中の「与太郎」と「八雲」の3つの約束や、「八雲」の今に至るまでの背景など、目を離せないものばかり。2人の師弟の根底にあるのは落語への深い愛である。

『鬼灯の冷徹』より「白澤」と「桃太郎」

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「白澤」は天国の桃源郷に住む神獣で漢方の権威。生薬に精通しており「うさぎ漢方極楽満月」を経営していて、部類の女好きかつ浮気性を除けば、腕のいい薬剤師である。その彼に師事しているのが、鬼退治で有名なあの「桃太郎」である。元々は天国にお供といたのだが、過去の栄光を忘れられず、わざわざ地獄にやって来て鬼退治をしようと目論んでいた。ところが、主人公「鬼灯」の前に敗北し、後にお供と別れて「極楽満月」に就職。作中では薬剤師の資格を取ろうと日々勉強しており、将来は自分のブランドの漢方薬を作るといった、立派な目標を抱えている。「白澤」がだらしない雇い主かつ上司でもあるため、世話を焼いているうちに家事能力など「主夫」としての能力があがった模様。だらしない上司と出来る部下のような関係が見られる師弟である。

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