概要・あらすじ
春、出会いの季節である4月。輝日南高校でも新しい出会いに期待する生徒たちが、男女問わずクラス替えの発表を待っていた。今年、彼女・彼氏ができるのは誰?
登場人物・キャラクター
真田 光一 (さなだ こういち)
輝日南高校2年A組の男子。黒髪。映画研究部に所属。相原一輝、相原菜々、水澤摩央、とは幼馴染。小説家を目指すも、特にそれについて勉強をしているわけではない。自分では認めないが、内向的で優柔不断な性格である。 家では、フランス帰りの摩央に部屋を貸しているため、彼女に対して多少意識する面もある。1年の時から同じクラスの星乃結美に想いを寄せている。
相原 一輝 (あいはら かずき)
輝日南高校2年A組の男子。茶髪。相原菜々は妹である。真田光一、水澤摩央、とは幼馴染。映画研究部とサッカー部に所属しているが、サッカー部では、ほぼ補欠。映研にいることが多い。しかし、プロサッカーを目指す咲野明日夏からは、個人練習に付き合わされる。 また天才少女二見瑛理子の話し相手にもなっている。優柔不断であるものの、一度決めたら即行動という面もある。
星乃 結美 (ほしの ゆうみ)
輝日南高校2年A組の女子。栗色の長い髪に白のハイソックス姿。読書好きで、おとなしく控えめな少女。図書委員を務めている。掃除や片づけなど、目だたないがクラスへの貢献度は高い。読書量が多く、本から得た知識が豊富である。 チョコレートと玉子を使った料理が好きで、煮物が得意。
咲野 明日夏 (さきの あすか)
輝日南高校2年A組の女子。運動神経抜群のスポーツ少女。髪型はポニーテール。女子サッカー部がないため、男子サッカー部に所属。実力は男子以上あるものの、公式戦には出してもらえない。その時には、外からの司令塔となる。 将来はプロを目指している。勉強と恋愛は苦手である。
栗生 恵 (くりゅう めぐみ)
輝日南高校2年A組の女子。黒髪のツインテールで白のソックス。家が柔道道場をやっているため柔道二段。また、父に厳しく育てられ、「規律の乱れは心の乱れ」という座右の銘を持ち、風紀委員に立候補した。真面目で、規則・規律の乱れを嫌い正義に生きている。
柊 明良 (ひいらぎ あきら)
輝日南高校2年A組の男子。映画研究部のリーダーである。成績優秀、運動神経抜群、友達思いで冷静沈着。モテる要素しかない彼は、特に決まった彼女はいない様子。輝日南高校女子の基本データは全てチェックしているという有能なアドバイザー。
二見 瑛理子 (ふたみ えりこ)
輝日南高校2年C組の女子。黒髪のロングヘアに黒のハイソックス。IQ190以上という、輝日南高校創設以来の天才少女。そのため周囲から物珍しい目で見られることが多く、徐々に人目をさけるようになった。 現在、孤独が好きである。教師は期待しているものの、本人は学校の授業は物足りず、サボリが多い。
祇条 深月 (しじょう みつき)
輝日南高校2年C組の女子。黒髪のボブヘアで白のソックス。由緒ある名家・祇条家の跡取り娘で「深窓の令嬢」。幼い頃からバレエ、ピアノなどのお稽古事の英才教育を受けており、朝はリムジンで登校。帰りは車が迷惑になるので徒歩で下校する。 穏やかな物腰で話をするが、伝えたいことはちゃんと主張する意志の強さがある。
水澤 摩央 (みずさわ まお)
輝日南高校3年C組の女子。栗色の髪をおさげにし、黒のハイソックスをはいている。フランスからの帰国子女。校内でもトップクラスのルックスであるが、気さくで面倒見の良い性格。クラスの友達とも仲が良い。 現在、2年A組の真田光一の家に居候している。
甲斐 栄二 (かい えいじ)
輝日南高校3年C組の男子。サックス奏者を目指しているため、大学進学を考えていない。そのため、受験一色の3年のクラスでは少し浮く存在となっている。クラスの仲間とは話が合わないためか、口数が少なくぶっきらぼうである。 音楽の話では口数が増える。
里仲 なるみ (さとなか なるみ)
輝日南高校1年A組の女子。ショートヘアで、明るく元気な性格。家はうどん屋を営んでおり、本人もおいしいうどんを作り、お店を継ぎたいと思っている。うどん同好会を作るなど行動力があり、積極的。「ジュリエッタちゃん」というキビナガエルのぬいぐるみを連れている。
相原 菜々 (あいはら なな)
輝日南高校1年A組の女子。2年A組の相原一輝の妹。お兄ちゃん大好きっ子で、甘えん坊。「イワオくん」というキビナガエルのぬいぐるみを持ち歩いている。まだ、お子ちゃま感がある。
川田 知子 (かわだ ともこ)
輝日南高校3年C組の担任で女性教師。水泳部と映画研究部の顧問であり、現代国語を教えている。生徒達と年齢が近く、気さくに相談できるため人気がある。