ある魔女が死ぬまで

ある魔女が死ぬまで

雨霰けぬの代表作で、坂の小説『ある魔女が死ぬまで』のコミカライズ作品。舞台は魔女と人間が共生するイギリス。魔女のメグ・ラズベリーは、ある日突然、魔法界トップの七賢人に名を連ねる魔女のファウストに余命一年を宣告される。一年後に命を落としてしまう呪い「死の宣告」を解除するのに必要となる、千人分の嬉し涙を集めるためのメグの冒険を描いた、奇跡の師弟愛ファンタジー。KADOKAWA「電撃コミック レグルス」で2023年3月より連載。原作小説は2021年12月にKADOKAWA「電撃の新文芸2周年記念コンテスト ―編集者からの4つの挑戦状―」《熱い師弟関係》部門で大賞を獲得している。2025年に原作小説のテレビアニメが放送。メグ・ラズベリーを青山吉能、ファウストを榊󠄀原良子が演じる。

正式名称
ある魔女が死ぬまで
ふりがな
あるまじょがしぬまで
原作者
漫画
ジャンル
ファンタジー
 
ヒューマンドラマ
レーベル
電撃コミックスNEXT(KADOKAWA)
巻数
既刊3巻
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

メグ・ラズベリー

イギリスに住む見習い魔女で、ファウストの弟子。濃い赤毛をロングヘアにしており、黒っぽいローブをまとった少女。両親を亡くしてからは、ファウストに引き取られて穏やかな生活を送っていたが、17歳の誕生日にファウストから突然、「死の宣告」の呪いがかけられているため、余命一年であることが告げられる。死の宣告の呪いとは、生まれつきの持病のようなもので、18歳になると体内時計の制御が効かなくなり、通常の千倍の速さで老いていくというもの。この呪いを解除するため、「命の種」の材料となる千人分の嬉し涙を集めることになる。明るくポジティブな性格だが、まだファウストに恩返ししていないことに未練を感じている。

ファウスト

イギリスに住む熟練の魔女で、メグ・ラズベリーの師匠。白髪のロングヘアを大きなお団子状にまとめ、かんざしを挿している老婆。口うるさく、人使いが荒いところがあるが、魔法界を束ねる「七賢人」の一人で、魔女としての技量は高く、町の人々からも尊敬や親しみを寄せられている。メグが17歳を迎えた日に、彼女が「死の宣告」によって余命一年であることを告げ、メグのために体内時計を止める「時魔法」を使って、不死になれる「命の種」の存在を伝えた。

クレジット

原作

書誌情報

ある魔女が死ぬまで 終わりの言葉と始まりの涙 3巻 KADOKAWA〈電撃コミックスNEXT〉

第1巻

(2023-07-27発行、 978-4049151541)

第2巻

(2024-07-26発行、 978-4049158229)

第3巻

(2024-09-27発行、 978-4049159325)

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