いぬねこ動物病院日記

いぬねこ動物病院日記

とある住宅街にある動物病院で働く新米看護師のとみたと、個性豊かな動物たちとの交流の日々を描いたコミックエッセイ。「第4回コミックエッセイ」プチ大賞受賞作品。

正式名称
いぬねこ動物病院日記
ふりがな
いぬねこどうぶつびょういんにっき
作者
ジャンル
動物病院
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あらすじ

第1巻

とある動物病院の新米看護師であるとみたは、いつものように出勤した際、同僚の看護師から「今日すごいよ~」と聞かされる。その言葉が気になったとみたが見たのは、入院している動物がした排泄物の山だった。(第1話「今日も一日」。ほか、152エピソード収録)

登場人物・キャラクター

とみた

動物病院に勤めている新米看護師の女性。動物好きが高じて看護師になった。獣医の診察補助のほか、フードや薬の管理を任されている。看護師になってからまだ日が浅く、さまざまな面が未熟なために当初はミスも多かった。しかし、先輩看護師のフォローにより、徐々に一人前の看護師へと成長していく。同じ専門学校出身で同期のアズマのことを少しライバル視していたが、のちになかよくなる。動物全般が好きだが特に猫が大好きで、太めの白黒が好み。好物はスパイスの効いたカレー。実在の人物、とみた黍がモデル。

オカモト

動物病院に勤めている看護師の女性。とみたの先輩。年齢はとみたの二つ上で、明るく元気でパワフルな性格をしている。獣医の診察補助のほか、手術室や器具の管理を担当している。病院で飼っている犬のえいたろうに2回嚙まれれた経験があるが、立ち直りが早いために全然気にしていない。動物全般が好きだが、特に黒猫が好き。

アズマ

動物病院に勤めている看護師の女性。とみたの同期。無口な性格なため、一見すると何を考えているのかがわかりにくい。とみたとは同じ専門学校出身ながらクラスが別だったため、会話したことはなかった。嚙み犬のえいたろうにスムーズにリードを付けられることから、とみたからは密かにライバル視されていた。

院長

動物病院の院長を務めている獣医の男性。獣医の数が少ないため、多忙な日々を送っている。ややドライで落ち着いた性格をしている。犬が大好きで、特にボストンテリアフレンチブルドッグが好み。好きな犬種を診察するとテンションが上がり、カルテについつい似顔絵を描いてしまうほどメロメロになる。

フジイ

動物病院に勤めている看護師長の女性。とみたの先輩。眼鏡をかけた上品な容姿のベテランで、動物の扱いにも長けている。まじめな性格で自分に厳しく、さらに勉強熱心なうえに面倒見がいい。そのため、院長やほかの看護師からも慕われているお母さん的な存在。

えいたろう

とみたが勤めている動物病院の2階で飼われているダルメシアンのオス。年齢は3歳。精悍な顔つきと立派な体格をしているが、酷い嚙み癖があり、病院の看護師も手を焼いている問題児。とみたも当初はおやつで気を引くことで、時間をかけて関係を深めていくことを計画していたが、とみたのミスで腕を嚙まれてからは心の距離が広がってしまう。おもちゃの「イチゴちゃん」を気に入っており、一度くわえると絶対に離さない。子猫が大好き。

もんじろう

とみたが勤めている動物病院の2階で飼われているオス猫。まだ目も開いていない生まれてすぐの状態で動物病院の前に捨てられていたため、成り行きから病院で面倒を見ることになった。小さい頃からほかの動物を数多く見てきたため、どんな動物に会っても平然としている。カギ尻尾を持っている。

うーさん

とみたが勤めている動物病院の2階で飼われている黒い兎。性別は不明。カゴから出すと部屋を走り回り、一心不乱に干し草を食べている。病院で飼われている動物の中では古参で、えいたろうが吠えてもまるで動じない。

ダイヤ

ミニチュアダックスフンドのメス。推定年齢は4~5歳。ペットホテルの従業員が、妊娠した状態のままのダイヤを病院まで連れてきた。しかしお腹の子犬は助からず、ダイヤ自身の右足の先も壊死してしまう。紆余曲折の末、病院で飼われることになる。人間が大好きで、相手が誰であってもすぐに腹を見せる。気に入った相手を延々と舐め続ける癖があり、そのためにもんじろうから嫌われている。

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