概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
高須 竜児 (たかす りゅうじ)
面倒見が良いなど心優しく、真面目で成績優秀、几帳面で家事万能な好青年。趣味は掃除。だが、父親譲りの目付きの悪さがコンプレックスであり、それゆえ周囲からはヤンキーと勘違いされがちである。クラスメイトの櫛枝実乃梨に恋をしており、実乃梨の親友である逢坂大河とはふとしたことからお互いの恋愛事情を共有し、応援しあう関係となる。 父親は蒸発しており、母親の泰子と古アパートの2階で二人暮らし。 大河の住む高層マンションとは隣接しており、ベランダを介して隣同士と言える関係から、生活能力のない大河の日々の面倒も見るようになる。
逢坂 大河 (あいさか たいが)
小柄で端正な顔立ちという人形の様なルックスながら、ワガママで短気、凶暴極まりない性格から、名前をもじって「手乗りタイガー」と称される美少女。一方で女の子らしい部分も多く、基本的にはドジっ娘であり、泣き虫。 高須竜児の親友である北村祐作に片思いをしており、北村のこととなると途端にシャイになる。間違えて北村宛のラブレターを竜児の鞄に入れてしまい、それを取り返すために高須家へと乗り込んだことがキッカケで、竜児とつるむようになる。 高層マンションの一室で一人暮らしをしており、高須家とはベランダを介して隣同士。
川嶋 亜美 (かわしま あみ)
高須竜児たちのクラスに転校してきた、北村祐作の幼馴染。母親は女優、自身もモデルとして名の知れる美少女であるが、訳あって芸能活動を休止し転校、現在は伯父夫婦の家へと下宿をしている。 普段は明るく優しい性格を装っているが、本性は強烈なまでの傲慢さと毒舌を持ち合わせる腹黒娘。表の顔は大河によって「誰にでも尻尾を振るバカチワワ」に例えられ、略して「ばかちー」呼ばわりされている。 一方で歳相応の繊細な一面も持ち合わせており、竜児たちとの出会いを通して素の自分を曝け出しながら、成長していく。
北村 祐作 (きたむら ゆうさく)
高須竜児の親友で、ルックスゆえに勘違いされがちな竜児の良き理解者。クラス委員長及び生徒会の副会長、更には男子ソフトボール部部長まで務める優等生であるが、所々で少しズレた性格をしている。 かつて逢坂大河に告白をしたことがあるが玉砕しており、現在では逆に大河から想われる立場となったが、あくまで友人としての立場を崩そうとはしない。
インコちゃん
高須家で飼われているブサイクなインコ。流暢に言葉を発することが出来、時折まるで人語を理解しているかのような絶妙なタイミングで茶々を入れるが、何故か自分の名前だけはうまく発声することが出来ない。
櫛枝 実乃梨 (くしえだ みのり)
逢坂大河の親友で、女子ソフトボール部のキャプテンを務める、高須竜児の想い人。日々部活に勤しむ傍ら、多数のバイトを掛け持ちする勤労少女でもある。明るく笑顔が眩しいムードメーカーであるが、超がつくほどのマイペースであり、事ある毎に口調は代わり、また活発過ぎて暑苦しいまでの熱血漢。 一方で素の性格は少し異なっており、川嶋亜美からはその点を見透かされている。