うみべのストーブ 大白小蟹短編集

うみべのストーブ 大白小蟹短編集

作者・大白小蟹の初単行本となる短編集。舞台は現代の日本。ずっと一緒にいたいと願ったえっちゃんとスミオが一年後に別れてしまい、スミオを隣で見守り続けてきたストーブが、傷心の彼を海に連れ出す様子を描いた表題作『うみべのストーブ』、トラックドライバーの千夏と雪女の雪子の友情を描いた『雪子の夏』、ある日不意に夫が透明人間になる『きみが透明になる前に』など、日常生活とファンタジーが交錯する全七編を収録。各話の最後には、作者による短歌が添えられている。『うみべのストーブ』(2021年7月)、『雪子の夏』(2022年5月)、『きみが透明になる前に』(2022年9月)、『雪を抱く』(2022年1月)『海の底から』(2022年7月)をリイド社「トーチweb」に掲載。『雪の街』(2018年5月)を自費出版、『たいせつなしごと』(2021年6月)を作者のSNSにて公開。

正式名称
うみべのストーブ 大白小蟹短編集
ふりがな
うみべのすとーぶ おおしろこがにたんぺんしゅう
作者
ジャンル
日常
 
ヒューマンドラマ
レーベル
トーチコミックス(リイド社)
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

スミオ

『うみべのストーブ』の主人公。えっちゃんと出会い、一生彼女の側にいたいと思って同棲を始める。一年後、えっちゃんの誕生日をケーキで祝うが、彼女は泣きながらスミオへの不満をぶつけ、出ていってしまう。後悔と傷心からふさぎ込むうち、一人暮らしを始めた時からずっと一緒にいるストーブから声をかけられる。

えっちゃん

『うみべのストーブ』の登場人物。スミオと同棲を始めた女性。一年後、スミオから誕生日のケーキでお祝いされるが、言葉足らずの彼に対し、不満をつのらせていたことを口にし、出ていってしまう。

書誌情報

うみべのストーブ 大白小蟹短編集 リイド社〈トーチコミックス〉

(2022-11-25発行、 978-4845861439)

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