概要・あらすじ
サラリーマンの伊東秀彦は、5年前に倒れた父親と、妻の康子、そして息子の智彦の4人家族で、平穏な日々を送っていた。ある日、康子がスーパーの階段から足を滑らせて骨折、1ヶ月の入院生活となった。父親の介護を妻に任せきりだった伊東秀彦は、介護の困難さを知る。
登場人物・キャラクター
伊東 秀彦 (いとう ひでひこ)
中年サラリーマン。5年前に倒れた父親の介護をするため、実家で同居する。父親、妻の康子、小学生の息子・智彦の4人暮らし。父親の介護については妻の康子に任せきりで、介護ノートの存在も知らなかった。
父
伊東秀彦の父親。かつては教師職についていた。厳格で真面目な人柄。5年前に倒れて以来、ベッドに寝たきりになっている。
康子 (やすこ)
伊東秀彦の妻。義父の在宅介護を5年間担当してきた。スーパーの階段から足を滑らせて骨折し、1ヶ月の入院となる。